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公開番号
2025098356
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023214437
出願日
2023-12-20
発明の名称
ワイヤレス送信機
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
G01P
13/00 20060101AFI20250625BHJP(測定;試験)
要約
【課題】必要なタイミングでの電波送信を確保しつつ電力消費を抑制する。
【解決手段】ワイヤレス送信機は、自身に作用する加速度を順次検出して加速度検出値(DET)を順次導出する加速度センサと、電波を送信可能に構成された送信回路と、加速度検出値に基づき送信機の動作を制御するよう構成された制御回路と、を備える。制御回路は、加速度検出値が閾値より大きい対象期間(P1~P3)において、送信回路から電波を送信させるオン期間と送信回路からの電波の送信を停止するオフ期間とを交互に設け、検出加速度値に応じて各オフ期間の長さを調整する。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
自身に作用する加速度を順次検出して加速度検出値を順次導出するよう構成された加速度センサと、
電波を送信可能に構成された送信回路と、
前記加速度検出値に基づき前記送信機の動作を制御するよう構成された制御回路と、を備え、
前記制御回路は、前記加速度検出値が閾値より大きい対象期間において、前記送信回路から前記電波を送信させるオン期間と前記送信回路からの前記電波の送信を停止するオフ期間とを交互に設け、前記検出加速度値に応じて各オフ期間の長さを調整する
、ワイヤレス送信機。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記制御回路は、前記対象期間において、前記加速度検出値の増大につれて各オフ期間の長さを増大させる
、請求項1に記載のワイヤレス送信機。
【請求項3】
前記制御回路の状態を第1状態又は第2状態に設定するよう構成されたステートマシンが設けられ、
前記第1状態において前記閾値よりも大きな前記加速度検出値が前記加速度センサにて得られると、前記制御回路は前記送信回路から所定のオン時間だけ前記電波を送信させ且つ前記ステートマシンは前記制御回路の状態を前記第1状態から前記第2状態に切り替え、
前記制御回路の状態の前記第2状態への切り替え後、規定時間が経過する前に前記加速度検出値が前記閾値より小さくなると、前記制御回路は前記送信回路から前記オン時間だけ前記電波を送信させ且つ前記ステートマシンは前記制御回路の状態を前記第1状態に戻す
、請求項2に記載のワイヤレス送信機。
【請求項4】
前記ステートマシンは、前記制御回路の状態の前記第2状態への切り替え後、前記加速度検出値が前記閾値より大きいまま前記規定時間が経過すると前記制御回路の状態を前記第1状態に戻し、
前記制御回路の状態が前記第1状態に戻された後の前記加速度検出値が前記閾値より大きいとき、前記制御回路は前記送信回路から再び前記オン時間だけ前記電波を送信させ且つ前記ステートマシンは前記制御回路の状態を再び前記第1状態から前記第2状態に切り替える
、請求項3に記載のワイヤレス送信機。
【請求項5】
前記制御回路は、当該制御回路の状態が前記第1状態から前記第2状態に切り替えられるときの前記加速度検出値が大きくなるにつれて前記規定時間を増大させ、これによって前記対象期間における各オフ期間の長さを調整する
、請求項4に記載のワイヤレス送信機。
【請求項6】
前記電波は、対象物をロック状態からアンロック状態に移行させるための信号を含む
、請求項1~5の何れかに記載のワイヤレス送信機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ワイヤレス送信機に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
ユーザの車両等への近接時にドアをリモートにて解錠状態とするためのリモートアクセスデバイスが普及している。リモートアクセスデバイスにはワイヤレス送信機が設けられる。ワイヤレス送信機に加速度センサ(特許文献1参照)が設けられることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2022/239692号
【0004】
[概要]
ワイヤレス送信機において電波の送信には電力消費が伴う。ワイヤレス送信機において、必要なタイミングでの電波送信を確保しつつ、無駄な電波送信をなるだけ抑制する技術が要求される。
【0005】
本開示の一態様に係るワイヤレス送信機は、自身に作用する加速度を順次検出して加速度検出値を順次導出するよう構成された加速度センサと、電波を送信可能に構成された送信回路と、前記加速度検出値に基づき前記送信機の動作を制御するよう構成された制御回路と、を備え、前記制御回路は、前記加速度検出値が閾値より大きい対象期間において、前記送信回路から前記電波を送信させるオン期間と前記送信回路からの前記電波の送信を停止するオフ期間とを交互に設け、前記検出加速度値に応じて各オフ期間の長さを調整する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、本開示の実施形態に係り、リモートアクセスデバイス、ユーザ及び車両の関係図である。
図2は、本開示の実施形態に係るリモートアクセスデバイスの概略内部構成図である。
図3は、本開示の実施形態に係り、リモートアクセスデバイス内の制御回路のブロック図である。
図4は、本開示の実施形態に係り、リモートアクセスデバイスの動作フローチャートである。
図5は、本開示の実施形態に係り、電波オン処理における電波の送信タイミングの説明図である。
図6は、本開示の実施形態に係り、加速度検出値とカウンタ基準値との関係例を示す図である。
図7は、本開示の実施形態に係り、加速度検出値とカウンタ基準値との関係例を示す図である。
図8は、本開示の実施形態に係り、リモートアクセスデバイスの状態遷移図である。
図9は、本開示の実施形態に係り、リモートアクセスデバイスの変形状態遷移図である。
図10は、本開示の実施形態に係り、加速度検出値、送信回路の状態及びユーザの状態の時系列変化の例を示す図である。
【0007】
[詳細な説明]
以下、本開示の実施形態の例を、図面を参照して具体的に説明する。参照される各図において、同一の部分には同一の符号を付し、同一の部分に関する重複する説明を原則として省略する。本明細書では、記述の簡略化上、情報、信号、物理量、機能部、回路、素子又は部品等を参照する記号又は符号を記すことによって、該記号又は符号に対応する情報、信号、物理量、機能部、回路、素子又は部品等の名称を省略又は略記することがある。
【0008】
尚、本明細書において、対比されるべき任意の2つの物理量が物理量v1及びv2であるとした場合、“v1>v2”は物理量v1が物理量v2よりも大きいことを表し、“v1<v2”は物理量v1が物理量v2よりも小さいことを表し、“v1=v2”は物理量v1の値が物理量v2の値と同じであることを表す。
【0009】
図1に本開示の実施形態に係るリモートアクセスデバイス1(以下、単にデバイス1と略記され得る)、ユーザU1及び車両CRの関係を示す。ユーザU1はデバイス1を所持する人物である。デバイス1はユーザU1の移動と共に移動する。
【0010】
図2にデバイス1の概略内部構成を示す。デバイス1は電波WVを送信可能なワイヤレス送信機2を有する。車両CRにはロック管理装置3が設けられ、ロック管理装置3は車両CRの状態をロック状態又はアンロック状態に制御する。ロック管理装置3は原則として車両CRの状態をロック状態に設定することができる。デバイス1及びロック管理装置3の協働により、デバイス1(従ってユーザU1)が車両CRに対して近接したかが電波WVを用いて検出される。
(【0011】以降は省略されています)
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