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公開番号2025074611
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023185548
出願日2023-10-30
発明の名称ビリヤードタップ
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人個人,個人
主分類A63D 15/08 20060101AFI20250507BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】天然皮革によらない材料から形成され、打球感の良い新規なビリヤードタップを提供する。
【解決手段】本発明のビリヤードタップは、ショアD硬度が60～80、かつ、リュプケ式反発弾性が、35%～65%の材料から形成されていることを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項１】
ショアＤ硬度が６０～８０、かつ、リュプケ式反発弾性が３５％～６５％の材料から形成されていることを特徴とするビリヤードタップ。
続きを表示（約 400 文字）【請求項２】
前記材料は、熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂である請求項１に記載のビリヤードタップ。
【請求項３】
前記材料は、アイオノマー樹脂、オレフィン共重合体、ポリウレタン、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリイミド、スチレン系樹脂、ポリエステル、アクリル樹脂、ゴム、エポキシ樹脂、および、フェノールホルムアルデヒド樹脂よりなる群から選択される少なくとも一種である請求項１に記載のビリヤードタップ。
【請求項４】
ゴム組成物の硬化物である請求項１に記載のビリヤードタップ。
【請求項５】
（ａ）基材ゴム、（ｂ)共架橋剤、（ｃ）架橋剤を含有するゴム組成物の硬化物である請求項４に記載のビリヤードタップ。
【請求項６】
前記（ａ）基材ゴムが、ポリブタジエンゴムおよび／またはスチレンブタジエンゴムを含有する請求項５に記載のビリヤードタップ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ビリヤードタップに関するものである。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
ビリヤードには、大別するとポケットビリヤードとキャロムビリヤードがある。ポケットビリヤードは、予め決められた手玉を撞いて、手玉を的玉に当てて的玉をポケットにいれるゲームである。また、キャロムビリヤードは、ポケットのない台を使用して、ワンショットで２つ以上の的玉に手玉をあてるゲームである。
【０００３】
上級プレーヤーは、手玉を撞く撞点をコントロールして、例えば、バックスピンをかけて手玉を戻したり、フォロースピンをかけて手玉を転がし、手玉の動きをコントロールする。
【０００４】
ビリヤード用の手玉を撞くキュースティックの先端には、ビリヤードタップが装着されている。ビリヤードタップは、手玉を撞くときに接触する部分であり、ボールのコントロールをするために極めて重要な部分である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２０１０－２２７１８９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
従来のビリヤードタップは、牛や豚などの動物の天然皮革を円柱状に成形している。例えば、豚革を複数枚積層し、各層を接着剤で貼り合わせて円柱状に成形したものがある。しかしながら、動物には個体差があり、天然皮革の風合いや硬さなどは一様ではない。そのため天然皮革から作製したビリヤードタップは、品質のバラツキが大きい。また、天然皮革から品質の良い部分のみを切り取って、ビリヤードタップを作製しても、品質のばらつきがなお発生する。ビリヤードタップの品質が不均一であると、プレーヤーがボールをコントロールすることが困難になる。また、動物の皮を使用していることから環境負荷も懸念されている。
【０００７】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、天然皮革によらない材料から形成され、打球感の良い新規なビリヤードタップを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明のビリヤードタップは、ショアＤ硬度が６０～８０、かつ、リュプケ式反発弾性が、３５％～６５％の材料から形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００９】
本発明のビリヤードタップは、天然皮革によらない材料から形成されているので品質のバラツキが少ない。また、本発明のビリヤードタップは、打球感が良い。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
本発明の一実施形態に係るビリヤードタップが示された説明図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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