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公開番号
2025155365
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-14
出願番号
2024059169
出願日
2024-04-01
発明の名称
タイヤ
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
9/00 20060101AFI20251006BHJP(車両一般)
要約
【課題】低燃費性と高速耐久性と操縦安定性との総合性能の向上を図る。
【解決手段】カーカスコードを備えるカーカスと、ベルトコードを備えカーカスのタイヤ半径方向外側に設けられるベルトと、バンドコードを備ベルトのタイヤ半径方向外側に設けられるバンドと、バンドのタイヤ半径方向外側に設けられるトレッドとを備えるタイヤであって、バンドコードはポリエチレンテレフタレート繊維を含んでおり、トレッドをタイヤ径方向に平面視したときにおける、タイヤ周方向とベルトコードの長手方向とがなす角度のうち、小さい方の角度である交差角度が、0度超、25度未満であり、ベルトコードは本以上、4本以下のフィラメントから構成されており、ベルトコード径Dbr(mm)に対するバンドコード径Dba(mm)の比(Dba/Dbr)が、下記の(1式)を満たしているタイヤ。
0.5<Dba/Dbr<1.8 (1式)
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
カーカスコードを備えるカーカスと、
ベルトコードを備え、前記カーカスのタイヤ半径方向外側に設けられるベルトと、
バンドコードを備え、前記ベルトのタイヤ半径方向外側に設けられるバンドと、
前記バンドのタイヤ半径方向外側に設けられるトレッドとを備えるタイヤであって、
前記バンドコードは、ポリエチレンテレフタレート繊維を含んでおり、
前記トレッドをタイヤ径方向に平面視したときにおける、タイヤ周方向と前記ベルトコードの長手方向とがなす角度のうち、小さい方の角度である交差角度が、0度超、25度未満であり、
前記ベルトコードは、1本以上、4本以下のフィラメントから構成されており、
前記ベルトコード径Dbr(mm)に対する前記バンドコード径Dba(mm)の比(Dba/Dbr)が、下記の(1式)を満たしていることを特徴とするタイヤ。
0.5<Dba/Dbr<1.8 (1式)
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記(Dba/Dbr)が、下記の(2式)を満たしていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
0.9<Dba/Dbr<1.7 (2式)
【請求項3】
前記ベルトコードの構造が、1×1構造、1×2構造、1×3構造、1×4構造、2+2構造のいずれかであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記ベルトコードが、スチール製であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記交差角度が、22度未満であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記バンドコード径が、0.2mm超、0.8mm未満であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタイヤ。
【請求項7】
前記トレッドを形成するゴム組成物が、ゴム成分100質量部中に、25質量部超のイソプレン系ゴムを含有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタイヤ。
【請求項8】
前記イソプレン系ゴムが、天然ゴムであることを特徴とする請求項7に記載のタイヤ。
【請求項9】
前記トレッドを形成するゴム組成物が、ゴム成分100質量部に対して、60質量部超のシリカを含有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタイヤ。
【請求項10】
前記シリカの粒子径(平均一次粒子径)が、8nm超であることを特徴とする請求項9に記載のタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1のように、乗用車用タイヤにおいては、高速走行時、遠心力によるタイヤの変形を防ぐという観点から、一般的に、トレッドとベルトとの間にバンド(キャッププライとも言われる)を設けることが行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-38812号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、低燃費性と高速耐久性と操縦安定性との総合性能の向上を図ることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、
カーカスコードを備えるカーカスと、
ベルトコードを備え、前記カーカスのタイヤ半径方向外側に設けられるベルトと、
バンドコードを備え、前記ベルトのタイヤ半径方向外側に設けられるバンドと、
前記バンドのタイヤ半径方向外側に設けられるトレッドとを備えるタイヤであって、
前記バンドコードは、ポリエチレンテレフタレート繊維を含んでおり、
前記トレッドをタイヤ径方向に平面視したときにおける、タイヤ周方向と前記ベルトコードの長手方向とがなす角度のうち、小さい方の角度である交差角度が、0度超、25度未満であり、
前記ベルトコードは、1本以上、4本以下のフィラメントから構成されており、
前記ベルトコード径Dbr(mm)に対する前記バンドコード径Dba(mm)の比(Dba/Dbr)が、下記の(1式)を満たしていることを特徴とするタイヤである。
0.5<Dba/Dbr<1.8 (1式)
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、低燃費性と高速耐久性と操縦安定性との総合性能の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施の形態に係るタイヤを説明する模式断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[1]本開示に係るタイヤの特徴
最初に、本開示に係るタイヤの特徴について説明する。
【0009】
1.概要
本開示に係るタイヤは、カーカスコードを備えるカーカスと、ベルトコードを備えカーカスのタイヤ半径方向外側に設けられるベルトと、バンドコードを備えベルトのタイヤ半径方向外側に設けられるバンドと、バンドのタイヤ半径方向外側に設けられるトレッドとを備えている。そして、バンドコードは、ポリエチレンテレフタレート繊維(PET繊維)を含んでいる。また、ベルトコードは1本以上、4本以下のフィラメントから構成されており、トレッドをタイヤ径方向に平面視したときにおける、タイヤ周方向とベルトコードの長手方向とがなす角度のうち、小さい方の角度である交差角度が、0度超、25度未満である。さらに、ベルトコード径Dbr(mm)に対するバンドコード径Dba(mm)の比(Dba/Dbr)が、(1式)を満たしている。
0.5<Dba/Dbr<1.8 (1式)
【0010】
これらの特徴を有することにより、後述するように、低燃費性と高速耐久性と操縦安定性との総合性能の向上を図ることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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