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公開番号
2025139289
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-26
出願番号
2024038135
出願日
2024-03-12
発明の名称
蓄電装置および車両
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H01M
50/242 20210101AFI20250918BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】蓄電装置の上方からのセル上面への荷重の入力を低減する。
【解決手段】本開示に基づく蓄電装置において。複数のセル110は、水平方向に沿う第1方向D1に並んでいる。複数のセル110の各々は、電極体111と、電極体111を収容するセルケース112を有している。セルケース112は、上方を向く上面部112aを有している。上面部112aは、第1端縁112aaと、第2端縁112abとを有している。第1端縁112aaは、第1方向D1における一方側の端縁である。第2端縁112abは、第1方向D1における他方側の端縁である。第1端縁112aaおよび第2端縁112abは、水平方向に沿うとともに第1方向D1に直交する第2方向D2に沿って延びている。緩衝部200は、複数のセル110の第1端縁112aaかつ第2端縁112abを覆っている。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載可能な蓄電装置であって、
複数のセルを含む蓄電モジュールと、
前記蓄電モジュール上に配置された緩衝部とを備え、
前記複数のセルは、水平方向に沿う第1方向に並んでおり、
前記複数のセルの各々は、電極体と、該電極体を収容するセルケースを有し、
前記セルケースは、上方を向く上面部を有し、
前記上面部は、前記第1方向における一方側の端縁である第1端縁と、他方側の端縁である第2端縁とを有し、
前記第1端縁および前記第2端縁は、前記水平方向に沿うとともに前記第1方向に直交する第2方向に沿って延びており、
前記緩衝部は、前記複数のセルの前記第1端縁かつ前記第2端縁を覆っている、蓄電装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記蓄電モジュールと前記緩衝部とを収容し、前記車両の車体に固定されることができるように構成された、パックをさらに備え、
前記パックは、前記緩衝部の上方に配置された上板部と、前記蓄電モジュールの下方に配置された下板部とを含み、
前記緩衝部の少なくとも一部が、前記上板部より剛性の高い材料で構成されている、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記緩衝部は、
拘束部材と、
板部材とを有し、
前記拘束部材は、前記蓄電モジュールの前記第1方向における一方側から他方側まで延び、かつ、前記複数のセルにおける前記第1端縁の少なくとも一部および前記第2端縁の少なくとも一部を覆っており、
前記板部材は、前記複数のセルおよび前記拘束部材の上方に位置し、かつ、前記拘束部材上に設けられている、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記蓄電モジュールと前記緩衝部とを収容し、前記車両の車体に固定されることができるように構成された、パックをさらに備え、
前記パックは、前記緩衝部の上方に配置された上板部と、前記蓄電モジュールの下方に配置された下板部とを含み、
前記板部材は、前記上板部より剛性の高い材料で構成されている、請求項3に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記複数のセルにおいて、前記上面部は、前記第2方向における一方側の端縁である第3端縁と、他方側の端縁である第4端縁とをさらに有し、
前記第3端縁および前記第4端縁は、前記第1方向に沿って延びており、
前記拘束部材は、第1拘束部材と、第2拘束部材とを含み、
前記第1拘束部材は、前記蓄電モジュールの前記第1方向における一方側から他方側まで延びており、
前記第1拘束部材は、前記複数のセルにおける前記第1端縁の一部と、前記第2端縁の一部と、前記第3端縁とを覆っており、
前記第2拘束部材は、前記蓄電モジュールの前記第1方向における一方側から他方側まで延びており、
前記第2拘束部材は、前記複数のセルにおける前記第1端縁の他の一部と、前記第2端縁の他の一部と、前記第4端縁とを覆っている、請求項3に記載の蓄電装置。
【請求項6】
前記第1拘束部材および前記第2拘束部材は、互いに離隔しており、
前記板部材は、前記第1拘束部材および前記第2拘束部材の間を介して、前記複数のセルの前記上面部と隙間を空けて対向している、請求項5に記載の蓄電装置。
【請求項7】
前記第1拘束部材および前記第2拘束部材は、互いに離隔しており、
前記板部材は、前記第1拘束部材および前記第2拘束部材の間を介して、前記複数のセルの前記第1端縁および前記第2端縁と接している、請求項5に記載の蓄電装置。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の前記蓄電装置と、
前記蓄電装置が固定された車体とを備える、前記車両であって、
前記車体の前後方向は、前記蓄電装置における前記第1方向であり、
前記車体は、前記車体の左右方向に延びるクロスメンバを含み、
前記クロスメンバは、前記蓄電モジュールおよび前記緩衝部の上方に位置している、車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電装置および車両に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2020-142589号公報(特許文献1)には、フロアパネルの下方側に、電池パックが配設されていることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-142589号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両に搭載される蓄電装置のエネルギー密度を高めることができる、蓄電装置の構造が検討されている。たとえば、フロアパネルの下方に配置される蓄電装置を可能な限りフロアパネルに近づけることや、蓄電装置自体がフロアパネルの一部を構成することも検討されている。しかしながら、蓄電装置を上記のように設計した場合には、車室内側すなわち上側からの荷重によって、蓄電装置のパック内のセルの上面に荷重が入力される可能性がある。
【0005】
本開示は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、上方からのセル上面への荷重の入力を低減できる、蓄電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のある局面に従う蓄電装置は、車両に搭載可能な蓄電装置である。蓄電装置は、蓄電モジュールと、緩衝部とを備えている。蓄電モジュールは、複数のセルを含んでいる。緩衝部は、蓄電モジュール上に配置されている。複数のセルは、水平方向に沿う第1方向に並んでいる。複数のセルの各々は、電極体と、電極体を収容するセルケースを有している。セルケースは、上方を向く上面部を有している。上面部は、第1端縁と、第2端縁とを有している。第1端縁は、第1方向における一方側の端縁である。第2端縁は、第1方向における他方側の端縁である。第1端縁および第2端縁は、水平方向に沿うとともに第1方向に直交する第2方向に沿って延びている。緩衝部は、複数のセルの第1端縁かつ第2端縁を覆っている。
【0007】
本開示のある局面に従う蓄電装置は、好ましくは、パックをさらに備えている。パックは、蓄電モジュールと緩衝部とを収容している。パックは、車両の車体に固定されることができるように構成されている。パックは、上板部と、下板部とを含んでいる。上板部は、緩衝部の上方に配置されている。下板部は、蓄電モジュールの下方に配置されている。緩衝部の少なくとも一部が、上板部より剛性の高い材料で構成されている。
【0008】
本開示のある局面に従う蓄電装置において、好ましくは、緩衝部は、拘束部材と、板部材とを有している。拘束部材は、蓄電モジュールの第1方向における一方側から他方側まで延びている。拘束部材は、複数のセルにおける第1端縁の少なくとも一部および第2端縁の少なくとも一部を覆っている。板部材は、複数のセルおよび拘束部材の上方に位置し、かつ、拘束部材上に設けられている。
【0009】
本開示のある局面に従う蓄電装置は、好ましくは、パックをさらに備えている。パックは、蓄電モジュールと緩衝部とを収容している。パックは、車両の車体に固定されることができるように構成されている。パックは、上板部と、下板部とを含んでいる。上板部は、緩衝部の上方に配置されている。下板部は、蓄電モジュールの下方に配置されている。板部材は、上板部より剛性の高い材料で構成されている。
【0010】
本開示のある局面に従う蓄電装置において、好ましくは、複数のセルにおいて、上面部は、第3端縁と、第4端縁とをさらに有している。第3端縁は、第2方向における一方側の端縁である。第4端縁は、第2方向における他方側の端縁である。第3端縁および第4端縁は、第1方向に沿って延びている。拘束部材は、第1拘束部材と、第2拘束部材とを含んでいる。第1拘束部材は、蓄電モジュールの第1方向における一方側から他方側まで延びている。第1拘束部材は、複数のセルにおける第1端縁の一部と、第2端縁の一部と、第3端縁とを覆っている。第2拘束部材は、蓄電モジュールの第1方向における一方側から他方側まで延びている。第2拘束部材は、複数のセルにおける第1端縁の他の一部と、第2端縁の他の一部と、第4端縁とを覆っている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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