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公開番号
2025098434
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023214554
出願日
2023-12-20
発明の名称
電気自動車
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
B60K
7/00 20060101AFI20250625BHJP(車両一般)
要約
【課題】本明細書は、モータがサスペンションに支持されている電気自動車において、モータとインバータを接続するパワーケーブルの揺動を抑える技術を提供する。
【解決手段】本明細書が開示する電気自動車は、車幅方向に延びている車軸と、車軸に連結されており車軸を駆動するモータと、車軸とモータを支持しているサスペンションと、車台に固定されておりモータに電力を供給するインバータと、インバータとモータを接続しているパワーケーブルと、パワーケーブルを支持する支持ブラケットを備える。サスペンションは、車幅方向に沿ってみたときに、車軸とモータを円弧に沿って揺動させる。支持ブラケットはモータとともに揺動する。パワーケーブルは、車幅方向からみたときに、円弧の半径の半分よりも円弧の中心に近い位置で支持ブラケットに支持されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車幅方向に延びている車軸と、
前記車軸に連結されており、前記車軸を駆動するモータと、
前記車軸と前記モータを支持しているとともに、車幅方向に沿ってみたときに前記車軸と前記モータを円弧に沿って揺動させるサスペンションと、
車台に固定されており、前記モータに電力を供給するインバータと、
前記インバータと前記モータを接続しているパワーケーブルと、
前記パワーケーブルを支持する支持ブラケットであって前記モータとともに揺動する支持ブラケットと、
を備えており、
前記パワーケーブルは、車幅方向からみたときに、前記円弧の半径の半分よりも前記円弧の中心に近い位置で前記支持ブラケットに支持されている、
電気自動車。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
前記中心は前記サスペンションの前記車台への連結点である、請求項1に記載の電気自動車。
【請求項3】
前記車台を車幅方向からみたときに、前記支持ブラケットは、前記モータから前記中心に向かって延びている、請求項2に記載の電気自動車。
【請求項4】
前記パワーケーブルは、前記支持ブラケットと前記インバータの間では車幅方向に沿ってへ延びており、前記支持ブラケットで直角に屈曲し、前記支持ブラケットと前記モータの間では車台前後方向に沿って延びている、請求項1から3のいずれか1項に記載の電気自動車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、電気自動車に関する。本明細書における「電気自動車」には、モータとエンジンの双方を備えるハイブリッド車や燃料電池車が含まれる。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1-3に開示されている電気自動車では、車軸を駆動するモータが車軸とともにサスペンションに支持されている。一方、モータに交流電力を供給するインバータは、車台に固定される。すわなち、走行中、モータはサスペンションによってインバータに対して相対的に揺動する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-168955号公報
特開2015-63249号公報
特開2005-104329号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
インバータとモータはパワーケーブルで電気的に接続される。モータがインバータに対して揺動するとき、パワーケーブルも揺動する。パワーケーブルの一部が大きく揺動すると、その一部が疲労劣化する。本明細書は、モータがサスペンションに支持されている電気自動車において、モータとインバータを接続するパワーケーブルの揺動を抑える技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示する電気自動車は、車幅方向に延びている車軸と、車軸に連結されており車軸を駆動するモータと、車軸とモータを支持しているサスペンションと、車台に固定されておりモータに電力を供給するインバータと、インバータとモータを接続しているパワーケーブルと、パワーケーブルを支持する支持ブラケットを備える。サスペンションは、車幅方向に沿ってみたときに車軸とモータを円弧に沿って揺動させる。支持ブラケットはモータとともに揺動する。パワーケーブルは、車幅方向からみたときに、円弧の半径の半分よりも円弧の中心に近い位置で支持ブラケットに支持されている。パワーケーブルの支持箇所の揺動振幅は、モータの揺動振幅の半分以下となる。パワーケーブルの揺動は、インバータと支持箇所の間における揺動と、支持箇所とモータの間における揺動に分割される。その結果、パワーケーブルの揺動が抑えられる。
【0006】
支持ブラケットは、典型的には、モータから円弧の中心へ向けて延びているとよい。また、円弧の中心は、典型的には、サスペンションの車台への連結点であるとよい。本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施例の電気自動車の後部の平面図である。
電気自動車を図1のII-II線に沿ってカットした断面図である。
車軸が揺動したときのモータの変位を示した図である。
第2実施例の電気自動車の後部の断面図である。
車軸が揺動したときのモータの変位を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1実施例)図1-3を参照して第1実施例の電気自動車2を説明する。図1に、電気自動車2の後部の平面図を示し、図2は、電気自動車2を図1のII-II線でカットした断面図である。図1、2では電気自動車2のサスペンション10の周辺の部品だけを示してある。
【0009】
本実施例における車台は、自動車のフレーム(またはフレームを構成するパネル)を意味する。リアサイドメンバ3a、3bが車台の一部である。電気自動車2は、モータ5を有しており、モータ5が後輪の車軸4を駆動する。モータ5は車軸4と一体になっている。モータ5は、減速ギアやデファレンシャルギアを含んでいてもよい。
【0010】
車軸4とモータ5は、サスペンション10を介してリアサイドメンバ3a、3b(車台)に連結されている。サスペンション10は、トレーリングアーム11とストラット12を含む。なお、図1ではストラット12の図示は省略した。ストラット12はコイルスプリングとダンパを含んでいる。ストラット12の下端が車軸4に連結されており、ストラット12の上端は電気自動車2のボディに設けられたサスペンションタワーの上端に連結される。図1-3では、サスペンションタワーを含むボディの図示は省略した。
(【0011】以降は省略されています)
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