TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025139006
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-26
出願番号
2024037701
出願日
2024-03-12
発明の名称
光電変換素子、太陽電池モジュール、及び太陽熱温水器
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
H10K
30/50 20230101AFI20250918BHJP()
要約
【課題】耐光性、耐熱性、及び赤外光透過性を有し、変換効率に優れた光電変換素子の提供。
【解決手段】第1の基板、第1の電極、ホール輸送層、光電変換層、電子輸送層、及び第2の電極をこの順に有する光電変換素子であって、前記第1の電極が、金属ナノワイヤを含有し、前記ホール輸送層が、ホール輸送性材料の重合体を含有する光電変換素子。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の基板、第1の電極、ホール輸送層、光電変換層、電子輸送層、及び第2の電極をこの順に有する光電変換素子であって、
前記第1の電極が、金属ナノワイヤを含有し、
前記ホール輸送層が、ホール輸送性材料の重合体を含有することを特徴とする光電変換素子。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記ホール輸送性材料が、ピリジン基を有する請求項1に記載の光電変換素子。
【請求項3】
前記ホール輸送性材料が、下記一般式(1)で表される請求項2に記載の光電変換素子。
JPEG
2025139006000047.jpg
32
133
前記一般式(1)中、Xは、置換基を有してもよい芳香族炭化水素基を示し、Yは、置換基を有してもよいピリジン基を示す。
【請求項4】
前記一般式(1)におけるXが、下記からなる群から選択され、R
1
及びR
2
が、各々独立に水素原子、又はメチル基を示し、
JPEG
2025139006000048.jpg
36
138
前記一般式(1)におけるYが、下記からなる群から選択され、R
3
及びR
4
が、各々独立に水素原子、又はメチル基を示す請求項3に記載の光電変換素子。
JPEG
2025139006000049.jpg
32
145
【請求項5】
前記金属ナノワイヤが、銀ナノワイヤである請求項1又は2に記載の光電変換素子。
【請求項6】
前記光電変換層が、下記一般式(5)で表されるペロブスカイト化合物を含有する請求項1又は2に記載の光電変換素子。
X
α
Y
β
Z
γ
・・・一般式(5)
一般式(5)において、α:β:γの比率は3:1:1であり、β及びγは1より大きい整数を表し、Xはハロゲン原子、Yはアミノ基を有する有機化合物、Zは金属イオンを表す。
【請求項7】
前記光電変換層が、メチルアミン、エチルアミン、n-ブチルアミン、及びホルムアミジンの少なくともいずれかを含有する請求項1又は2に記載の光電変換素子。
【請求項8】
前記光電変換層、及び前記電子輸送層の間に、パッシベーション層を有し、
前記パッシベーション層が、前記光電変換層に含有される化合物とは異なるアミン化合物を含有する請求項1又は2に記載の光電変換素子。
【請求項9】
前記第2の電極が、金属ナノワイヤを含有する請求項1又は2に記載の光電変換素子。
【請求項10】
前記第1の電極が、導電性高分子を更に含有し、
前記第1の電極における前記金属ナノワイヤ(A)と前記導電性高分子(B)との質量比(A/B)が、2以上6以下である請求項1又は2に記載の光電変換素子。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光電変換素子、太陽電池モジュール、及び太陽熱温水器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、光電変換素子を利用する太陽電池は、化石燃料の代替や地球温暖化対策という観点のみならず、電池交換や電源配線等が不要な自立型電源としても、幅広い応用が期待されている。また、自立型電源としての太陽電池は、IoT(Internet of Things)デバイスや人工衛星などで必要される環境発電(エナジーハーベスト)技術の一つとしても、大きな注目を集めている。
【0003】
太陽電池としては、従来から広く用いられているシリコンなどを用いた無機系太陽電池の他に、色素増感太陽電池、有機薄膜太陽電池、ペロブスカイト太陽電池などの有機系太陽電池がある。ペロブスカイト太陽電池は有機溶媒などを含む電解液を用いることなく、従来の印刷手段を用いて製造できるため、安全性の向上及び製造コストの抑制などの点で有利である。
【0004】
また、インクジェット印刷に基づく大面積ペロブスカイト太陽電池の製造に関して、銀ナノワイヤを用いて電極を製造したことが知られている(例えば、非特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
耐光性、耐熱性、及び赤外光透過性を有し、変換効率に優れた光電変換素子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態の光電変換素子は、第1の基板、第1の電極、ホール輸送層、光電変換層、電子輸送層、及び第2の電極をこの順に有する光電変換素子であって、前記第1の電極が、金属ナノワイヤを含有し、前記ホール輸送層が、ホール輸送性材料の重合体を含有する。
JPEG
2025139006000002.jpg
32
133
前記一般式(1)中、Xは、置換基を有してもよい芳香族炭化水素基を示し、Yは、置換基を有してもよいピリジン基を示す。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、耐光性、耐熱性、及び赤外光透過性を有し、変換効率に優れた光電変換素子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、光電変換素子の一実施形態としての逆構造型の太陽電池セルの一例の概略図である。
図2は、光電変換素子の一実施形態としての逆構造型の太陽電池セルの他の例の概略図である。
図3は、太陽電池モジュールの一実施形態を示す概略図である。
図4は、太陽電池モジュールの他の一実施形態を示す概略図である。
図5は、太陽電池モジュールの他の一実施形態を示す概略図である。
図6は、合成例1における化合物No.1のIRスペクトルを示す図である。
図7は、実施例1における第1の電極及び第1の基板の赤外光透過率を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(光電変換素子)
【0010】
前記光電変換素子とは、光エネルギーを電気エネルギーに変換すること又は電気エネルギーを光エネルギーに変換することができる素子を意味し、太陽電池やフォトダイオードなどに応用されている。
本実施形態の光電変換素子は、第1の基板、第1の電極、ホール輸送層、光電変換層、電子輸送層、第2の電極をこの順に有する、いわゆる逆構造型の光電変換素子である。
前記第1の電極が、金属ナノワイヤを含有し、前記ホール輸送層が、ホール輸送性材料の重合体を含有する。
前記逆構造型の光電変換素子は、光電変換層と、電子輸送層との間に、パッシベーション層を更に有することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
株式会社リコー
綴じ装置
27日前
株式会社リコー
ユニット
1か月前
株式会社リコー
塗装装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
18日前
株式会社リコー
画像形成装置
27日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
映像表示装置
21日前
株式会社リコー
水力発電装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
19日前
株式会社リコー
液体塗布装置
4日前
株式会社リコー
履帯式走行体
28日前
株式会社リコー
液体塗布装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
3日前
株式会社リコー
画像投射装置
1か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
28日前
株式会社リコー
画像形成装置
11日前
株式会社リコー
液体吐出装置
28日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
投薬管理システム
19日前
株式会社リコー
情報処理システム
21日前
株式会社リコー
印刷応答補償機構
4日前
株式会社リコー
生体情報測定装置
1か月前
株式会社リコー
画像投射システム
11日前
株式会社リコー
拡張アンテナ装置
3日前
株式会社リコー
カラー画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
マーキングシステム
3日前
株式会社リコー
電子機器および通信方法
1か月前
株式会社リコー
測定装置および測定方法
20日前
株式会社リコー
測定装置および測定方法
20日前
株式会社リコー
測定装置および測定方法
20日前
続きを見る
他の特許を見る