TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025153286
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024055678
出願日2024-03-29
発明の名称情報処理装置、通信システム、通信方法及びプログラム
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06F 3/12 20060101AFI20251002BHJP(計算;計数)
要約【課題】画像形成装置の情報についてのセキュリティー上の課題がある。
【解決手段】メーカー情報取得部は、複数の画像形成装置のうちの第1画像形成装置へのアクセスの要求に応じて、第1画像形成装置に対応するメーカー情報を取得する。アクセス処理部は、メーカー情報が所定のメーカーを示し、所定の条件が満たされる場合に、第1プロトコルにより第1画像形成装置に格納された情報に対してアクセスするための処理を行う。アクセス処理部は、メーカー情報が所定のメーカーを示さない場合、第2プロトコルにより第1画像形成装置に格納された情報に対してアクセスするための処理を行う。応答出力部は、アクセスの要求を行った要求元に対して、要求に対する応答を出力する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
複数の画像形成装置と通信可能に接続される情報処理装置であって、
前記複数の画像形成装置のうちの第1画像形成装置へのアクセスの要求に応じて、前記第1画像形成装置に対応するメーカー情報を取得するメーカー情報取得部と、
前記メーカー情報に応じて前記第1画像形成装置にアクセスするための処理を行うアクセス処理部と、
前記アクセスの要求を行った要求元に対して、前記要求に対する応答を出力する応答出力部と、
を有し、
前記アクセス処理部は、
前記メーカー情報が所定のメーカーを示し、所定の条件が満たされる場合に、第1プロトコルにより前記第1画像形成装置に格納された情報に対してアクセスするための処理を行い、
前記メーカー情報が所定のメーカーを示さない場合、前記第1プロトコルとは異なる第2プロトコルにより前記第1画像形成装置に格納された情報に対してアクセスするための処理を行う、
情報処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記第1プロトコルは、前記第1画像形成装置との間で送受信されるパケットの少なくとも一部が暗号化されているような通信プロトコルであり、
前記第2プロトコルは、前記第1画像形成装置との間で送受信されるパケットが暗号化されていないような通信プロトコルである、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記メーカー情報が所定のメーカーを示し、前記第1画像形成装置が前記要求元に対する情報開示の対象となる画像形成装置であり、所定の条件が満たされる場合に、前記アクセス処理部は、前記第1プロトコルにより前記第1画像形成装置に対してアクセスするための処理を行う、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第1画像形成装置の機種を識別する機種識別情報が、前記要求元に対して開示可能な情報を示す予め生成された開示情報ファイルに含まれており、所定の条件が満たされる場合に、前記アクセス処理部は、前記第1プロトコルにより前記第1画像形成装置に対してアクセスするための処理を行う、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記機種識別情報が前記開示情報ファイルに含まれていない場合に、前記応答出力部は、アクセスが失敗したことを示す応答を出力する、
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第1画像形成装置におけるアクセス対象の情報を識別するオブジェクト識別情報が、前記要求元に対して開示可能な情報を示す予め生成された開示情報ファイルに含まれており、所定の条件が満たされる場合に、前記アクセス処理部は、前記第1プロトコルにより前記第1画像形成装置に対してアクセスするための処理を行う、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記オブジェクト識別情報が前記開示情報ファイルに含まれていない場合に、前記応答出力部は、アクセスが失敗したことを示す応答を出力する、
請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記開示情報ファイルにおいて前記オブジェクト識別情報の情報が暗号化の対象となることが示されている場合に、前記アクセス処理部は、前記第1プロトコルにより前記第1画像形成装置に対してアクセスするための処理を行う、
請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記開示情報ファイルは、前記要求元に対して情報開示の対象となる画像形成装置の機種の識別情報と、前記要求元に対して開示可能な情報を識別する識別情報とを含む、
請求項4から8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記画像形成装置にアクセスするために使用される接続情報を登録する接続情報登録部、
をさらに有し、
前記接続情報登録部は、
前記画像形成装置のメーカー情報を取得し、
前記メーカー情報が所定のメーカーを示し、前記第1プロトコルにより前記画像形成装置から情報が取得されるときに、当該画像形成装置に関する前記接続情報を登録し、
前記アクセス処理部は、前記接続情報を用いて、前記第1画像形成装置に対してアクセスするための処理を行う、
請求項1に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は情報処理装置、通信システム、通信方法及びプログラムに関し、特に画像形成装置と通信するための情報処理装置、通信システム、通信方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、ユーザーが使用するコンピューターと、印刷処理を行う複数のプリンターと、プリンターの情報を管理する情報管理サーバーを有するシステムを開示する。特許文献1は、ユーザーがコンピューターにプリンタードライバーをインストールする際に、情報管理サーバーがプリンターの一覧を提示することを、開示する。また、特許文献1は、提示されたプリンターの一覧から選択された、印刷出力するプリンターのインストールに必要となるIP(Internet Protocol)アドレスを取得することを、開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-330742号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1にかかる技術では、コンピューターがネットワークを介して複数のプリンターと接続され、コンピューターは、情報管理サーバーからプリンターのIPアドレスを取得できる。しかしながら、特許文献1は、プリンターのユーザー及びプリンターのメーカー以外の第三者、つまりサードパーティーがそのプリンターにアクセスする場合のセキュリティーについて、何ら開示していない。したがって、特許文献1にかかる技術では、画像形成装置の情報についてのセキュリティー上の課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示にかかる情報処理装置は、複数の画像形成装置と通信可能に接続される情報処理装置であって、前記複数の画像形成装置のうちの第1画像形成装置へのアクセスの要求に応じて、前記第1画像形成装置に対応するメーカー情報を取得するメーカー情報取得部と、前記メーカー情報に応じて前記第1画像形成装置にアクセスするための処理を行うアクセス処理部と、前記アクセスの要求を行った要求元に対して、前記要求に対する応答を出力する応答出力部と、を有し、前記アクセス処理部は、前記メーカー情報が所定のメーカーを示し、所定の条件が満たされる場合に、第1プロトコルにより前記第1画像形成装置に格納された情報に対してアクセスするための処理を行い、前記メーカー情報が所定のメーカーを示さない場合、前記第1プロトコルとは異なる第2プロトコルにより前記第1画像形成装置に格納された情報に対してアクセスするための処理を行う。
【0006】
また、本開示にかかる通信システムは、複数の画像形成装置と前記複数の画像形成装置と通信可能に接続される情報処理装置と、を有し、前記情報処理装置は、前記複数の画像形成装置のうちの第1画像形成装置へのアクセスの要求に応じて、前記第1画像形成装置に対応するメーカー情報を取得するメーカー情報取得部と、前記メーカー情報に応じて前記第1画像形成装置にアクセスするための処理を行うアクセス処理部と、前記アクセスの要求を行った要求元に対して、前記要求に対する応答を出力する応答出力部と、を有し、前記アクセス処理部は、前記メーカー情報が所定のメーカーを示し、所定の条件が満たされる場合に、第1プロトコルにより前記第1画像形成装置に格納された情報に対してアクセスするための処理を行い、前記メーカー情報が所定のメーカーを示さない場合、前記第1プロトコルとは異なる第2プロトコルにより前記第1画像形成装置に格納された情報に対してアクセスするための処理を行う。
【0007】
また、本開示にかかる通信方法は、複数の画像形成装置と通信可能に接続される情報処理装置によって実行される通信方法であって、前記複数の画像形成装置のうちの第1画像形成装置へのアクセスの要求に応じて、前記第1画像形成装置に対応するメーカー情報を取得し、前記メーカー情報が所定のメーカーを示し、所定の条件が満たされる場合に、第1プロトコルにより前記第1画像形成装置に格納された情報に対してアクセスするための処理を行い、前記メーカー情報が所定のメーカーを示さない場合、前記第1プロトコルとは異なる第2プロトコルにより前記第1画像形成装置に格納された情報に対してアクセスするための処理を行い、前記アクセスの要求を行った要求元に対して、前記要求に対する応答を出力する。
【0008】
また、本開示にかかるプログラムは、複数の画像形成装置と通信可能に接続される情報処理装置によって実行されるプログラムであって、前記複数の画像形成装置のうちの第1画像形成装置へのアクセスの要求に応じて、前記第1画像形成装置に対応するメーカー情報を取得するステップと、前記メーカー情報が所定のメーカーを示し、所定の条件が満たされる場合に、第1プロトコルにより前記第1画像形成装置に格納された情報に対してアクセスするための処理を行うステップと、前記メーカー情報が所定のメーカーを示さない場合、前記第1プロトコルとは異なる第2プロトコルにより前記第1画像形成装置に格納された情報に対してアクセスするための処理を行うステップと、前記アクセスの要求を行った要求元に対して、前記要求に対する応答を出力するステップと、をコンピューターに実行させる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1にかかる通信システムを示す図である。
実施の形態1にかかる通信システムにおける処理の概要を説明するための図である。
実施の形態1にかかる通信システムで伝送される平文パケットを例示する図である。
実施の形態1にかかる通信システムで伝送される暗号化パケットを例示する図である。
実施の形態1にかかる開示情報ファイルを例示する図である。
実施の形態1にかかる情報処理装置の構成を示す図である。
実施の形態1にかかる画像形成装置の構成を示す図である。
実施の形態1にかかる通信システムにおける処理の詳細を説明するための図である。
実施の形態1にかかるログイン処理によって登録される接続情報を例示する図である。
実施の形態1にかかるアクセスソフトウェアによって実行されるログイン処理を示すフローチャートである。
実施の形態1にかかるアクセスソフトウェアによって実行される応答処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施の形態1)
以下、実施形態について、図面を参照しながら説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。また、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
QRコードの彩色
1日前
個人
工程設計支援装置
1か月前
個人
フラワーコートA
2か月前
個人
地球保全システム
10日前
個人
冷凍食品輸出支援構造
1か月前
個人
為替ポイント伊達夢貯
1か月前
個人
残土処理システム
3日前
個人
携帯情報端末装置
1か月前
個人
表変換編集支援システム
1か月前
個人
結婚相手紹介支援システム
1か月前
個人
知的財産出願支援システム
4日前
個人
知財出願支援AIシステム
1か月前
個人
行動時間管理システム
1か月前
個人
AIによる情報の売買の仲介
1か月前
個人
パスワード管理支援システム
1か月前
株式会社キーエンス
受発注システム
9日前
株式会社アジラ
進入判定装置
1か月前
個人
システム及びプログラム
23日前
株式会社キーエンス
受発注システム
9日前
個人
AIキャラクター制御システム
1か月前
個人
食品レシピ生成システム
9日前
株式会社キーエンス
受発注システム
9日前
個人
海外支援型農作物活用システム
22日前
個人
アンケート支援システム
2か月前
個人
パスポートレス入出国システム
1か月前
日本精機株式会社
施工管理システム
1か月前
大阪瓦斯株式会社
住宅設備機器
1か月前
個人
未来型家系図構築システム
22日前
大同特殊鋼株式会社
疵判定方法
16日前
個人
冷凍加工連携型農場運用システム
1か月前
個人
音声対話型帳票生成支援システム
1か月前
個人
SaaS型勤務調整支援システム
1か月前
個人
社会還元・施設向け供給支援構造
1か月前
サクサ株式会社
中継装置
1か月前
個人
帳票自動生成型SaaSシステム
4日前
個人
音声・通知・再配達UX制御構造
4日前
続きを見る