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公開番号2025139061
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-26
出願番号2024037788
出願日2024-03-12
発明の名称タッチパネルの取付構造
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人,個人,個人
主分類G06F 3/041 20060101AFI20250918BHJP(計算;計数)
要約【課題】パネル枠に対して適正な位置にタッチパネルを固定することが可能なタッチパネルの取付構造を提供する。
【解決手段】パネル枠100の上辺部H1に沿った内側面の2箇所に、2個のヒンジ11a、11bと、2個ヒンジ11a、11bに連結され上辺部H1に沿って変位可能な揺動部12と、揺動部12に形成されたボス13からなるヒンジ部材1L、1Rが形成されている。タッチパネル200には、パネル枠100への取り付け位置において、ボス13に対して、上辺部H1に沿う第1の方向に所定距離L1だけオフセットした位置に、開口部21L、21Rが形成されている。開口部21L、21Rを、ボス13に嵌合してタッチパネル200をパネル枠100に取り付ける。
【選択図】 図7
特許請求の範囲【請求項1】
矩形状を有するパネル枠内にタッチパネルを取り付ける取付構造であって、
前記パネル枠には、
第1の辺に沿った内側面の少なくとも1箇所に、2個のヒンジと、前記2個のヒンジに連結され前記第1の辺に沿って変位可能な揺動部と、前記揺動部に形成された第1のボスと、からなるヒンジ部材が形成されており、
前記タッチパネルには、
前記パネル枠への取り付け位置において、前記第1のボスに対して、前記第1の辺に沿う第1の方向に所定距離だけオフセットした位置に、挿入部が形成されており、
前記挿入部を、前記第1のボスに嵌合して前記タッチパネルを前記パネル枠に取り付ける
タッチパネルの取付構造。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記ヒンジ部材は、前記パネル枠の前記第1の辺に沿った内側面の2箇所に設置されており、
前記挿入部は、前記タッチパネルにおける前記第1の方向に沿った2箇所に形成されており、
2つの挿入部を、2つのヒンジ部材に形成された前記第1のボスに嵌合して、前記パネル枠に前記タッチパネルを取り付ける
請求項1に記載のタッチパネルの取付構造。
【請求項3】
前記ヒンジ部材は、前記パネル枠の第1の辺に沿った内側面の、一端側の1箇所にのみ設けられており、前記内側面の他端側には、第2のボスが形成されており、
前記挿入部は、前記タッチパネルにおける前記第1の方向に沿った2箇所に形成されており、
2箇所の前記挿入部は、それぞれ前記第1のボス及び第2のボスに嵌合し、
前記第2のボスに嵌合する挿入部は、前記第1の辺の方向に沿って広がる長孔である
請求項1に記載のタッチパネルの取付構造。
【請求項4】
前記パネル枠の前記第1の辺に交差し、前記第1のボスが前記挿入部と嵌合することにより前記ヒンジ部が付勢する側となる第2の辺の内側面には、突起部が形成されている
請求項1~3のいずれか1項に記載のタッチパネルの取付構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タッチパネルの取付構造に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
車両に搭載されるナビゲーションシステムのディスプレイ、或いはタブレット端末などのタッチパネルディスプレイは、液晶表示パネルの前面に位置する、矩形状を有するパネル枠の内側面にタッチパネルを収納した構成を有している。タッチパネルをパネル枠に取り付ける方法として、特許文献1に開示された技術が提案されている。
【0003】
特許文献1には、第1電極基板の下面に凹部を設け、ケースの内側底面に凸部を設け、凹部と凸部を嵌合させることにより、基板アセンブリをケースに対して位置決めすることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-160107号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に開示された技術は、基板アセンブリをケースの内側面に寄せ止めする構成ではないので、基板アセンブリをケースに対して適正な位置に固定することができない。即ち、ケースに形成されている基板アセンブリの収納スペースは、公差を考慮して基板アセンブリよりも大きめにしている。従って、ボスと開口部を嵌合させて固定する方法では、長期間の使用により基板アセンブリとケースとの間に隙間が発生し、ガタが生じる可能性がある。
【0006】
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、パネル枠に対して適正な位置にタッチパネルを固定することが可能なタッチパネルの取付構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明に係るタッチパネルの取付構造は、矩形状を有するパネル枠内にタッチパネルを取り付ける取付構造であって、前記パネル枠には、第1の辺に沿った内側面の少なくとも1箇所に、2個のヒンジと、前記2個のヒンジに連結され前記第1の辺に沿って変位可能な揺動部と、前記揺動部に形成された第1のボスと、からなるヒンジ部材が形成されており、前記タッチパネルには、前記パネル枠への取り付け位置において、前記第1のボスに対して、前記第1の辺に沿う第1の方向に所定距離だけオフセットした位置に、挿入部が形成されており、前記挿入部を、前記第1のボスに嵌合して前記タッチパネルを前記パネル枠に取り付ける。
【発明の効果】
【0008】
本発明では、パネル枠に対して適正な位置にタッチパネルを固定することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1実施形態に係る取付構造に用いるパネル枠の正面図である。
図2は、パネル枠に形成されるヒンジ部材の構成を示す説明図であり、(a)は左側、(b)は右側のヒンジ部材を示す。
図3は、ヒンジ部材が左右に変位した様子を示す説明図であり、(a)は右側に変位した状態、(b)は左側に変位した状態を示す。
図4は、パネル枠に形成されるリブを示す説明図であり、(a)は左上に形成されるリブ、(b)は右上に形成されるリブを示す。
図5Aは、タッチパネルの正面図である。
図5Bは、タッチパネルの裏面図である。
図6は、タッチパネルの要部の側面図である。
図7は、パネル枠のヒンジ部材に、タッチパネルの開口部を嵌合する様子を示す説明図である。
図8Aは、左側のヒンジ部材に形成されるボスと、タッチパネルに形成される左側の開口部に生じるオフセットを示す説明図である。
図8Bは、右側のヒンジ部材に形成されるボスと、タッチパネルに形成される右側の開口部に生じるオフセットを示す説明図である。
図9は、第1実施形態の変形例に係る取付構造に用いるパネル枠を示す正面図である。
図10は、第2実施形態に係る取付構造を示す説明図であり、(a)はパネル枠の右側上端、(b)はタッチパネルの右側上端を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[第1実施形態の説明]
以下、図面を参照して実施形態について説明する。図1は、第1実施形態に係るタッチパネルの取付構造が適用されたパネル枠100の構成を示す説明図である。図2は、パネル枠100に形成されるヒンジ部材の構成を示す説明図であり、図1の符号R1、R2に示す領域の拡大図である。
(【0011】以降は省略されています)

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