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公開番号2025150430
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024051293
出願日2024-03-27
発明の名称プログラム、給電方法、給電装置及び光給電システム
出願人京セラ株式会社
代理人個人,個人
主分類H04B 10/80 20130101AFI20251002BHJP(電気通信技術)
要約【課題】負荷に応じた好適な給電を行う。
【解決手段】プログラムは、給電装置を制御可能なコンピュータに、受電装置の負荷に関する負荷情報を要求するトリガ光を前記給電装置から前記受電装置に送信させる機能と、前記給電装置が前記受電装置から前記負荷情報を受信すると、前記負荷情報に基づいて、前記給電装置から前記受電装置に出力する給電光の出力を制御する機能と、を実行させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
給電装置を制御可能なコンピュータに、
受電装置の負荷に関する負荷情報を要求するトリガ光を前記給電装置から前記受電装置に送信させる機能と、
前記給電装置が前記受電装置から前記負荷情報を受信すると、前記負荷情報に基づいて、前記給電装置から前記受電装置に出力する給電光の出力を制御する機能と、
を実行させるプログラム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記制御する機能は、
前記負荷情報が既知か否かを判定し、
前記負荷情報が既知であると判定した場合に、当該負荷情報に基づいて前記給電光の出力を制御する、
請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記制御する機能は、前記給電光による給電電力と、前記負荷の消費電力とに基づいて、前記給電光の出力を制御する、
請求項1に記載のプログラム。
【請求項4】
前記受電装置はバッテリを備え、
前記制御する機能は、
前記給電光とバッテリから前記負荷に電力を供給させ、
前記バッテリの充電率に基づいて、前記給電光の出力と停止の切り替えを制御する、
請求項1に記載のプログラム。
【請求項5】
前記受電装置はバッテリを備え、
前記制御する機能は、
前記給電光と前記バッテリから前記負荷に電力を供給させ、
前記バッテリの充電率と、前記負荷の消費電力とに基づいて、前記負荷に電力供給が可能な残り時間を算出する、
請求項1に記載のプログラム。
【請求項6】
前記制御する機能は、
前記負荷情報が既知か否かを判定し、
前記負荷情報が既知でないと判定した場合に、前記負荷に電力を供給して前記負荷の消費電力を測定する、
請求項1に記載のプログラム。
【請求項7】
前記受電装置は、バッテリと、前記バッテリを管理するバッテリ制御部と、を備え、
前記制御する機能は、前記給電装置に配置され、前記バッテリ制御部により前記バッテリの充電を実行させる、
請求項1に記載のプログラム。
【請求項8】
前記受電装置はバッテリを備え、
前記バッテリを充電する充電電流の変動に基づいて、前記給電光の出力を制御する、
請求項1に記載のプログラム。
【請求項9】
給電装置を制御可能な制御部が、
受電装置の負荷に関する負荷情報を要求するトリガ光を前記給電装置から前記受電装置に送信する送信工程と、
前記給電装置が前記受電装置から前記負荷情報を受信すると、前記負荷情報に基づいて、前記給電装置から前記受電装置に出力する給電光の出力を制御する制御工程と、
を実行する給電方法。
【請求項10】
受電装置の負荷に関する負荷情報を要求するトリガ光を当該受電装置に送信する発光部と、
前記受電装置から前記負荷情報を受信すると、前記負荷情報に基づいて、前記受電装置に出力する給電光の出力を制御する制御部と、
を備える給電装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、プログラム、給電方法、給電装置及び光給電システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近時、電力を光(給電光と呼ばれる)に変換して伝送し、当該給電光を電気エネルギーに変換して電力として利用する光給電システムが研究されている。
例えば特許文献1には、負荷が必要とする電力のみを供給し、エネルギーの有効利用を図る技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平1-89120号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、負荷に応じた好適な給電を行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示に係るプログラムは、
給電装置を制御可能なコンピュータに、
受電装置の負荷に関する負荷情報を要求するトリガ光を前記給電装置から前記受電装置に送信させる機能と、
前記給電装置が前記受電装置から前記負荷情報を受信すると、前記負荷情報に基づいて、前記給電装置から前記受電装置に出力する給電光の出力を制御する機能と、
を実行させる。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、負荷に応じた好適な給電を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の実施形態に係る光給電システムの構成図である。
本開示の実施形態に係る給電処理の流れを示すフローチャートである。
給電処理のうちの第1給電制御フローの流れを示すフローチャートである。
第1給電制御フローの変形例の流れを示すフローチャートである。
給電処理のうちの第2給電制御フローの流れを示すフローチャートである。
給電処理のうちの第3給電制御フローの流れを示すフローチャートである。
給電処理のうちの充電制御フローの流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に本開示の一実施形態につき図面を参照して説明する。
【0009】
[光給電システムの構成]
図1に示すように、本実施形態の光給電システム1は、給電装置(PSE:Power Sourcing Equipment)110と、光ファイバケーブル200と、受電装置(PD:Powered Device)310を備える。光給電システム1は、給電装置110が生成した給電光112を、光ファイバケーブル200を介して受電装置310に伝送する。
なお、本開示における給電装置は電力を光エネルギーに変換して供給する装置であり、受電装置は光エネルギーの供給を受け当該光エネルギーを電気(電力)に変換する装置である。また、本開示では、給電装置と受電装置の間で電力と情報(データ)が伝送される。
【0010】
<給電装置の構成>
給電装置110は、給電用半導体レーザ(給電用LD)111と、通信用フォトダイオード(通信用PD)131と、給電制御部150とを含む。
給電用LD111は、電源121からの電力によりレーザ発振して給電光(レーザ光)112を出力する。
通信用PD131は、受電装置310から送信されてきた信号光(レーザ光)332を、電気信号に変換する。この電気信号は、復調部132により復調され、信号光332に重畳されていた情報(上りデータ)が抽出されて、給電制御部150に送信される。
(【0011】以降は省略されています)

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