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公開番号2025164479
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-30
出願番号2024068484
出願日2024-04-19
発明の名称現像剤収容体、画像形成ユニットおよび画像形成装置
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G03G 15/08 20060101AFI20251023BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】現像剤収容体からの現像剤の漏れを抑制することを目的とする。
【解決手段】トナーカートリッジ(現像剤収容体)3は、トナー(現像剤)を収容する枠体30と、枠体30に設けられた孔部33bに一部が挿入され、枠体30の内部のトナーを撹拌または搬送する撹拌バー(回転部材)40と、撹拌バー40の回転軸Axの方向において枠体30と撹拌バー40との間で挟持されたシール部材50とを有する。枠体30においてシール部材50に接触する接触面33aは、回転軸Axを中心とする周方向に複数の穴33cが形成され、隣り合う穴33cの間に第1の接触部33dが形成された接触領域A1(第1の接触領域)を有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
現像剤を収容する枠体と、
前記枠体に設けられた孔部に一部が挿入され、前記枠体の内部の現像剤を撹拌または搬送する回転部材と、
前記回転部材の回転軸の方向において、前記枠体と前記回転部材との間で挟持されたシール部材と
を有し、
前記枠体において前記シール部材に接触する接触面は、
前記回転軸を中心とする周方向に複数の穴が形成され、隣り合う穴の間に第1の接触部が形成された第1の接触領域を有する
ことを特徴とする現像剤収容体。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記枠体の前記接触面は、
前記回転軸を中心とする径方向において前記第1の接触領域とは異なる領域に、略平面で形成される第2の接触領域を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の現像剤収容体。
【請求項3】
前記第2の接触領域は、前記第1の接触領域よりも前記径方向の内側に設けられている
ことを特徴とする請求項2に記載の現像剤収容体。
【請求項4】
前記第1の接触領域の前記径方向における長さL1は、前記第2の接触領域の前記径方向における長さL2よりも短い
ことを特徴とする請求項2または3に記載の現像剤収容体。
【請求項5】
前記シール部材の一部は、前記複数の穴の少なくとも一つに入り込む
ことを特徴とする請求項1から3までの何れか1項に記載の現像剤収容体。
【請求項6】
前記複数の穴の少なくとも一つは、前記シール部材の前記一部から前記回転部材の回転方向に力を受ける受け面を有する
ことを特徴とする請求項5に記載の現像剤収容体。
【請求項7】
前記受け面は、前記回転軸を中心とする径方向に延在している
ことを特徴とする請求項6に記載の現像剤収容体。
【請求項8】
前記回転部材は、
前記回転軸を中心として回転可能な軸部材と、
前記軸部材を支持して前記孔部に挿入される支持部材と
を有し、
前記支持部材は、前記枠体との間で前記シール部材を挟持する当接部を有する
ことを特徴とする請求項1から3までの何れか1項に記載の現像剤収容体。
【請求項9】
前記前記枠体の外側に、前記回転部材に動力を伝達する動力伝達部材をさらに有し、
前記回転部材は、前記動力伝達部材の第1の嵌合部に嵌合する第2の嵌合部を有する
ことを特徴とする請求項1から3までの何れか1項に記載の現像剤収容体。
【請求項10】
現像剤を収容する枠体と、
前記枠体に設けられた孔部に一部が挿入され、前記枠体の内部の現像剤を撹拌または搬送する回転部材と、
前記回転部材の回転軸の方向において、前記枠体と前記回転部材との間で挟持されたシール部材と
を有し、
前記枠体において前記シール部材に接触する接触面は、
前記回転軸を中心とする周方向に複数の穴が形成され、隣り合う穴の間に第1の接触部が形成され、前記枠体に対する前記シール部材の移動を規制する第1の接触領域と、
前記回転軸を中心とする径方向において前記第1の接触領域とは異なる領域に形成され、現像剤をシールする第2の接触領域と
を有することを特徴とする現像剤収容体。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、現像剤を収容する現像剤収容体、並びに、現像剤収容体を備えた画像形成ユニットおよび画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、現像剤を収容する枠体と、枠体内で現像剤を撹拌または搬送する回転部材とを備えた現像剤収容体が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-26934号公報(例えば、要約参照)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の現像剤収容体には、回転部材の端部から枠体の外部に現像剤が漏れるという問題があった。
【0005】
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであり、現像剤収容体における現像剤の漏れを抑制すること目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の現像剤収容体は、現像剤を収容する枠体と、枠体に設けられた孔部に一部が挿入され、枠体の内部の現像剤を撹拌または搬送する回転部材と、回転部材の回転軸の方向において、枠体と回転部材との間で挟持されたシール部材とを有する。枠体においてシール部材に接触する接触面は、回転軸を中心とする周方向に複数の穴が形成され、隣り合う穴の間に第1の接触部が形成された第1の接触領域を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示では、枠体の接触面の第1の接触領域に形成された穴とシール部材とが係合し、シール部材の移動を規制することができる。これによりシール部材と枠体との間のシール圧およびシール部材と回転部材との間のシール圧を一定に保つことができ、現像剤の漏れを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態の画像形成装置の構成を示す図である。
実施の形態のトナーカートリッジおよびユニット本体を示す斜視図(A)、および画像形成ユニットを示す斜視図(B)である。
実施の形態のトナーカートリッジを示す斜視図である。
実施の形態のトナーカートリッジを示す断面図(A),(B)である。
実施の形態のインナケースと操作レバーと撹拌バーを示す斜視図(A)、おおび、撹拌バーとギアを示す斜視図(B)である。
実施の形態のトナーカートリッジの枠体に撹拌バーを取り付ける前の状態を示す斜視図(A)、および、枠体の接触面とその周囲を拡大して示す斜視図(B)である。
実施の形態のトナーカートリッジの枠体に撹拌バーを取り付けた状態を示す斜視図(A)、および、シール部材とその周囲を拡大して示す斜視図(B)である。
実施の形態のトナーカートリッジの枠体の接触面を示す正面図(A)、および支持部材の当接部の接触面を示す正面図(B)である。
比較例のトナーカートリッジの枠体に撹拌バーを取り付ける前の状態を示す斜視図(A)、および、枠体の接触面とその周囲を拡大して示す斜視図(B)である。
比較例のトナーカートリッジの枠体に撹拌バーを取り付けた状態を示す斜視図(A)、および、シール部材とその周囲を拡大して示す斜視図(B)である。
比較例の支持部材の対向部の接触面を示す正面図である。
実施の形態1のトナーカートリッジの枠体の穴の形状の例を示す模式図(A),(B),(C)である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<画像形成装置10の構成>
まず、実施の形態の画像形成装置10の全体構成について説明する。図1は、画像形成装置10を示す図である。図1に示す画像形成装置10は、電子写真プロセスを利用して画像を形成するプリンタである。
【0010】
画像形成装置10は、印刷用紙等の媒体Mを供給する媒体供給部60と、画像を形成する画像形成ユニット1と、媒体Mに画像を定着する定着装置70と、媒体Mを排出する媒体排出部80と、これらを収容する装置筐体10Aとを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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