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公開番号2025144234
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-02
出願番号2024043912
出願日2024-03-19
発明の名称情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G06F 21/55 20130101AFI20250925BHJP(計算;計数)
要約【課題】実環境への適用が可能なアクションの決定ロジックを作成可能な情報処理システム、情報処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】本開示に係る情報処理システムは、第1の属性情報と、第1の属性情報に対応する第1のアクションと、を結び付ける第1のロジック及び属性情報の候補について解析する解析部と、解析部の解析結果に基づき、第2の属性情報と、第2の属性情報に対応する第2のアクションと、を結び付ける第2のロジックを特定する特定部と、を備え、特定部は、第1のロジックによる判断結果と第2のロジックによる判断結果との差分と、第1の属性情報に代えて第2の属性情報を用いることで生じる追加コストと、の少なくともいずれかに応じて第2のロジックを特定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1の属性情報と、前記第1の属性情報に対応する第1のアクションと、を結び付ける第1のロジック及び属性情報の候補について解析する解析部と、
前記解析部の解析結果に基づき、第2の属性情報と、前記第2の属性情報に対応する第2のアクションと、を結び付ける第2のロジックを特定する特定部と、を備え、
前記特定部は、前記第1のロジックによる判断結果と前記第2のロジックによる判断結果との差分と、前記第1の属性情報に代えて前記第2の属性情報を用いることで生じる追加コストと、の少なくともいずれかに応じて前記第2のロジックを特定する、
情報処理システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記特定部は、前記差分と、前記追加コストと、の両方に応じて前記第2のロジックを特定する、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記情報処理システムは、
前記差分、又は、前記第1のロジックに代えて前記第2のロジックを用いることで生じる不利益の少なくともいずれかを報知する報知部と、
前記第2のロジックを調整するための調整情報をユーザから受け付ける受付部と、をさらに備える、
請求項1又は2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記特定部は、前記差分に基づき、前記第1のロジックに代えて前記第2のロジックを用いることで生じる不利益を評価する、
請求項1又は2に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記解析部は、前記属性情報の候補を用いて前記第1の属性情報の要素を推論し、
前記特定部は、推論した前記要素と、前記第1のロジックと、を用いて、前記要素と結び付けられる前記第1のアクションを評価し、評価した全ての前記第1のアクションを用いて前記第2のアクションを特定することで、前記第2のロジックを特定する、
請求項1又は2に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記情報処理システムは、
評価された全ての前記第1のアクションを用いて前記第2のアクションを特定する方法を調整するための調整情報をユーザから受け付ける受付部と、をさらに備える、
請求項5に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記情報処理システムは、
前記属性情報の候補を用いて推論される前記第1の属性情報の要素の範囲、又は、評価される前記第1のアクションの範囲の少なくともいずれかを制限する制限部と、をさらに備える、
請求項5に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記情報処理システムは、
前記制限部の制限の方法を調整するための調整情報をユーザから受け付ける受付部と、をさらに備える、
請求項7に記載の情報処理システム。
【請求項9】
前記解析部は、前記第1の属性情報が取得できないことを判定した場合に、取得可能な前記属性情報の候補を用いて前記解析を実行する、
請求項1又は2に記載の情報処理システム。
【請求項10】
前記第1のロジック及び前記第2のロジックはアクセス制御ポリシーである、
請求項1又は2に記載の情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
セキュリティを考慮し、ポリシー等を用いることでセキュリティイベントに対するアクションを決定する技術が進展している。
【0003】
例えば、特許文献1には、動的ポリシーを用いてセキュリティイベントを分析し、能動的脅威と、ユーザ活動と、能動的脅威及びユーザ活動によってトリガされた動的ポリシーと、を含む統合ビューを表示するシステムが開示されている。ここで、システムは、履歴データを用いて、リアルタイムで適用できる追加のルールおよびポリシーを作成することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-175878号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
管理システムがポリシーを作成し、そのポリシーを用いることでセキュリティイベントに対するアクションを決定する場合、実環境によっては、ポリシーを用いた判断に必要な属性情報を管理システムが取得できないことが想定される。この場合、管理システムは、作成されたポリシーを用いたアクションの決定をすることができない。
【0006】
このとき、特許文献1に記載されたように、管理システムが追加のポリシーを作成することでアクションを決定することも考えられる。しかしながら、管理システムが作成する追加のポリシーが、実環境に適用できない可能性が想定される。例えば、作成されたポリシーにより決定されるアクションが、本来決定されるべきアクションから大きく乖離する可能性がある。又は、作成されたポリシーに必要な属性情報を管理システムが取得できない、又は取得し難いという理由で、作成されたポリシーが実質的に使用できない可能性も想定される。
【0007】
本開示の実施形態が達成しようとする目的の1つは、実環境への適用が可能なアクションの決定ロジックを作成可能な情報処理システム、情報処理方法及びプログラムを提供することである。なお、この目的は、ここに開示される複数の実施形態が達成しようとする複数の目的の1つに過ぎないことに留意されるべきである。その他の目的又は課題と新規な特徴は、本明細書の記述又は添付図面から明らかにされる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一態様にかかる情報処理システムは、
第1の属性情報と、前記第1の属性情報に対応する第1のアクションと、を結び付ける第1のロジック及び属性情報の候補について解析する解析部と、
前記解析部の解析結果に基づき、第2の属性情報と、前記第2の属性情報に対応する第2のアクションと、を結び付ける第2のロジックを特定する特定部と、を備え、
前記特定部は、前記第1のロジックによる判断結果と前記第2のロジックによる判断結果との差分と、前記第1の属性情報に代えて前記第2の属性情報を用いることで生じる追加コストと、の少なくともいずれかに応じて前記第2のロジックを特定する。
【0009】
一態様にかかる情報処理方法は、
第1の属性情報と、前記第1の属性情報に対応する第1のアクションと、を結び付ける第1のロジック及び属性情報の候補について解析し、
解析結果に基づき、第2の属性情報と、前記第2の属性情報に対応する第2のアクションと、を結び付ける第2のロジックを特定し、ここで、前記第1のロジックによる判断結果と前記第2のロジックによる判断結果との差分と、前記第1の属性情報に代えて前記第2の属性情報を用いることで生じる追加コストと、の少なくともいずれかに応じて前記第2のロジックを特定する、
コンピュータが実行する方法である。
【0010】
一態様にかかるプログラムは、
第1の属性情報と、前記第1の属性情報に対応する第1のアクションと、を結び付ける第1のロジック及び属性情報の候補について解析し、
解析結果に基づき、第2の属性情報と、前記第2の属性情報に対応する第2のアクションと、を結び付ける第2のロジックを特定し、ここで、前記第1のロジックによる判断結果と前記第2のロジックによる判断結果との差分と、前記第1の属性情報に代えて前記第2の属性情報を用いることで生じる追加コストと、の少なくともいずれかに応じて前記第2のロジックを特定する、
ことをコンピュータに実行させるものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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