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公開番号
2025063914
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-16
出願番号
2025005562,2022083364
出願日
2025-01-15,2022-05-20
発明の名称
揮発性物質除去装置および揮発性物質除去方法
出願人
新コスモス電機株式会社
,
国立大学法人 筑波大学
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
B01D
53/04 20060101AFI20250409BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】保育器内の患児付近に漂う揮発性物質を除去する。
【解決手段】エタノール除去装置(110)は、保育器(1)内に設置可能であり、吸気
部(111c)から収容室(101)内の空気を吸引する吸引部(115)と、空気に含まれるエタノールを除去する第1除去部(114)と、第1除去部(114)によってエタノールが除去された空気を排気する排気部(111d)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
患児を収容するために内部の温度および湿度が調節可能な収容室を備えた保育器内に設置可能な揮発性物質除去装置であって、
吸気部から前記収容室内の空気を吸引する吸引部と、
前記空気に含まれる揮発性物質を除去する除去部と、
前記除去部によって揮発性物質が除去された空気を排気する排気部と、を備えている、揮発性物質除去装置。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記揮発性物質は、エタノールまたはイソプロパノールである、請求項1に記載の揮発性物質除去装置。
【請求項3】
患児を収容するために内部の温度および湿度が調節可能な収容室を備えた保育器内に設置可能な除去手段、吸気手段、吸引手段および排気手段によって、前記収容室内に収容された患児の周囲の気化した揮発性物質を除去する揮発性物質除去方法であって、
前記吸気手段から前記収容室内の空気を前記吸引手段によって吸引する吸引ステップと、
吸引された空気に含まれる揮発性物質を前記除去手段によって除去する除去ステップと、
揮発性物質が除去された空気を前記排気手段によって排気する排気ステップと、を含む、揮発性物質除去方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、医学的介入において気化した揮発性物質を除去する揮発性物質除去装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
保育器内では、収容されている患児に対して医療行為が行われる。例えば、保育器内で患児に対して医療行為を行う際に、消毒や医療行為実施者の手指消毒の目的等に使用されるアルコール類として、あるいは薬品の溶媒として、揮発性物質が使用され得る。例えば、消毒等に使用されるアルコール類としては、エタノールおよびイソプロパノール等が挙げられる。このような揮発性物質が保育器内で使用され、気化した場合、保育器内の患児が揮発性物質に長時間暴露されてしまう虞がある。例えば、エタノールおよびイソプロパノールは、患児の身体および生育に悪影響を与える可能性がある。それゆえ、保育器内の患児に対する医療行為においてエタノールを使用する場合には、保育器内の空気中の揮発性物質の濃度の上昇を抑える必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、病室や病棟内等の保育器を設置している空間の揮発性物質を除去するだけでは、保育器内の患児付近に漂う揮発性物質を除去するには不十分である。
【0004】
本開示は、保育器内の患児付近に漂う揮発性物質を十分に除去できる揮発性物質除去装置および方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、本開示の一側面に係る揮発性物質除去装置は、患児を収容するために内部の温度および湿度が調節可能な収容室を備えた保育器内に設置可能な揮発性物質除去装置であって、吸気部から前記収容室内の空気を吸引する吸引部と、前記空気に含まれる揮発性物質を除去する除去部と、前記除去部によって揮発性物質が除去された空気を排気する排気部と、を備えている。
【0006】
上記揮発性物質は、たとえば、エタノールまたはイソプロパノールである。
【0007】
また、上記の課題を解決するために、本開示の一側面に係る揮発性物質除去方法は、患児を収容するために内部の温度および湿度が調節可能な収容室を備えた保育器内に設置可能な除去手段、吸気手段、吸引手段および排気手段によって、前記収容室内に収容された患児の周囲の気化した揮発性物質を除去する揮発性物質除去方法であって、前記吸気手段から前記収容室内の空気を前記吸引手段によって吸引する吸引ステップと、吸引された空気に含まれる揮発性物質を前記除去手段によって除去する除去ステップと、揮発性物質が除去された空気を前記排気手段によって排気する排気ステップと、を含む。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一態様によれば、保育器内の患児付近に漂うエタノール等の揮発性物質を十分に除去できる揮発性物質除去装置および方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施形態1に係るエタノール除去装置を備えた保育器の概略斜視図である。
図1に示すエタノール除去装置の概略平面図である。
図2に示すエタノール除去装置のAA線矢視断面図である。
本開示の実施形態2に係るエタノール除去装置の概略平面図である。
本開示の実施形態3に係るエタノール除去装置の概略平面図である。
図5に示すエタノール除去装置のAA線矢視断面図である。
図5に示すエタノール除去装置の使用例を説明する図である。
図1に示す保育器の変形例の概略斜視図である。
図3に示すエタノール除去装置の変形例の概略断面図である。
図6に示すエタノール除去装置の変形例の概略断面図である。
図3に示すエタノール除去装置の変形例の概略断面図である。
本開示の実施形態1に係るエタノール除去方法を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。以下では保育器は、後述する閉鎖型保育器を例にして説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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