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公開番号
2025137059
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024036040
出願日
2024-03-08
発明の名称
シート搬送装置、画像形成装置、及び、シート処理装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B65H
7/02 20060101AFI20250911BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】開閉カバーに変形が生じてしまっても、開閉カバーが閉鎖された状態で透過型フォトセンサに対するフィラーの位置を定めやすくする。
【解決手段】本体側ガイド部材54とカバー側ガイド部材55とで形成されるシート搬送路K1を通過するシートPの有無を検知可能な検知装置90(検知手段)は、画像形成装置本体1に設置された透過型フォトセンサ91と、カバー側ガイド部材55に対して回動軸92aを中心に回動可能に設置されて透過型フォトセンサ91の検知領域91aに対して送出入するフィラー92と、が設けられている。そして、開閉カバー50が閉鎖された状態であってシート搬送路K1にシートPが無い状態のとき、フィラー92の被当接部92dに当接して透過型フォトセンサ91に対するフィラー92の位置を定める位置決め部材59が画像形成装置本体1に設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
被開閉部に設置された第1ガイド部材と、
前記第1ガイド部材に対向してシート搬送路を形成する第2ガイド部材と、
前記第2ガイド部材が設置されて、前記第1ガイド部材の一部又は全部を露呈可能な開閉部と、
前記シート搬送路を通過するシートの有無を検知可能な検知手段と、
を備え、
前記検知手段は、
前記被開閉部に設置されたフォトセンサと、
前記第2ガイド部材に対して移動可能に設置されて、前記被開閉部が前記開閉部によって閉ざされた状態で前記シートの通過の有無に連動して移動することで前記フォトセンサの検知領域に対して送出入するフィラーと、
を具備し、
前記被開閉部が前記開閉部によって閉ざされた状態であって前記シート搬送路にシートが無い状態のとき、前記フィラーの被当接部に当接して前記フォトセンサに対する前記フィラーの位置を定める位置決め部材が前記被開閉部に設けられたことを特徴とするシート搬送装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記フォトセンサと前記位置決め部材とは、前記第1ガイド部材に設置されたことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項3】
前記フォトセンサと前記位置決め部材とは、一体的に形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート搬送装置。
【請求項4】
前記被開閉部が前記開閉部によって閉ざされた状態であるときに前記フィラーが回動可能な角度が、前記被開閉部が前記開閉部によって開かれた状態であるときに前記フィラーが回動可能な角度に比べて、小さくなるように構成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート搬送装置。
【請求項5】
前記第2ガイド部材は、前記被開閉部が前記開閉部によって開かれた状態であるとき、前記フィラーの第2被当接部に当接して前記第2ガイド部材に対する前記フィラーの位置を定める第2位置決め部材を具備したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート搬送装置。
【請求項6】
前記フィラーは、
前記第2ガイド部材に対して回動軸を中心に回動可能に設置されて、
前記回動軸から離れた位置に配置されて、前記シート搬送路を通過するシートに当接可能なレバー部と、
前記レバー部に対して前記回動軸を挟んで反対側に離れた位置に配置されて、前記検知領域に対して送出入可能な被検知部と、
前記被検知部に対して前記回動軸からさらに離れた位置に設置された前記被当接部と、
を具備したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート搬送装置。
【請求項7】
前記第2ガイド部材は、前記フィラーが前記位置決め部材に当接する側に移動するように前記フィラーを付勢する付勢部材を具備したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート搬送装置。
【請求項8】
前記第2ガイド部材は、前記被開閉部が前記開閉部によって閉ざされた状態であるときに、前記第1ガイド部材の嵌合部に嵌合して、前記第1ガイド部材に対する幅方向の位置を定めるための被嵌合部を具備したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート搬送装置。
【請求項9】
前記開閉部は、
前記被開閉部に対して支軸を中心に前記第2ガイド部材とともに回動可能に構成されて、
前記フィラーが設置された位置よりも前記支軸に近い領域に、前記開閉部の強度を補強する補強部材が設置されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート搬送装置。
【請求項10】
請求項1又は請求項2に記載のシート搬送装置を備えた画像形成装置であって、
前記被開閉部は、前記第1ガイド部材としての本体側ガイド部材が設置された画像形成装置本体であって、
前記開閉部は、前記画像形成装置本体に対して支軸を中心に前記第2ガイド部材としてのカバー側ガイド部材とともに回動する開閉カバーであることを特徴とする画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、シートを搬送するシート搬送装置と、それを備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機や印刷機等の画像形成装置と、シート処理装置と、に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、複写機やプリンタ等の画像形成装置に設けられたシート搬送装置において、画像形成装置本体の内部に設けられたシート搬送路でジャムしたシートを除去するために、シート搬送路の一部又は全部を開放可能な開閉カバーが設置されたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
詳しくは、特許文献1における画像形成装置は、画像形成装置本体の側に透過型フォトセンサが設置されていて、開閉カバーの側にフィラーが設置されている。そして、開閉カバーが閉鎖された状態で、印刷時にシート搬送路をシートが通過したか否かによって、透過型フォトセンサの検知領域に送出入するようにフィラーが回動することで、シートの通過の有無やジャムの有無が検知される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のシート搬送装置は、開閉カバーなどの開閉部に反りなどの変形が生じてしまったときに、開閉部によって被開閉部が閉ざされた状態でフォトセンサに対するフィラーの位置が定まらずに、シートの通過やジャムの有無を検知する機能を充分に果たせなくなってしまっていた。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、開閉部に変形が生じてしまっても、開閉部によって被開閉部が閉ざされた状態でフォトセンサに対するフィラーの位置が定まりやすい、画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明におけるシート搬送装置は、被開閉部に設置された第1ガイド部材と、前記第1ガイド部材に対向してシート搬送路を形成する第2ガイド部材と、前記第2ガイド部材が設置されて、前記第1ガイド部材の一部又は全部を露呈可能な開閉部と、前記シート搬送路を通過するシートの有無を検知可能な検知手段と、を備え、前記検知手段は、前記被開閉部に設置されたフォトセンサと、前記第2ガイド部材に対して移動可能に設置されて、前記被開閉部が前記開閉部によって閉ざされた状態で前記シートの通過の有無に連動して移動することで前記フォトセンサの検知領域に対して送出入するフィラーと、を具備し、前記被開閉部が前記開閉部によって閉ざされた状態であって前記シート搬送路にシートが無い状態のとき、前記フィラーの被当接部に当接して前記フォトセンサに対する前記フィラーの位置を定める位置決め部材が前記被開閉部に設けられたものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、開閉部に変形が生じてしまっても、開閉部によって被開閉部が閉ざされた状態でフォトセンサに対するフィラーの位置が定まりやすい、画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。
開閉カバーが開放される動作を示す図である。
(A)シート搬送路においてシートが通過していないときの検知装置を示す図と、(B)シート搬送路においてシートが通過しているときの検知装置を示す図と、である。
開閉カバーが開放されたときの検知装置を示す図である。
(A)開閉カバー閉鎖時におけるフィラーの回動範囲を示す図と、(B)開閉カバー開放時におけるフィラーの回動範囲を示す図と、である。
本体側ガイド部材とカバー側ガイド部材とを幅方向に示す図である。
比較例としての開閉カバーが、(A)変形していない状態を示す図と、(B)変形している状態を示す図と、である。
図7の開閉カバーが開放された状態を示す図である。
変形例としての、画像形成装システムを示す全体構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0010】
まず、図1にて、画像形成装置1における全体の構成・動作について説明する。
図1に示すように、本実施の形態における画像形成装置1は、タンデム型カラープリンタである。画像形成装置本体1の上方にあるボトル収容部101には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4つのトナーボトル102Y、102M、102C、102Kが着脱可能(交換可能)に設置されている。
ボトル収容部101の下方には中間転写ユニット85が配設されている。その中間転写ユニット85の中間転写ベルト78(中間転写体)に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部4Y、4M、4C、4Kが並設されている。
画像形成装置本体1の下方には、用紙等のシートPが複数枚重ねて収納された給紙部12(給紙カセット)が設置されている。
また、画像形成装置本体1の右方には、シートPをスタック部100に向けて搬送(排出)したり、シートPを反転(スイッチバック)させて両面シート搬送路K5を搬送したりするためのシート搬送装置49が設置されている。そして、このシート搬送装置49は、両面搬送ユニットの一部や、後述する2次転写ローラ89などが、開閉可能な開閉部としての開閉カバー50に搭載されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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