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公開番号
2025156964
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-15
出願番号
2024059750
出願日
2024-04-02
発明の名称
計測システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
F01N
3/18 20060101AFI20251007BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】低コストで、所定領域内の大気中のNox濃度の測定を行う。
【解決手段】駆動力を発生させるモータ11と、燃焼により駆動、または、モータ11から与えられた駆動力により非燃焼状態で駆動するエンジン12と、活性状態において浄化を行う触媒と、排気管のガスの状態を取得する排ガスセンサ15と、位置情報を取得する位置測定部16と、ガスの状態の情報と位置情報とを送信する送信部17と、を有する車両2と、車両2から受信した情報を処理するサーバー3と、を備え、車両2は、モータ11がエンジン12を非燃焼状態で駆動させ、かつ、触媒13が非活性状態の場合に、排ガスセンサ15により排気管を流れるガスの情報を取得し、位置測定部16により位置情報を取得して、取得された情報をサーバー3に送信し、サーバー3は、車両2から受信した情報を用いて、車両2が走行している所定の領域内の大気の状態を算出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
駆動力を発生させるモータと、
燃焼により駆動、または、前記モータから与えられた駆動力により非燃焼状態で駆動するエンジンと、
活性状態において、前記エンジンの燃焼により発生して排気管を流れる排気ガスに対して浄化を行う触媒と、
前記排気管を流れるガスの状態を取得する排ガスセンサと、
位置情報を取得する位置測定部と、
前記取得されたガスの状態の情報と、前記位置情報と、を送信する送信部と、を有する車両と、
前記車両から受信した情報を処理するサーバーと、を備え、
前記車両は、
前記モータが前記エンジンを非燃焼状態で駆動させ、かつ、前記触媒が非活性状態の場合に、前記排ガスセンサにより前記排気管を流れるガスを検出して情報を取得するとともに、前記位置測定部により位置情報を取得して、取得された前記ガスの情報及び前記位置情報を前記サーバーに送信し、
前記サーバーは、
前記車両から受信した前記情報を用いて、前記車両が走行している所定の領域内の大気の状態を算出する、
計測システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、計測システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
車両が走行する際に、排気ガスに含まれている窒素酸化物(Nox)が知られており、特に、大気中におけるNox濃度の計測が行われている。
【0003】
特許文献1には、ビーコン側で大気中のNox濃度を測定し、現在走行中の地域における大気中のNox濃度が基準値より大きい場合はリーン運転を禁止してNox排出量を抑制することが記載されている。また、車室やエンジンの吸気系にNoxセンサを設け、大気中のNox検出値と地図上の位置とを紐づけて記録することも公知である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-280984号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載されているように、ビーコン側でのNox検出や、あるいは車室やエンジン吸気系でのNox検出のためには、専用のNoxセンサを配置する必要があり、コストが増大するという問題がある。
【0006】
また、所定の地域内における車両からのエミッションの排出量を計測したい場合に、まず、各車両に装着した排ガスセンサを用いて、自車両のエミッションの排出量を計測することは可能である。しかしながら、実際には、エンジンの状態や、車両そのものの状態、交通状況、ドライバの運転操作によってもエミッションの排出量が異なるため、他車両も含めた所定の地域内におけるエミッションの排出量を正しく把握することは困難である。
【0007】
本開示は、低コストで、所定領域内の大気中のNox濃度の測定を行う計測システムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示にかかる計測システムは、駆動力を発生させるモータと、燃焼により駆動、または、前記モータから与えられた駆動力により非燃焼状態で駆動するエンジンと、活性状態において、前記エンジンの燃焼により発生して排気管を流れる排気ガスに対して浄化を行う触媒と、前記排気管を流れるガスの状態を取得する排ガスセンサと、位置情報を取得する位置測定部と、前記取得されたガスの状態の情報と、前記位置情報と、を送信する送信部と、を有する車両と、前記車両から受信した情報を処理するサーバーと、を備え、前記車両は、前記モータが前記エンジンを非燃焼状態で駆動させ、かつ、前記触媒が非活性状態の場合に、前記排ガスセンサにより前記排気管を流れるガスを検出して情報を取得するとともに、前記位置測定部により位置情報を取得して、取得された前記ガスの情報及び前記位置情報を前記サーバーに送信し、前記サーバーは、前記車両から受信した前記情報を用いて、前記車両が走行している所定の領域内の大気の状態を算出する。
これにより、車両でエミッションを発生させない状態で排ガスセンサにより大気エミッションを測定してサーバーに送信し、サーバーで情報処理を行うことができる。
【発明の効果】
【0009】
本開示よれば、低コストで、所定領域内の大気中のNox濃度の測定を行う計測システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1にかかる計測システムの構成を示すブロック図である。
実施の形態1にかかる計測システムの動作フローの一例を示す図である。
実施の形態1にかかる計測のタイミングの例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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