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公開番号
2025140944
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024040601
出願日
2024-03-15
発明の名称
状態判定装置および状態判定プログラム
出願人
三菱電機モビリティ株式会社
代理人
弁理士法人山王内外特許事務所
主分類
G08G
1/16 20060101AFI20250919BHJP(信号)
要約
【課題】指示に対するドライバの反応から、ドライバの状態の運転に適する度合いを判定できる状態判定装置を提供する。
【解決手段】タスク指示条件に基づき、設定された難易度の異なる複数の候補タスクのうちから選択された難易度の異なる複数の対象タスクを順番に車両のドライバに対して実行させる実行指示を出力するタスク実行指示部(11)と、実行指示に対する反応情報を取得する反応情報取得部(12)と、反応情報に基づき、ドライバが実行指示に応じた対象タスクを実行できたか否かを判定する実行可否判定部(13)と、ドライバが実行指示に応じた対象タスクを実行できたか否かの判定結果に基づき、ドライバの状態の運転に適する度合いである正常度を判定する状態判定部(14)と、状態判定部(14)が判定した正常度に関する情報を出力する状態判定結果出力部(15)とを備えた。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
タスク指示条件に基づき、設定された難易度の異なる複数の候補タスクのうちから選択された前記難易度の異なる複数の対象タスクを順番に車両のドライバに対して実行させる実行指示を出力するタスク実行指示部と、
前記タスク実行指示部が出力した前記実行指示に対する前記ドライバの反応に関する反応情報を取得する反応情報取得部と、
前記反応情報取得部が取得した前記反応情報に基づき、前記ドライバが前記実行指示に応じた前記対象タスクを実行できたか否かを判定する実行可否判定部と、
前記実行可否判定部が判定した、前記ドライバが前記実行指示に応じた前記対象タスクを実行できたか否かの判定結果に基づき、前記ドライバの状態の運転に適する度合いである正常度を判定する状態判定部と、
前記状態判定部が判定した前記正常度に関する情報を出力する状態判定結果出力部
とを備えた状態判定装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記状態判定部は、前記実行可否判定部が判定した、前記ドライバが前記実行指示に応じた前記対象タスクを実行できたか否かの判定結果に基づき、実行できた前記対象タスクの前記難易度と前記正常度との対応関係が定義された状態判定用条件に従って、前記正常度を判定する
ことを特徴とする請求項1記載の状態判定装置。
【請求項3】
前記状態判定用条件において、
実行できた前記対象タスクの前記難易度のうち最も大きい最大難易度に応じた前記正常度とし、同じ前記最大難易度で、かつ、異なる内容の複数の前記対象タスクを実行できた場合は、同じ前記最大難易度の前記対象タスクを1つのみ実行できた場合と比べ、前記正常度を大きくする
との条件が設定されている
ことを特徴とする請求項2記載の状態判定装置。
【請求項4】
前記状態判定用条件において、
実行できた前記対象タスクの前記難易度に重み付けを行い、前記重み付けを行った後の前記難易度から、前記正常度を判定する
との条件が設定されている
ことを特徴とする請求項2記載の状態判定装置。
【請求項5】
前記タスク指示条件は、前記実行指示の出力条件である指示出力条件を含み、
前記タスク実行指示部は、前記指示出力条件に基づき前記実行指示を出力する
ことを特徴とする請求項1記載の状態判定装置。
【請求項6】
前記指示出力条件において、
前記ドライバに対してある前記対象タスクを実行させる前記実行指示を出力した結果、前記ドライバが当該ある前記対象タスクを実行できたと判定された場合は、次の順番の前記対象タスクを実行させる前記実行指示を出力し、前記ドライバが当該ある前記対象タスクを実行できなかったと判定された場合は、複数の前記対象タスクのうちの残りの前記対象タスクを実行させる前記実行指示は出力しない
との条件が設定されている
ことを特徴とする請求項5記載の状態判定装置。
【請求項7】
前記指示出力条件において、
前記ドライバに対してある前記対象タスクを実行させる前記実行指示を出力した結果、前記ドライバが当該ある前記対象タスクを実行できたと判定されたか否かにかかわらず、次の順番の前記対象タスクを実行させる前記実行指示を出力する
との条件が設定されている
ことを特徴とする請求項5記載の状態判定装置。
【請求項8】
前記反応情報取得部は、前記ドライバを撮像した撮像画像を前記反応情報として取得する
ことを特徴とする請求項1記載の状態判定装置。
【請求項9】
前記タスク実行指示部は、複数の前記対象タスクを前記ドライバに実行させる順番をランダムに変更する
ことを特徴とする請求項1記載の状態判定装置。
【請求項10】
前記ドライバが前記タスク指示条件を設定可能である
ことを特徴とする請求項1記載の状態判定装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、状態判定装置および状態判定プログラムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両のドライバに出した指示に対するドライバの反応から、車両の運転に関する何等かの制御を行うためのドライバの状態を判定する技術が知られている。
例えば、特許文献1には、運転者に簡単な指示(例えば、頭部を横に振る等)を出力し、その指示に対する運転者の反応を観察することにより、運転者の反応性および覚醒度を検出し、検出した運転者の反応性および覚醒度の検出に応じて、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えの可否を判定するようにした車両制御装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-21229号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ドライバの状態を考慮して車両の運転に関する何等かの制御を行う場合、ドライバの状態の運転に適する度合いに応じて制御内容を変えることが好ましい。
これに対し、特許文献1に開示されている技術のように簡単な指示しか出力されないようになっていると、例えドライバがその指示に正確に従ったからといって、ドライバの状態の運転に適する度合いはわからないという課題があった。
【0005】
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、指示に対するドライバの反応から、ドライバの状態の運転に適する度合いを判定できる状態判定装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の状態判定装置は、タスク指示条件に基づき、設定された難易度の異なる複数の候補タスクのうちから選択された難易度の異なる複数の対象タスクを順番に車両のドライバに対して実行させる実行指示を出力するタスク実行指示部と、タスク実行指示部が出力した実行指示に対するドライバの反応に関する反応情報を取得する反応情報取得部と、反応情報取得部が取得した反応情報に基づき、ドライバが実行指示に応じた対象タスクを実行できたか否かを判定する実行可否判定部と、実行可否判定部が判定した、ドライバが実行指示に応じた対象タスクを実行できたか否かの判定結果に基づき、ドライバの状態の運転に適する度合いである正常度を判定する状態判定部と、状態判定部が判定した正常度に関する情報を出力する状態判定結果出力部とを備えた。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、状態判定装置は、上記のように構成したので、指示に対するドライバの反応から、ドライバの状態の運転に適する度合いを判定できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る状態判定装置の構成例を示す図である。
実施の形態1において記憶部に記憶されている候補タスク情報の内容の一例について説明するための図である。
実施の形態1において、タスク実行指示部がタスク指示条件に基づき選択し決定した、複数の対象タスクとその実行順の一例について説明するための図である。
実施の形態1における、状態判定部による、実行可否判定部が判定した実行可否判定結果に基づく、状態判定用条件に従った正常度の判定の具体例を説明するための図である。
実施の形態1における、状態判定部による、実行可否判定部が判定した実行可否判定結果に基づく、状態判定用条件に従った正常度の判定のその他の具体例を説明するための図である。
実施の形態1における、状態判定部による、実行可否判定部が判定した実行可否判定結果に基づく、状態判定用条件に従った正常度の判定のその他の具体例を説明するための図である。
実施の形態1における、状態判定部による、実行可否判定部が判定した実行可否判定結果に基づく、状態判定用条件に従った正常度の判定のその他の具体例を説明するための図である。
実施の形態1における、状態判定部による、実行可否判定部が判定した実行可否判定結果に基づく、状態判定用条件に従った正常度の判定のその他の具体例を説明するための図である。
実施の形態1における、状態判定部による、実行可否判定部が判定した実行可否判定結果に基づく、状態判定用条件に従った正常度の判定のその他の具体例を説明するための図である。
実施の形態1に係る状態判定装置の動作について説明するためのフローチャートである。
図10のフローチャートで示した状態判定装置の動作について、より詳細に説明するためのフローチャートである。
図12Aおよび図12Bは、実施の形態1に係る状態判定装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
【0010】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る状態判定装置1の構成例を示す図である。
実施の形態1に係る状態判定装置1は、例えば、車両に搭載されている。
実施の形態1に係る状態判定装置1は、タスク指示条件に基づき、設定された難易度の異なる複数のタスクの中から選択された上記難易度の異なるタスクを順番に車両のドライバに対して実行させる実行指示を出力し、ドライバが実行指示に応じたタスクを実行できたか否かの判定結果に基づき、ドライバの状態の運転に適する度合いである正常度を判定する。
実施の形態1において、状態判定装置1がドライバに対して指示する、設定された難易度が異なる複数のタスクを「対象タスク」といい、当該「対象タスク」が選択されるもととなる、設定された難易度が異なる複数のタスクを「候補タスク」という。すなわち、実施の形態1において、状態判定装置1は、タスク指示条件に基づき、設定された難易度の異なる複数の候補タスクのうちから選択された難易度の異なる複数の対象タスクを、順番に車両のドライバに対して実行させる実行指示を出力し、ドライバが実行指示に応じた対象タスクを実行できたか否かの判定結果に基づき、ドライバの状態の運転に適する度合いである正常度を判定する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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