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公開番号
2025141393
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024041298
出願日
2024-03-15
発明の名称
故障診断システム、冷凍サイクルシステム、故障診断方法、故障診断プログラム及び空調機
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F25B
49/02 20060101AFI20250919BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】冷凍サイクルシステムにおいて、運転データに基づく指標値から冷媒の漏洩の有無を判定する際の、判定精度を向上させる。
【解決手段】制御部(121)を有する故障診断システム(120)であって、前記制御部(121)は、運転データを取得し、取得した運転データに含まれる膨張弁(400)に関する値と、熱交換器(300)出口における合流前の複数のパス(331~336)のうちのいずれかのパスに設置された温度センサにより測定された値と、を用いて冷媒の漏洩の有無を判定し、前記熱交換器(300)出口における合流前の複数のパス(331~336)のうちのいずれかのパスには、前記複数のパスの高さの平均値よりも低い高さに位置するパス(334~336)が含まれる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
制御部(121)を有する故障診断システム(120)であって、
前記制御部(121)は、
運転データを取得し、
取得した運転データに含まれる膨張弁(400)に関する値と、熱交換器(300)出口における合流前の複数のパス(331~336)のうちのいずれかのパスに設置された温度センサにより測定された値と、を用いて冷媒の漏洩の有無を判定し、
前記熱交換器(300)出口における合流前の複数のパス(331~336)のうちのいずれかのパスには、前記複数のパスの高さの平均値よりも低い高さに位置するパス(334~336)が含まれる、
故障診断システム(120)。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記熱交換器(300)出口における合流前の複数のパス(331~336)のうちのいずれかのパスに設置された温度センサは、着霜を検知するためのデフロストセンサである、
請求項1に記載の故障診断システム(120)。
【請求項3】
前記熱交換器(300)出口における合流前の複数のパス(331~336)のうちのいずれかのパスには、上下方向に配置される複数のパスのうちの一番下に配置されるパス(336)が含まれる、
請求項1に記載の故障診断システム(120)。
【請求項4】
前記膨張弁(400)に関する値には、前記膨張弁の開度、冷媒流量比、前記膨張弁のCV値、前記膨張弁の開度に基づいて算出される冷却能力のいずれかが含まれる、
請求項1に記載の故障診断システム(120)。
【請求項5】
前記膨張弁(400)には、凝縮器出口膨張弁、過冷却熱交膨張弁またはエコノマイザ熱交膨張弁、蒸発器入口膨張弁のいずれかが含まれる、
請求項1に記載の故障診断システム(120)。
【請求項6】
前記膨張弁(400)は、冷媒回路(110)における凝縮器の出口から蒸発器の入口までの間に設置されている、
請求項1に記載の故障診断システム(120)。
【請求項7】
請求項1乃至6のいずれか1項に記載の故障診断システム(120)を備える冷凍サイクルシステム(100)。
【請求項8】
冷凍サイクルシステム(100)の故障診断方法であって、
運転データを取得する工程と、
取得した運転データに含まれる膨張弁(400)に関する値と、熱交換器(300)出口における合流前の複数のパス(331~336)のうちのいずれかのパスに設置された温度センサにより測定された値と、を用いて冷媒の漏洩の有無を判定する工程と、を有し、
前記熱交換器(300)出口における合流前の複数のパス(331~336)のうちのいずれかのパスには、前記複数のパスの高さの平均値よりも低い高さに位置するパス(334~336)が含まれる、
故障診断方法。
【請求項9】
故障診断システムの制御部(121)に、
運転データを取得する工程と、
取得した運転データに含まれる膨張弁(400)に関する値と、熱交換器(300)出口における合流前の複数のパス(331~336)のうちのいずれかのパスに設置された温度センサにより測定された値と、を用いて冷媒の漏洩の有無を判定する工程と、を実行させ、
前記熱交換器(300)出口における合流前の複数のパス(331~336)のうちのいずれかのパスには、前記複数のパスの高さの平均値よりも低い高さに位置するパス(334~336)が含まれる、
故障診断プログラム。
【請求項10】
請求項7に記載の冷凍サイクルシステム(100)を備える空調機(10)。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、故障診断システム、冷凍サイクルシステム、故障診断方法、故障診断プログラム及び空調機に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
冷凍サイクルシステムにおいて、運転データに基づく指標値から、冷媒の漏洩の有無を判定する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-25509号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、運転データとして、例えば、膨張弁に関する値(膨張弁の開度等)と高圧回りのセンサに関する値(凝縮器出口液管温度等)とを用いた場合、低負荷運転時の判定精度が低下する。
【0005】
本開示は、冷凍サイクルシステムにおいて、運転データに基づく指標値から冷媒の漏洩の有無を判定する際の、判定精度を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の態様は、
制御部(121)を有する故障診断システム(120)であって、
前記制御部(121)は、
運転データを取得し、
取得した運転データに含まれる膨張弁(400)に関する値と、熱交換器(300)出口における合流前の複数のパス(331~336)のうちのいずれかのパスに設置された温度センサにより測定された値と、を用いて冷媒の漏洩の有無を判定し、
前記熱交換器(300)出口における合流前の複数のパス(331~336)のうちのいずれかのパスには、前記複数のパスの高さの平均値よりも低い高さに位置するパス(334~336)が含まれる。
【0007】
本開示の第1の態様によれば、上記故障診断システム(120)を備える冷凍サイクルシステムにおいて、運転データに基づく指標値から冷媒の漏洩の有無を判定する際の、判定精度を向上させることができる。
【0008】
また、本開示の第2の態様は、第1の態様に記載の故障診断システム(120)であって、
前記熱交換器(300)出口における合流前の複数のパス(331~336)のうちのいずれかのパスに設置された温度センサは、着霜を検知するためのデフロストセンサである。
【0009】
また、本開示の第3の態様は、第1または第2の態様に記載の故障診断システム(120)であって、
前記熱交換器(300)出口における合流前の複数のパス(331~336)のうちのいずれかのパスには、上下方向に配置される複数のパスのうちの一番下に配置されるパス(336)が含まれる。
【0010】
また、本開示の第4の態様は、第1または第2の態様に記載の故障診断システム(120)であって、
前記熱交換器(300)出口における合流前の複数のパス(331~336)のうちのいずれかのパスには、前記熱交換器(300)出口における合流後のパスの温度よりも低い温度の合流前のパスが含まれる。
(【0011】以降は省略されています)
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