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公開番号
2025141200
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024041028
出願日
2024-03-15
発明の名称
加熱調理装置
出願人
リンナイ株式会社
代理人
弁理士法人ぱてな
主分類
H05B
6/12 20060101AFI20250919BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】耐久性に優れ、かつ、作動時に高い静粛性を発揮可能な加熱調理装置を提供する。
【解決手段】本発明の加熱調理装置100は、筐体1と、天板3と、誘導加熱手段5と、ケース9と、送風手段11とを備えている。ケース9は、筐体1の内部に設けられている。ケース9は、底壁91と周壁92とを有している。天板3と、底壁91と、周壁92とは冷却室60を形成している。底壁91は、誘導加熱手段5が載置される載置部91aを有している。載置部91aは、上面901と下面902とを有している。載置部91aでは、上面901と下面902との間における冷却風の筐体1の上下方向の流通が阻止されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
上部が開口する筐体と、
前記筐体の上部に取り付けられた天板と、
電磁誘導によって被調理物を加熱可能な誘導加熱手段と、
前記筐体の内部に設けられ、前記誘導加熱手段を収容するケースと、
前記筐体の内部に設けられ、前記筐体の外部から前記筐体の内部に冷却風を供給可能な送風手段とを備え、
前記ケースは、底壁と、前記底壁の外縁に接続し、前記底壁を囲いつつ前記天板に向かって上方に延びる周壁とを有し、
前記天板と前記底壁と前記周壁とは、前記冷却風によって前記誘導加熱手段の冷却を行う冷却室を形成し、
前記周壁には、前記冷却室に前記冷却風を導入する導入口と、前記導入口よりも前記冷却風の流通方向の下流側に位置し、前記冷却室から前記冷却風を導出する導出口とが形成され、
前記底壁は、前記誘導加熱手段が載置される載置部を有し、
前記載置部は、上方に面して前記誘導加熱手段と接する上面と、前記筐体の上下方向で前記上面の反対側に位置して下方に面する下面とを有し、
前記載置部では、前記上面と前記下面との間における前記冷却風の前記筐体の上下方向の流通が阻止されている特徴とする加熱調理装置。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記底壁は、前記載置部よりも外側に位置する本体部と、前記載置部と前記本体部との間に位置する接続部とを有し、
前記載置部は、前記本体部よりも上方に位置し、
前記接続部は、前記筐体の上下方向に延びて前記載置部と前記本体部を接続するとともに、前記冷却室内の前記冷却風が前記下面に向かって流通することを阻止する請求項1記載の加熱調理装置。
【請求項3】
前記接続部は、前記載置部及び前記本体部と一体に形成されている請求項2記載の加熱調理装置。
【請求項4】
前記誘導加熱手段は複数であり、
前記底壁は前記載置部を複数有している請求項3記載の加熱調理装置。
【請求項5】
前記天板と、前記周壁の上端との間は封止部材によって封止されている請求項1又は2記載の加熱調理装置。
【請求項6】
燃料ガスを燃焼させて前記被調理物を加熱するガス加熱手段を備えている請求項1又は2記載の加熱調理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は加熱調理装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に従来の加熱調理装置が開示されている。この加熱調理装置は、筐体と、天板と、誘導加熱手段と、ダクトと、送風手段とを備えている。
【0003】
筐体は、上部が開口する略矩形の箱状に形成されている。天板は筐体の上部に取り付けられている。誘導加熱手段は、電磁誘導によって被調理物を加熱可能である。
【0004】
ダクトは、筐体の内部に設けられている。ダクトには、導入口及び導出口が形成されている。また、ダクトには、上下方向に貫通する貫通孔が形成されている。貫通孔には、コイルケースを介して誘導加熱手段が収容されている。送風手段は、筐体の内部に設けられている。送風手段は、筐体の外部から筐体の内部に冷却風を供給可能である。
【0005】
この加熱調理装置では、送風手段によって筐体の内部に供給された冷却風が導入口からダクトの内部に流通する。これにより、ダクトの内部の冷却風は、誘導加熱手段の冷却を行う。この際、この加熱調理装置では、冷却風は、貫通孔及びコイルケースを通じて、ダクトの内部と誘導加熱手段との間を筐体の上下方向に流通しつつ誘導加熱手段の冷却を行う。こうして、誘導加熱手段の冷却を行った冷却風は、導出口によってダクトの内部から導出される。
【0006】
このように、この加熱調理装置では、ダクトの内部に流通した冷却風によって誘導加熱手段を冷却できるため、作動時に誘導加熱手段が過度に高温となることを抑制できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2002-208468号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、上記従来の加熱調理装置では、冷却風がダクトの内部と誘導加熱手段との間を筐体の上下方向に流通する。これにより、この加熱調理装置では、冷却風が誘導加熱手段を上下方向に流通することに起因する風切り音が生じ易いことから、作動時の騒音を抑制し難い問題がある。
【0009】
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、耐久性に優れ、かつ、作動時に高い静粛性を発揮可能な加熱調理装置を提供することを解決すべき課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の加熱調理装置は、上部が開口する筐体と、
前記筐体の上部に取り付けられた天板と、
電磁誘導によって被調理物を加熱可能な誘導加熱手段と、
前記筐体の内部に設けられ、前記誘導加熱手段を収容するケースと、
前記筐体の内部に設けられ、前記筐体の外部から前記筐体の内部に冷却風を供給可能な送風手段とを備え、
前記ケースは、底壁と、前記底壁の外縁に接続し、前記底壁を囲いつつ前記天板に向かって上方に延びる周壁とを有し、
前記天板と前記底壁と前記周壁とは、前記冷却風によって前記誘導加熱手段の冷却を行う冷却室を形成し、
前記周壁には、前記冷却室に前記冷却風を導入する導入口と、前記導入口よりも前記冷却風の流通方向の下流側に位置し、前記冷却室から前記冷却風を導出する導出口とが形成され、
前記底壁は、前記誘導加熱手段が載置される載置部を有し、
前記載置部は、上方に面して前記誘導加熱手段と接する上面と、前記筐体の上下方向で前記上面の反対側に位置して下方に面する下面とを有し、
前記載置部では、前記上面と前記下面との間における前記冷却風の前記筐体の上下方向の流通が阻止されている。
前記載置部では、前記上面と前記下面との間で前記冷却風が前記筐体の上下方向に流通することを阻止していることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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