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公開番号
2025143914
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-02
出願番号
2024043422
出願日
2024-03-19
発明の名称
選別装置、及び選別方法
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
G01N
27/90 20210101AFI20250925BHJP(測定;試験)
要約
【課題】金属製品の破砕片の材料の選別をより安価に行い、延いては廃棄物の発生を防止する。
【解決手段】金属製品の破砕片を搬送する。破砕片の搬送中に、破砕片に磁界を印加する。磁界を印加した破砕片の温度情報を取得する。温度情報に基づいて破砕片の選別を行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
金属製品の破砕片を搬送する搬送部と、
前記破砕片の搬送中に、前記破砕片に磁界を印加する磁界印加部と、
前記磁界を印加した前記破砕片の温度情報を取得する取得部と、
前記温度情報に基づいて前記破砕片の選別を行う選別部と、
を備える、選別装置。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記選別部は、前記破砕片の温度情報に基づいて、前記破砕片が第1の種類の破砕片であるか第2の種類の破砕片であるかの分類を行い、前記分類の結果に応じて破砕片の選別を行うことを特徴とする、請求項1に記載の選別装置。
【請求項3】
前記第1の種類の破砕片が磁性体材料の破砕片であり、前記第2の種類の破砕片が非磁性体材料の破砕片であることを特徴とする、請求項2に記載の選別装置。
【請求項4】
前記第1の種類の破砕片が磁性体材料の破砕片であり、前記第2の種類の破砕片が磁性体材料と非磁性体材料との混合物の破砕片であることを特徴とする、請求項2に記載の選別装置。
【請求項5】
前記第1の種類の破砕片が磁性体材料と非磁性体材料との混合物の破砕片であり、前記第2の種類の破砕片が非磁性体材料の破砕片であることを特徴とする、請求項2に記載の選別装置。
【請求項6】
前記磁界印加部は、電磁誘導コイルにより前記破砕片に磁界を印加することを特徴とする、請求項1に記載の選別装置。
【請求項7】
前記磁界印加部は、前記搬送部の下部から磁界を印加することを特徴とする、請求項6に記載の選別装置。
【請求項8】
前記取得部は、前記破砕片の温度情報として前記破砕片の赤外線画像を取得することを特徴とする、請求項1に記載の選別装置。
【請求項9】
前記取得部は、前記搬送部の上部に設けた赤外線画像を撮像する撮像部により、前記破砕片の赤外線画像を取得することを特徴とする、請求項8に記載の選別装置。
【請求項10】
前記選別部は、前記赤外線画像を入力として前記破砕片の材料を推定する機械学習モデルを用いて、前記破砕片の判別を行うことを特徴とする、請求項8に記載の選別装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、選別装置、及び選別方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、金属リサイクルとして、自動車などの金属製品を破砕し、破砕後の混合物の中から用途に応じた選別を行うことが知られている。特許文献1においては、破砕片の表面情報から皺を特定し、表面のうちの皺の割合に基づいて、金属の破砕片に含まれる添加金属の含有割合に応じた選別を行う技術が開示されている。また例えば、X線を用いて材料の密度を測定することにより、測定した密度に応じて破砕片の材料を判別する技術も存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6726753号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、X線を用いた選別を行う場合には高価な装置が必要となり、簡便に破砕片の材料を判別することが難しいという課題があった。
【0005】
したがって、本発明の目的は、金属製品の破砕片の材料の選別をより安価に行い、延いては廃棄物の発生を防止することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、
金属製品の破砕片を搬送する搬送部と、
前記破砕片の搬送中に、前記破砕片に磁界を印加する磁界印加部と、
前記磁界を印加した前記破砕片の温度情報を取得する取得部と、
前記温度情報に基づいて前記破砕片の選別を行う選別部と、
を備える、選別装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、金属製品の破砕片の材料の選別をより安価に行い、延いては廃棄物の発生を防止することを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る選別装置を含む選別システムの一例を示す図。
実施形態に係る赤外線画像の一例について説明を行うための図。
実施形態に係る選別処理の一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴は任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
本実施形態に係る選別装置は、金属製品の破砕片の搬送中に、当該破砕片に磁界を印加する。次いで選別装置は、磁界を印加した破砕片の温度情報を取得し、温度情報に基づいて破砕片の選別を行う。以下においては、そのよう選別装置の構成について説明を行う。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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