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公開番号
2025101471
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023218339
出願日
2023-12-25
発明の名称
充電制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20250630BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】充電スタンドとACコンセントとの間の接点リレーの溶着を検出することができる充電制御装置を提供する。
【解決手段】充電制御装置1は、ECU13を備える。ECU13は、第1の電圧計7から第1の電圧V1、C第2の電圧計8から第2の電圧V2および第3の電圧計9から第3の電圧V3を取得する。ECU13は、第1の電圧V1、第2の電圧V2および第3の電圧V3に基づいて、C接点リレー12の溶着を診断する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
双方向充電器、前記双方向充電器をインレットまたはACコンセントのどちらか一方に切り替えて電気的に接続するC接点リレーおよびプロセッサを備える充電制御装置であって、
前記プロセッサは、
前記インレットと前記C接点リレーとの間に設けられた第1の電圧計から第1の電圧、前記C接点リレーと前記双方向充電器との間に設けられた第2の電圧計から第2の電圧および前記C接点リレーと前記ACコンセントとの間に設けられた第3の電圧計から第3の電圧を取得し、
前記第1の電圧、前記第2の電圧および前記第3の電圧に基づいて、前記C接点リレーの溶着を診断する、
充電制御装置。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の充電制御装置であって、
前記プロセッサは、
前記第1の電圧、前記第2の電圧および前記第3の電圧のそれぞれが異なる値である場合、前記C接点リレーが正常と判断し、充電可能であると判断する、
充電制御装置。
【請求項3】
請求項2に記載の充電制御装置であって、
前記プロセッサは、
前記第1の電圧、前記第2の電圧および前記第3の電圧それぞれが異なる値でない場合、前記C接点リレーが異常と判断し、外部からの充電を禁止する、
充電制御装置。
【請求項4】
請求項3に記載の充電制御装置であって、
前記プロセッサは、
前記C接点リレーが異常と判断した場合、前記C接点リレーに異常が生じている旨の警告を出力する、
充電制御装置。
【請求項5】
請求項3に記載の充電制御装置であって、
前記プロセッサは、
前記第1の電圧、前記第2の電圧および前記第3の電圧それぞれの値が0である場合、前記C接点リレーがインフラ側に溶着した異常状態と判断し、外部からの充電を禁止する、
充電制御装置。
【請求項6】
請求項3に記載の充電制御装置であって、
前記プロセッサは、
前記第1の電圧、前記第2の電圧および前記第3の電圧それぞれの値が同じ値である場合、前記C接点リレーが全溶着した異常状態と判断し、外部からの充電を禁止する、
充電制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、充電制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両外部から電力供給を受けてバッテリを充電する車両用充電装置において、車両の走行中に自己診断を行って、自身の故障を検出する技術が記載されている。この技術では、故障診断部は、AC入力スイッチを遮断状態から接続状態に切り替えることで、AC放電部にて生成された交流電圧をACDC変換部に入力し、ACDC変換部からバッテリに至るAC充電経路の故障診断を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-092310号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1のような車両用充電装置では、充電スタンドからのACDC入力経路が同一であるため、DC充電時にAC経路のC設定をスタンド側からACコンセント側に切り替える場合において、充電スタンドとACコンセントとの間の接点リレーが溶着しているとき、DC充電を禁止する必要がある。
【0005】
しかしながら、特許文献1では、充電スタンドとACコンセントとの間の接点リレーが溶着している状態について何ら考慮されていないことで、DC充電時にACコンセントに電流が流れてしまい、AC100Vの機器へ予期せぬ直流電圧の印加により故障が発生する恐れがあった。
【0006】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、充電スタンドとACコンセントとの間の接点リレーの溶着を検出することができる充電制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る充電制御装置は、双方向充電器、前記双方向充電器をインレットまたはACコンセントのどちらか一方に切り替えて電気的に接続するC接点リレーおよびプロセッサを備える充電制御装置であって、前記プロセッサは、前記インレットと前記C接点リレーとの間に設けられた第1の電圧計から第1の電圧、前記C接点リレーと前記双方向充電器との間に設けられた第2の電圧計から第2の電圧および前記C接点リレーと前記ACコンセントとの間に設けられた第3の電圧計から第3の電圧を取得し、前記第1の電圧、前記第2の電圧および前記第3の電圧に基づいて、前記C接点リレーの溶着を診断する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、充電スタンドとACコンセントとの間の接点リレーの溶着を検出することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施の形態に係る充電制御装置の機能構成を示す概略構成図である。
図2は、一実施の形態に係るECUが実行する溶着判定処理の概要を示すフローチャートである。
図3は、一実施の形態に係るECUが実行する充電判定処理の概要を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施の形態に係る充電制御装置を備える車両について、図面を参照しながら説明する。なお、下記の実施の形態における構成要素は、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。また、以下の説明において参照する各図は、本開示の内容を理解でき得る程度に形状、大きさ、および位置関係を概略的に示してあるに過ぎない。即ち、本開示は、各図で例示された形状、大きさおよび位置関係のみに限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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