TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025073226
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023183801
出願日
2023-10-26
発明の名称
コーティング組成物
出願人
三井化学株式会社
代理人
弁理士法人いくみ特許事務所
主分類
C09D
125/16 20060101AFI20250502BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】アルコールに対する分散性および静置安定性に優れるコーティング組成物を提供すること。
【解決手段】コーティング組成物は、重合体と、アルコールと、無機充填材とを含む。重合体は、イソプロペニルトルエンに由来する構造単位およびイソプロペニルフェノールに由来する構造単位を含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
重合体と、アルコールと、無機充填材とを含み、
前記重合体は、イソプロペニルトルエンに由来する構造単位およびイソプロペニルフェノールに由来する構造単位を含む、コーティング組成物。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
前記重合体の含有割合が、前記無機充填材100質量部に対して、80質量部~200質量部であり、
前記アルコールの含有割合が、前記無機充填材100質量部に対して、300質量部~400質量部である、請求項1に記載のコーティング組成物。
【請求項3】
前記重合体の含有割合が、前記無機充填材100質量部に対して、120質量部~180質量部であり、
前記アルコールの含有割合が、前記無機充填材100質量部に対して、300質量部~350質量部である、請求項1に記載のコーティング組成物。
【請求項4】
前記重合体の重量平均分子量が、400~1000である、請求項1に記載のコーティング組成物。
【請求項5】
前記重合体に対して、イソプロペニルフェノールに由来する構造単位が、2モル%~30モル%である、請求項1に記載のコーティング組成物。
【請求項6】
前記アルコールが、イソプロピルアルコールまたはメタノールである、請求項1に記載のコーティング組成物。
【請求項7】
前記無機充填材が無機粒子であり、
前記無機粒子の平均一次粒子径が、0.1μm~100μmである、請求項1に記載のコーティング組成物。
【請求項8】
前記無機充填材が、シリカまたはタルクである、請求項1~7のいずれか一項に記載のコーティング組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コーティング組成物に関する。
続きを表示(約 940 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、コーティング組成物には、コーティング組成物から形成されるコーティング層に対して、各種物性(例えば、耐熱性、密着性)を付与する観点から、無機充填材が配合される。
【0003】
一方、コーティング組成物において、無機充填材が凝集すると、コーティング層に対して、各種物性を十分に付与できない場合がある。そのため、コーティング組成物において、無機充填材の分散性が要求される。
【0004】
具体的には、粒子と、ポリマーおよび水を含む膜形成ポリマー組成物とを含む水性コーティング組成物が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このような水性コーティング組成物では、予め、粒子の表面が薬剤によって改質されている。これにより、粒子の分散性を向上させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特表2017-511395号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
一方、特許文献1では、予め、粒子の表面を薬剤によって改質するため、作業が煩雑になるという不具合がある。
【0007】
また、コーティング組成物の分散媒としては、揮発性の観点から、アルコールが選択される。つまり、コーティング組成物が、アルコールを含む場合における無機充填材の分散性が要求される。
【0008】
また、貯蔵安定性の観点から、無機充填材を分散させた後、一定の期間、静置させた場合であっても、無機充填材の凝集を抑制することが要求される(つまり、静置安定性が要求される。)。
【0009】
本発明は、アルコールに対する分散性および静置安定性に優れるコーティング組成物を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明[1]は、重合体と、アルコールと、無機充填材とを含み、前記重合体は、イソプロペニルトルエンに由来する構造単位およびイソプロペニルフェノールに由来する構造単位を含む、コーティング組成物である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
他の特許を見る