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公開番号2025163527
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-29
出願番号2024066872
出願日2024-04-17
発明の名称バスバ配置構造
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H05K 7/06 20060101AFI20251022BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】バスバの配置位置の様々な方向の変動を吸収することができるバスバ配置構造を提供する。
【解決手段】配置部材9に配置されるバスバ3と、バスバ3を保持する保持部材5と、保持部材5を配置部材9に固定する固定部材7とを備えたバスバ配置構造1において、固定部材7を、保持部材5に対して、バスバ3の長さ方向と平行な平面方向に移動可能に組付け、配置部材9に対して、バスバ3の長さ方向と直交する方向に移動可能に固定した。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
配置部材に配置されるバスバと、
前記バスバを保持する保持部材と、
前記保持部材を前記配置部材に固定する固定部材と、
を備え、
前記固定部材は、前記保持部材に対して、前記バスバの長さ方向と平行な平面方向に移動可能に組付けられ、前記配置部材に対して、前記バスバの長さ方向と直交する方向に移動可能に固定されているバスバ配置構造。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
前記固定部材には、前記配置部材の被固定部に固定される固定部が設けられ、
前記固定部は、前記バスバの長さ方向と直交する方向に弾性変形可能に設けられている請求項1に記載のバスバ配置構造。
【請求項3】
前記保持部材と前記固定部材との間には、前記保持部材を前記バスバの長さ方向と平行な平面方向に移動可能とする隙間が設定されている請求項1又は2に記載のバスバ配置構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バスバ配置構造に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、バスバ配置構造としては、配置部材としての筐体に配置されるバスバと、バスバを保持する保持部材としての樹脂モールドとを備えている。また、樹脂モールドを筐体に固定する固定部材としての締結ボス及びバスバ固定ボルトを備えたものが知られている(特許文献1参照)。このバスバ配置構造では、締結ボスが、筐体から樹脂モールドに向けて突出して設けられている。樹脂モールドには、締結ボスが挿通して配置される貫通孔が設けられている。バスバ固定ボルトは、貫通孔を挿通した締結ボスの先端側に締結される。このようなバスバ配置構造では、バスバを保持した樹脂モールドが、締結ボスの突出方向と平行な方向に移動可能となっている。樹脂モールドを移動可能とすることにより、組付公差やバスバの熱変形などによるバスバの配置位置の変動を吸収することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-169719号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1のようなバスバ配置構造では、保持部材の移動方向が1方向しかない。このため、例えば、保持部材の移動方向と直交する平面方向にバスバの配置位置の変動が生じた場合、その方向に保持部材が移動することができず、バスバの配置位置の変動を吸収することができなかった。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、バスバの配置位置の様々な方向の変動を吸収することができるバスバ配置構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態に係るバスバ配置構造は、配置部材に配置されるバスバと、前記バスバを保持する保持部材と、前記保持部材を前記配置部材に固定する固定部材と、を備え、前記固定部材は、前記保持部材に対して、前記バスバの長さ方向と平行な平面方向に移動可能に組付けられ、前記配置部材に対して、前記バスバの長さ方向と直交する方向に移動可能に固定されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、バスバの配置位置の様々な方向の変動を吸収することができるバスバ配置構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係るバスバ配置構造の斜視図である。
本実施形態に係るバスバ配置構造の蓋部を開いたときの正面図である。
本実施形態に係るバスバ配置構造の分解斜視図である。
本実施形態に係るバスバ配置構造の保持部材の本体に固定部材を組付けるときの斜視図である。
本実施形態に係るバスバ配置構造の保持部材の本体にバスバを保持したときの斜視図である。
本実施形態に係るバスバ配置構造の保持部材の本体にカバーを組付けたときの斜視図である。
本実施形態に係るバスバ配置構造の保持部材を配置部材に組付けるときの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本実施形態に係るバスバ配置構造について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
図1に示すように、本実施形態に係るバスバ配置構造1は、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車などの充電設備の充電コネクタが嵌合される車両側充電部と、充電池やバッテリなどの電源との間に適用される。車両に搭載される電源は、航続距離を向上させるために、近年、大容量であるものが増えている。大容量の電源は、充電時間が長く、充電時間を短縮するために、バスバ3を用いて、大きな電流を流すことが考えられている。バスバ3は、剛性が高く、バスバ3の弾性変形によって、組付公差、製造公差、バスバ3の熱変形などによるバスバ3の配置位置の変動を吸収することが難しい。そこで、本実施形態に係るバスバ配置構造1は、バスバ3が弾性変形しなくても、バスバ3の配置位置の変動を吸収することができるようにしている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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