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公開番号2025093209
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-23
出願番号2023208811
出願日2023-12-11
発明の名称焼成システム
出願人日本碍子株式会社,エヌジーケイ・キルンテック株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類F27B 9/30 20060101AFI20250616BHJP(炉,キルン,窯;レトルト)
要約【課題】焼成システムを設置するための設置スペースを小さくすることができる技術を開示する。
【解決手段】焼成システムは、匣鉢内の被処理物を焼成する複数の焼成炉であって、前記複数の焼成炉のそれぞれが前記匣鉢が搬入される搬入口と前記匣鉢を搬出する搬出口とを有する、前記複数の焼成炉と、前記複数の焼成炉のそれぞれにより焼成された前記被処理物を回収する回収部と、を備えている。複数の焼成炉に対して、1個の回収部が設置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
匣鉢内の被処理物を焼成する複数の焼成炉であって、前記複数の焼成炉のそれぞれが前記匣鉢が搬入される搬入口と前記匣鉢を搬出する搬出口とを有する、前記複数の焼成炉と、
前記複数の焼成炉のそれぞれにより焼成された前記被処理物を回収する回収部と、を備えている、焼成システム。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記回収部は、前記複数の焼成炉のそれぞれと離れて配置されており、
前記焼成システムは、自動移動可能であり、前記複数の焼成炉の前記搬出口のそれぞれから搬出される前記匣鉢を前記回収部に運搬する第1自動運搬装置をさらに備えている、請求項1に記載の焼成システム。
【請求項3】
前記複数の焼成炉のそれぞれと離れて配置されており、前記匣鉢に焼成前の前記被処理物を供給する供給部と、
自動移動可能であり、焼成前の前記被処理物が供給された前記匣鉢を、前記複数の焼成炉の前記搬入口のそれぞれに運搬する第2自動運搬装置と、をさらに備えている、請求項1または2に記載の焼成システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示する技術は、焼成システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、焼成システムが開示されている。焼成システムは、焼成炉と、循環ラインと、を備えている。焼成炉は、焼成容器の被処理物を焼成するとともに、焼成容器を搬入する搬入口と、焼成容器を搬出する搬出口と、を有する。循環ラインは、焼成炉の搬出口と搬入口に接続されており、焼成炉の搬出口から搬出された焼成容器を焼成炉の搬入口に送る。また、循環ラインは、焼成容器から被処理物を取り出す回収部を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7041300号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の焼成システムでは、1個の焼成炉に対して、回収部を備える1個の循環ラインが設置されている。このため、焼成システムが複数の焼成炉を備えているとき、複数の循環ラインが必要となり、各循環ラインが回収部を備えている。この構成では、焼成システムを設置するための大きな設置スペースが必要となる。
【0005】
本明細書は、焼成システムを設置するための設置スペースを小さくすることができる技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書に開示する技術の第1の態様では、焼成システムは、匣鉢内の被処理物を焼成する複数の焼成炉であって、前記複数の焼成炉のそれぞれが前記匣鉢が搬入される搬入口と前記匣鉢を搬出する搬出口とを有する、前記複数の焼成炉と、前記複数の焼成炉のそれぞれにより焼成された前記被処理物を回収する回収部と、を備えている。
【0007】
上記の構成によれば、複数の焼成炉に対して、1個の回収部が設置されている。このため、複数の焼成炉により焼成された被処理物を回収する回収部が特定の設置スペースに集約して配置されている。これにより、複数の焼成炉のそれぞれに対して回収部が設置されるときと比較して、焼成システムを設置するための設置スペースを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例の焼成システムの概略図である。
実施例の焼成炉と焼成炉近傍における焼成システムの断面図である。
【0009】
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記しておく。なお、以下に記載する技術要素は、それぞれ独立した技術要素であって、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。
【0010】
本明細書に開示する技術の第2の態様では、上記の第1の態様において、前記回収部は、前記複数の焼成炉のそれぞれと離れて配置されている。前記焼成システムは、自動移動可能であり、前記複数の焼成炉の前記搬出口のそれぞれから搬出される前記匣鉢を前記回収部に運搬する第1自動運搬装置をさらに備えている。上記の構成によれば、複数の焼成炉のそれぞれの搬出口から搬出された匣鉢を、回収部に容易に運搬することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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