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公開番号
2025140611
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024040125
出願日
2024-03-14
発明の名称
衣類乾燥機監視システム及び衣類乾燥機
出願人
リンナイ株式会社
代理人
弁理士法人ぱてな
主分類
D06F
58/48 20200101AFI20250919BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】情報処理端末が実行する衣類乾燥機に関する情報処理の品質の低下を抑制しつつ、ネットワーク通信の継続時間を短縮できる衣類乾燥機監視システム及び衣類乾燥機を提供する。
【解決手段】衣類乾燥機監視システム100において、衣類乾燥機1は、乾燥手段80、89、5、7と、乾燥運転を実行する制御部3と、を有する。情報処理端末20、90は、制御部3との間でネットワーク通信を実行可能に構成され、衣類乾燥機1に関する情報処理を実行する。衣類乾燥機1は、乾燥室81内に衣類C1が無い第1状態と、乾燥室81内に衣類C1が有る第2状態と、を検出する第1検出手段S1を有する。制御部3は、第1検出手段S1の検出結果として第1状態と第2状態とが切り替わったときに、情報処理端末20、90とのネットワーク通信の接続状態を変更する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
衣類を収容する乾燥室を有し、加熱された空気を前記乾燥室内で流通させて前記乾燥室の外部に排出する乾燥手段と、前記乾燥手段を制御して前記乾燥室内に収容された前記衣類を乾燥させる乾燥運転を実行する制御部と、を有する衣類乾燥機と、
前記制御部との間でネットワーク通信を実行可能に構成され、前記衣類乾燥機に関する情報処理を実行する情報処理端末と、
を備える衣類乾燥機監視システムであって、
前記衣類乾燥機は、前記乾燥室内に前記衣類が無い第1状態と、前記乾燥室内に前記衣類が有る第2状態と、を検出する第1検出手段を有し、
前記制御部は、前記第1検出手段の検出結果として前記第1状態と前記第2状態とが切り替わったときに、前記情報処理端末との前記ネットワーク通信の接続状態を変更することを特徴とする衣類乾燥機監視システム。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記情報処理端末との前記ネットワーク通信を切断した状態において、前記第1検出手段の検出結果が前記第1状態から前記第2状態に切り替わったときに、前記情報処理端末との前記ネットワーク通信を開始する請求項1記載の衣類乾燥機監視システム。
【請求項3】
前記制御部は、前記情報処理端末との前記ネットワーク通信を継続する状態で、前記第1検出手段の前記検出結果が前記第2状態から前記第1状態に切り替わったときに、前記情報処理端末との前記ネットワーク通信を切断する請求項1記載の衣類乾燥機監視システム。
【請求項4】
前記乾燥手段は、前記乾燥室を開閉する扉を有し、
前記衣類乾燥機は、前記扉が前記乾燥室を閉鎖する第3状態と、前記扉が前記乾燥室を開放する第4状態と、を検出する第2検出手段を有し、
前記制御部は、前記情報処理端末との前記ネットワーク通信を継続する状態で、前記第2検出手段の検出結果が前記第3状態から前記第4状態に切り替わったときに、前記情報処理端末との前記ネットワーク通信を切断する請求項2記載の衣類乾燥機監視システム。
【請求項5】
衣類を収容する乾燥室を有し、加熱された空気を前記乾燥室内で流通させて前記乾燥室の外部に排出する乾燥手段と、前記乾燥手段を制御して前記乾燥室内に収容された前記衣類を乾燥させる乾燥運転を実行する制御部と、を有する衣類乾燥機と、
前記制御部との間でネットワーク通信を実行可能に構成され、前記衣類乾燥機に関する情報処理を実行する情報処理端末と、
を備える衣類乾燥機監視システムであって、
前記乾燥手段は、前記乾燥室を開閉する扉を有し、
前記衣類乾燥機は、前記扉が前記乾燥室を閉鎖する第3状態と、前記扉が前記乾燥室を開放する第4状態と、を検出する第2検出手段を有し、
前記制御部は、前記情報処理端末との前記ネットワーク通信を切断した状態において、前記第2検出手段の検出結果が前記第3状態から前記第4状態に切り替わったときに、前記情報処理端末との前記ネットワーク通信を開始することを特徴とする衣類乾燥機監視システム。
【請求項6】
前記制御部は、前記情報処理端末との前記ネットワーク通信を継続する状態で、前記第2検出手段の前記検出結果が前記第3状態から前記第4状態に切り替わったときに、前記情報処理端末との前記ネットワーク通信を切断する請求項5記載の衣類乾燥機監視システム。
【請求項7】
前記制御部は、予約の入力操作に基づいて決定された前記乾燥運転の開始時間が到来するまで待機する予約待機動作を実行可能であり、
前記制御部は、前記予約待機動作を開始すると前記衣類乾燥機に係る情報を前記ネットワーク通信によって前記情報処理端末に伝達した後に前記情報処理端末との前記ネットワーク通信を切断し、前記開始時間よりも所定時間前に前記情報処理端末との前記ネットワーク通信を開始する請求項2乃至6のいずれか1項記載の衣類乾燥機監視システム。
【請求項8】
衣類を収容する乾燥室を有し、加熱された空気を前記乾燥室内で流通させて前記乾燥室の外部に排出する乾燥手段と、前記乾燥手段を制御して前記乾燥室内に収容された前記衣類を乾燥させる乾燥運転を実行する制御部と、を有する衣類乾燥機であって、
前記制御部との間でネットワーク通信を実行可能に構成されて前記衣類乾燥機に関する情報処理を実行する情報処理端末と共に衣類乾燥機監視システムを構成し、
前記乾燥室内に前記衣類が無い第1状態と、前記乾燥室内に前記衣類が有る第2状態と、を検出する第1検出手段を有し、
前記制御部は、前記第1検出手段の検出結果として前記第1状態と前記第2状態とが切り替わったときに、前記情報処理端末との前記ネットワーク通信の接続状態を変更することを特徴とする衣類乾燥機。
【請求項9】
衣類を収容する乾燥室を有し、加熱された空気を前記乾燥室内で流通させて前記乾燥室の外部に排出する乾燥手段と、前記乾燥手段を制御して前記乾燥室内に収容された前記衣類を乾燥させる乾燥運転を実行する制御部と、を有する衣類乾燥機であって、
前記制御部との間でネットワーク通信を実行可能に構成されて前記衣類乾燥機に関する情報処理を実行する情報処理端末と共に衣類乾燥機監視システムを構成し、
前記乾燥手段は、前記乾燥室を開閉する扉を有し、
前記衣類乾燥機は、前記扉が前記乾燥室を閉鎖する第3状態と、前記扉が前記乾燥室を開放する第4状態と、を検出する第2検出手段を有し、
前記制御部は、前記情報処理端末との前記ネットワーク通信を切断した状態において、前記第2検出手段の検出結果が前記第3状態から前記第4状態に切り替わったときに、前記情報処理端末との前記ネットワーク通信を開始することを特徴とする衣類乾燥機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は衣類乾燥機監視システム及び衣類乾燥機に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に従来の衣類乾燥機監視システムの一例が開示されている。この衣類乾燥機監視システムは、衣類乾燥機及び情報処理端末を備えている。
【0003】
衣類乾燥機は、乾燥手段及び制御部を有している。乾燥手段は、衣類を収容する乾燥室を有し、加熱された空気を乾燥室内で流通させて乾燥室の外部に排出する。制御部は、乾燥手段を制御して乾燥室内に収容された衣類を乾燥させる乾燥運転を実行する。情報処理端末は、制御部との間でネットワーク通信を実行可能に構成されている。情報処理端末は、衣類乾燥機に関する情報処理を実行する。
【0004】
衣類乾燥機は、乾燥室内の衣類の有無を検知する衣類検知手段を有している。制御部は、衣類検知手段の検出結果に基づき、衣類乾燥機の使用可否に関する使用情報を情報処理端末に伝達する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-156527号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上記従来の衣類乾燥機監視システムでは、衣類乾燥機に給電されている間、制御部が常時ネットワークに接続する状態を維持する場合、衣類乾燥機の待機中もネットワーク通信が継続されるため、電力消費及び通信回線負荷を低減することが難しい。
【0007】
この点、衣類乾燥機に係る電源スイッチのON操作(待機状態から作動状態への移行操作)又は乾燥運転の開始操作をトリガとして制御部がネットワーク通信を開始することによりネットワーク通信の継続時間を短縮することが考えられる。しかしながら、この場合、ネットワークの初期接続に時間がかかってしまい、乾燥運転の初期の状態変化等の情報を情報処理端末に伝達し難くなるおそれがあり、その結果、情報処理端末が実行する衣類乾燥機に関する情報処理の品質が低下し易い。
【0008】
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、情報処理端末が実行する衣類乾燥機に関する情報処理の品質の低下を抑制しつつ、ネットワーク通信の継続時間を短縮できる衣類乾燥機監視システム及び衣類乾燥機を提供することを解決すべき課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の衣類乾燥機監視システムは、衣類を収容する乾燥室を有し、加熱された空気を前記乾燥室内で流通させて前記乾燥室の外部に排出する乾燥手段と、前記乾燥手段を制御して前記乾燥室内に収容された前記衣類を乾燥させる乾燥運転を実行する制御部と、を有する衣類乾燥機と、
前記制御部との間でネットワーク通信を実行可能に構成され、前記衣類乾燥機に関する情報処理を実行する情報処理端末と、
を備える衣類乾燥機監視システムであって、
前記衣類乾燥機は、前記乾燥室内に前記衣類が無い第1状態と、前記乾燥室内に前記衣類が有る第2状態と、を検出する第1検出手段を有し、
前記制御部は、前記第1検出手段の検出結果として前記第1状態と前記第2状態とが切り替わったときに、前記情報処理端末との前記ネットワーク通信の接続状態を変更することを特徴とする。
【0010】
本発明の衣類乾燥機監視システムにおいて、制御部は、衣類乾燥機に給電されている間、常時ネットワークに接続する状態を維持するのではなく、乾燥室内に衣類が無い第1状態と、有る第2状態とが切り替わったことをトリガとして、情報処理端末とのネットワーク通信の接続状態を変更する。これにより、この衣類乾燥機監視システムは、常時ネットワークに接続する場合と比較して、ネットワーク通信の継続時間を短縮でき、電力消費及び通信回線負荷を低減できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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