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公開番号2025140715
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024040270
出願日2024-03-14
発明の名称作業補助装置及び表面処理装置
出願人株式会社大林組,太陽建機レンタル株式会社
代理人弁理士法人一色国際特許事務所
主分類B24C 9/00 20060101AFI20250919BHJP(研削;研磨)
要約【課題】可撓性を有する長尺部材の操作を伴う作業を補助し、作業効率を向上する事が出来る作業補助装置を提供する。
【解決手段】可撓性を有する長尺部材の操作を伴う作業を補助する作業補助装置10であって、両端部が開口する筒形状に形成されて、前記長尺部材が貫通する筒状保持具20と、該筒状保持具の側面に接続される連結金物40と、を備え、前記筒状保持具は、長手方向に屈曲部21が設けられ、前記連結金物は、前記筒状保持具のいずれか一方の端部近傍に設置された丸環状金具24を介して接続されることを特徴とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
可撓性を有する長尺部材の操作を伴う作業を補助する作業補助装置であって、
両端部が開口する筒形状に形成されて、前記長尺部材が貫通する筒状保持具と、
該筒状保持具の側面に接続される連結金物と、を備え、
前記筒状保持具は、長手方向に屈曲部が設けられ、
前記連結金物は、前記筒状保持具のいずれか一方の端部近傍に設置された丸環状金具を介して接続されることを特徴とする作業補助装置。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
請求項1に記載の作業補助装置において、
前記筒状保持具が、前記屈曲部により略くの字形状に形成され、
前記丸環状金具は、略くの字形状の出隅側の側面に接続されていることを特徴とする作業補助装置。
【請求項3】
請求項1に記載の作業補助装置において、
前記連結金物が、吊り材を介して前記丸環状金具に接続されていることを特徴とする作業補助装置。
【請求項4】
請求項1に記載の作業補助装置において、
前記連結金具が、工具用腰ベルトに連結されることを特徴とする作業補助装置。
【請求項5】
請求項1に記載の作業補助装置と、
処理対象面に向けて噴射物を噴射する噴射ノズル、噴射された前記噴射物を回収する回収ホース、及び前記噴射ノズル及び前記回収ホースが接続されるブラストカップを含む表面処理機構と、
を備える表面処理装置であって、
前記作業補助装置が、対をなして設けられており、
一方の前記作業補助装置を構成する筒状保持具に、前記噴射ノズルに接続される噴射物吐出ホースが貫通され、
他方の前記作業補助装置を構成する筒状保持具に、前記回収ホースが貫通されていることを特徴とする表面処理装置。
【請求項6】
請求項5に記載の表面処理装置において、
前記表面処理機構が、ブラスト装置であることを特徴とする表面処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、可撓性を有する長尺部材を操作しつつ実施する作業を補助する作業補助装置、及び作業補助装置を用いた表面処理装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、構造物の壁面などを塗装する工事では、壁面の異物を除去する研削作業を実施する。研削作業には様々な方法があるが、一般にはブラスト装置を採用し、処理対象面を研削する場合が多い。
【0003】
ブラスト装置は、特許文献1に開示されているように、処理対象面に開口部が押し当てられるカップ形状のケースを備え、そのケースに処理対象の表面に向けて研削材を噴射するノズル、及び噴射した研削材やこの研削材を処理対象の表面に衝突させることで発生した粉塵などを吸引する回収口を設けている。
【0004】
処理対象面の研削作業は、作業員が上記のケースを手に持ち、処理対象面に押し当てつつ移動させることで実施する。このとき、ノズルには研削材を供給するブラストホースが接続され、また、回収口には研削材や粉塵を吸引する吸引ホースが接続されている状態にある。したがって、作業員は、この2本のホースを肩に担いだり、工具用腰ベルトに挟むもしくは小脇に抱える態勢で研削作業を行う。
【0005】
常時2本のホースを担ぎながら操作しつつ実施する研削作業は、作業員の肉体的な負担が大きい。そこで、発明者らは、特許文献2で示すような、背負子式のフレームに対をなす筒状ケースを設け、この筒状ケースに2本のホースを貫通させる作業補助装置を開発した。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2016-172295号公報
特願2023-175787号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献2のような作業補助装置を用いると、ホースを肩に担いだ姿勢が適した作業において、ホースの操作性を大幅に向上できる。ところが、ホースを脇に挟むような姿勢が適した作業では、操作性に課題が生じる。
【0008】
本発明は、かかる課題に鑑みなされたものであって、その主な目的は、可撓性を有する長尺部材の操作を伴う作業を補助し、作業効率を向上することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
かかる目的を達成するため、本発明の作業補助装置は、可撓性を有する長尺部材の操作を伴う作業を補助する作業補助装置であって、両端部が開口する筒形状に形成されて、前記長尺部材が貫通する筒状保持具と、該筒状保持具の側面に接続される連結金物と、を備え、前記筒状保持具は、長手方向に屈曲部が設けられ、前記連結金物は、前記筒状保持具のいずれか一方の端部近傍に設置された丸環状金具を介して接続されることを特徴とする。
【0010】
本発明の作業補助装置は、前記筒状保持具が、前記屈曲部により略くの字形状に形成され、前記丸環状金具は、略くの字形状の出隅側の側面に接続されていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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