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公開番号
2025022548
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023127232
出願日
2023-08-03
発明の名称
情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法
出願人
学校法人法政大学
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01S
5/14 20060101AFI20250206BHJP(測定;試験)
要約
【課題】アンカーを用いずに可動ノードの測位を実行可能な情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置10は、互いの距離を測定するための無線通信を互いに行う複数の第1ノード20の少なくとも1つの位置を、移動体としての第2ノード30に基づいて推定する第1処理と、第2ノード30に基づいて位置が推定された第1ノード20であって静止している第1ノード20及び第2ノード30の少なくとも一方に基づいて、他の第1ノード20の位置を推定する第2処理と、を実行する制御部13、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
互いの距離を測定するための無線通信を互いに行う複数の第1ノードの少なくとも1つの位置を、移動体としての第2ノードに基づいて推定する第1処理と、前記第2ノードに基づいて位置が推定された前記第1ノードであって静止している前記第1ノード及び前記第2ノードの少なくとも一方に基づいて、他の前記第1ノードの位置を推定する第2処理と、を実行する制御部、
を備える、
情報処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記制御部は、前記第2ノードから取得された、前記第2ノードの位置を示す位置情報及び前記第2ノードから前記第1ノードまでの距離を示す距離情報を用いて前記第1処理を実行する、
情報処理装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の情報処理装置であって、
前記制御部は、前記第2処理において、前記第2ノードに基づいて位置が推定された前記第1ノードであって静止している前記第1ノードに基づいて、移動した前記第1ノードの移動後の位置を推定する、
情報処理装置。
【請求項4】
請求項3に記載の情報処理装置であって、
前記制御部は、前記第2処理を実行する前に、前記第1ノードが移動したか否かを判定する判定処理を実行する、
情報処理装置。
【請求項5】
請求項4に記載の情報処理装置であって、
前記制御部は、前記第1ノードから取得された、前記第1ノードの静止又は移動を示す慣性情報を用いて前記判定処理を実行する、
情報処理装置。
【請求項6】
請求項4に記載の情報処理装置であって、
前記制御部は、位置が推定された他の前記第1ノードであって静止している他の前記第1ノードに対する前記第1ノードの位置の変化を算出することで前記判定処理を実行する、
情報処理装置。
【請求項7】
請求項1又は2に記載の情報処理装置であって、
前記制御部は、前記第1処理により推定された前記第1ノードの位置に基づいて、前記第2ノードの移動ルートを決定する、
情報処理装置。
【請求項8】
請求項7に記載の情報処理装置であって、
前記制御部は、前記第2ノードが第1方向に沿って前記第1ノードと対向する第1位置から、前記第1方向に対して斜めに交差する第2方向に沿って前記第1ノードと対向する第2位置に移動する前記移動ルートを決定する、
情報処理装置。
【請求項9】
請求項1又は2に記載の情報処理装置と、
複数の前記第1ノードと、
前記移動体としての前記第2ノードと、
を備える、
情報処理システム。
【請求項10】
請求項9に記載の情報処理システムであって、
複数の前記第1ノードの各々は、距離を測定するための無線通信を行う無線タグを装着した機器を含む、
情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電波及び超音波などによる無線通信を行って相手側との距離を測定可能な無線タグが知られている。このような無線タグを複数有する測位システムに関連する技術も知られている。例えば、特許文献1には、無線端末の位置の決定のための方法が開示されている。当該方法は、最も典型的な配備例において、移動ノードの方がアクセスポイントよりターゲット移動ノードに近く、従って、位置決定のためにより多くのアクセスポイント又は固定アンカーを配備する必要性を除去するということを利用するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2014-509381号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の配備例では、サーバ及び複数の移動ノードに加えて、固定ノードが付加的に配置されている。特許文献1に記載の技術を含む従来技術では、移動ノードのような可動ノードの移動後の位置を推定するために、アンカーとして機能する測位済みの固定ノードが可動ノードとは別に付加的に必要とされていた。このようなアンカーを用いて三角測量の要領で可動ノードの測位が行われていた。
【0005】
本開示は、アンカーを用いずに可動ノードの測位を実行可能な情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するための第1の観点による情報処理装置は、
互いの距離を測定するための無線通信を互いに行う複数の第1ノードの少なくとも1つの位置を、移動体としての第2ノードに基づいて推定する第1処理と、前記第2ノードに基づいて位置が推定された前記第1ノードであって静止している前記第1ノード及び前記第2ノードの少なくとも一方に基づいて、他の前記第1ノードの位置を推定する第2処理と、を実行する制御部、
を備える。
【0007】
第2の観点による情報処理システムは、
上記の情報処理装置と、
複数の前記第1ノードと、
前記移動体としての前記第2ノードと、
を備える。
【0008】
第3の観点による情報処理方法は、
情報処理装置により実行される情報処理方法であって、
互いの距離を測定するための無線通信を互いに行う複数の第1ノードの少なくとも1つの位置を、移動体としての第2ノードに基づいて推定することと、
前記第2ノードに基づいて位置が推定された前記第1ノードであって静止している前記第1ノード及び前記第2ノードの少なくとも一方に基づいて、他の前記第1ノードの位置を推定することと、
を含む。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一実施形態に係る情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法によれば、アンカーを用いずに可動ノードの測位を実行可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の一実施形態に係る情報処理装置を含む情報処理システムの構成の一例を示す模式図である。
図1の情報処理装置、第1ノード、及び第2ノードのそれぞれの概略構成を示すブロック図である。
図1の情報処理システムにより実行される情報処理方法の一例を説明するためのシーケンス図である。
図2の情報処理装置による処理の一例を説明するための第1図である。
図2の情報処理装置による処理の一例を説明するための第2図である。
図2の情報処理装置による処理の一例を説明するための第3図である。
図2の情報処理装置による処理の一例を説明するための第4図である。
図2の情報処理装置による処理の一例を説明するための第5図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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