TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025137493
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2025036807
出願日2025-03-07
発明の名称フルオロポリマーの製造方法および水性分散液
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人とこしえ特許事務所
主分類C08F 14/18 20060101AFI20250911BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】親水基を有する含フッ素化合物の含有量が少ないフルオロポリマーの製造方法を提供すること。
【解決手段】重合開始剤、テロゲン性を有する化合物および水性媒体の存在下に、フルオロモノマーを重合することにより、フルオロポリマーを得るフルオロポリマーの製造方法であって、前記重合開始剤が、疎水性の一次ラジカルを発生させる重合開始剤である製造方法を提供する。
【選択図】 なし
特許請求の範囲【請求項1】
重合開始剤、テロゲン性を有する化合物および水性媒体の存在下に、フルオロモノマーを重合することにより、フルオロポリマーを得るフルオロポリマーの製造方法であって、
前記重合開始剤が、疎水性の一次ラジカルを発生させる重合開始剤である製造方法。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記重合開始剤が、水溶性である請求項1に記載の製造方法。
【請求項3】
前記重合開始剤が、レドックス開始剤である請求項1または2に記載の製造方法。
【請求項4】
前記一次ラジカルが、非パーフルオロアルキルラジカルまたはパーフルオロアルキルラジカルである請求項1または2に記載の製造方法。
【請求項5】
前記一次ラジカルが、パーフルオロアルキルラジカルである請求項1または2に記載の製造方法。
【請求項6】
前記一次ラジカルが、炭素数が1~7の一次ラジカルである請求項1または2に記載の製造方法。
【請求項7】
前記レドックス開始剤が、含フッ素アルキルスルフィン酸またはその塩、および、前記含フッ素アルキルスルフィン酸またはその塩を酸化することができる酸化剤から構成される請求項3に記載の製造方法。
【請求項8】
前記フルオロモノマーが、テトラフルオロエチレンである請求項1または2に記載の製造方法。
【請求項9】
前記フルオロモノマーが、テトラフルオロエチレン、または、テトラフルオロエチレンおよびテトラフルオロエチレン以外のフルオロモノマーである請求項1または2に記載の製造方法。
【請求項10】
前記フルオロポリマーが、フッ素樹脂である請求項1または2に記載の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、フルオロポリマーの製造方法および水性分散液に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、過フッ素化モノマー、フルオロアルキル基中に1~3の炭素原子を有するフルオロアルキルスルフィン酸またはその塩、および、フルオロアルキルスルフィン酸またはその塩を酸化することができる酸化剤を含む水性混合物を調製し、フリーラジカル条件下で過フッ素化モノマーを重合させて、フルオロポリマーの水性分散液を調製するフルオロポリマーを製造するプロセスであって、重合上がりのフルオロポリマーの水性分散液中のパーフルオロオクタン酸またはその塩の量が、フルオロポリマー1グラム当たり25ナノグラム以下であるプロセスが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2022/180547号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示では、親水基を有する含フッ素化合物の含有量が少ないフルオロポリマーの製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示によれば、重合開始剤、テロゲン性を有する化合物および水性媒体の存在下に、フルオロモノマーを重合することにより、フルオロポリマーを得るフルオロポリマーの製造方法であって、前記重合開始剤が、疎水性の一次ラジカルを発生させる重合開始剤である製造方法が提供される。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、親水基を有する含フッ素化合物の含有量が少ないフルオロポリマーの製造方法を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本開示を具体的に説明する前に、本開示で使用するいくつかの用語を定義または説明する。
【0008】
本開示において、フッ素樹脂とは、部分結晶性フルオロポリマーであり、フルオロプラスチックスである。フッ素樹脂は、融点を有し、熱可塑性を有するが、溶融加工性であっても、非溶融加工性であってもよい。
【0009】
本開示において、溶融加工性とは、押出機及び射出成形機等の従来の加工機器を用いて、ポリマーを溶融して加工することが可能であることを意味する。従って、溶融加工性のフッ素樹脂は、後述する測定方法により測定されるメルトフローレートが0.01~500g/10分であることが通常である。
【0010】
本開示において、フッ素ゴムとは、非晶質フルオロポリマーである。「非晶質」とは、フルオロポリマーの示差走査熱量測定〔DSC〕(昇温速度10℃/分)あるいは示差熱分析〔DTA〕(昇温速度10℃/分)において現われた融解ピーク(ΔH)の大きさが4.5J/g以下であることをいう。フッ素ゴムは、架橋することにより、エラストマー特性を示す。エラストマー特性とは、ポリマーを延伸することができ、ポリマーを延伸するのに必要とされる力がもはや適用されなくなったときに、その元の長さを保持できる特性を意味する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

ダイキン工業株式会社
調湿装置
17日前
ダイキン工業株式会社
換気装置
25日前
ダイキン工業株式会社
冷凍装置
11日前
ダイキン工業株式会社
冷凍装置
7日前
ダイキン工業株式会社
換気装置
26日前
ダイキン工業株式会社
冷凍装置
7日前
ダイキン工業株式会社
空気調和機
1か月前
ダイキン工業株式会社
空気調和機
25日前
ダイキン工業株式会社
空気調和機
26日前
ダイキン工業株式会社
空気調和機
26日前
ダイキン工業株式会社
回転電気機械
10日前
ダイキン工業株式会社
発電システム
7日前
ダイキン工業株式会社
固体冷凍装置
3日前
ダイキン工業株式会社
空気調和装置
3日前
ダイキン工業株式会社
エッチングガス
17日前
ダイキン工業株式会社
デポジションガス
17日前
ダイキン工業株式会社
半導体モジュール
25日前
ダイキン工業株式会社
熱交換器及び冷凍装置
5日前
ダイキン工業株式会社
室内機、空気調和装置
18日前
ダイキン工業株式会社
室内機、空気調和装置
18日前
ダイキン工業株式会社
室内機、空気調和装置
18日前
ダイキン工業株式会社
情報処理装置および機器
26日前
ダイキン工業株式会社
シラン化合物を含む組成物
1か月前
ダイキン工業株式会社
四路切換弁を有する冷凍装置
27日前
ダイキン工業株式会社
フルオロポリマーの製造方法
17日前
ダイキン工業株式会社
四路切換弁を有する冷凍装置
27日前
ダイキン工業株式会社
圧縮機の製造方法および圧縮機
19日前
ダイキン工業株式会社
フッ素化剤、及び、フッ素化方法
1か月前
ダイキン工業株式会社
スクロール圧縮機、及び冷凍装置
3日前
ダイキン工業株式会社
電力変換装置および空気調和装置
26日前
ダイキン工業株式会社
冷凍サイクル装置および冷凍機油
10日前
ダイキン工業株式会社
冷凍サイクル装置および冷凍機油
10日前
ダイキン工業株式会社
パワーモジュール及び半導体装置
28日前
ダイキン工業株式会社
四路切換弁と遮断弁を有する冷凍装置
27日前
ダイキン工業株式会社
処理方法、処理装置及び処理プログラム
26日前
ダイキン工業株式会社
フルオロポリマー水性分散液の製造方法
17日前
続きを見る