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公開番号
2025100196
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023217394
出願日
2023-12-22
発明の名称
放射線撮影システム、放射線撮影方法、及び放射線撮影プログラム
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
A61B
6/42 20240101AFI20250626BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】放射線の透視撮影と一般撮影とを切り替えて実行可能な放射線撮影システムにおいて、撮影効率を向上させることができる放射線撮影システム、放射線撮影方法、及び放射線撮影プログラムを得る。
【解決手段】放射線撮影システムは、放射線検出器の検出面における放射線の照射面積が放射線検出器における放射線を検出可能な最大面積以下となる条件を満たす場合に、撮影モードを透視撮影モードに設定し、撮影モードが透視撮影モードである場合、放射線の照射開始の指示を受け付けたか否かにかかわらずに所定のフレームレートで画像を連続的に取得する処理を放射線検出器に開始させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも一つのプロセッサを備え、かつ所定のフレームレートで複数枚の放射線画像を連続的に撮影する透視撮影と、1枚の放射線画像を記録する一般撮影とを切り替えて実行可能な放射線撮影システムであって、
前記プロセッサは、
放射線検出器の検出面における放射線の照射面積が前記放射線検出器における放射線を検出可能な最大面積以下となる条件を満たす場合に、撮影モードを透視撮影モードに設定し、
撮影モードが透視撮影モードである場合、放射線の照射開始の指示を受け付けたか否かにかかわらずに前記所定のフレームレートで画像を連続的に取得する処理を前記放射線検出器に開始させる
放射線撮影システム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記プロセッサは、
前記照射面積が前記最大面積以下となる条件を満たした場合に、当該条件を満たしたことを報知する
請求項1に記載の放射線撮影システム。
【請求項3】
前記プロセッサは、
前記照射面積が前記最大面積以下となる条件を満たさない場合に、撮影モードを一般撮影モードに設定する
請求項1又は請求項2に記載の放射線撮影システム。
【請求項4】
前記条件は、放射線源から前記検出面までの距離が設定値以下であるという条件である
請求項1又は請求項2に記載の放射線撮影システム。
【請求項5】
複数のプロセッサを備え、
撮影モードが一般撮影モードである場合に得られた放射線画像に対して画像処理を行う第1のプロセッサと、撮影モードが透視撮影モードである場合に得られた放射線画像に対して画像処理を行う第2のプロセッサとが異なるプロセッサである
請求項1又は請求項2に記載の放射線撮影システム。
【請求項6】
前記第2のプロセッサは、
前記放射線画像に対して行う画像処理のロジックが予めプログラムされた論理回路を含む
請求項5に記載の放射線撮影システム。
【請求項7】
前記プロセッサは、
撮影モードが透視撮影モードである場合で、かつ静止画像の撮影指示を受け付けた場合、透視撮影により得られた1枚以上の放射線画像を用いて、単独の放射線静止画像を生成する
請求項1又は請求項2に記載の放射線撮影システム。
【請求項8】
前記プロセッサは、
前記設定値の指定を受け付ける
請求項4に記載の放射線撮影システム。
【請求項9】
少なくとも一つのプロセッサを備え、かつ所定のフレームレートで複数枚の放射線画像を連続的に撮影する透視撮影と、1枚の放射線画像を記録する一般撮影とを切り替えて実行可能な放射線撮影システムの前記プロセッサが、
放射線検出器の検出面における放射線の照射面積が前記放射線検出器における放射線を検出可能な最大面積以下となる条件を満たす場合に、撮影モードを透視撮影モードに設定し、
撮影モードが透視撮影モードである場合、放射線の照射開始の指示を受け付けたか否かにかかわらずに前記所定のフレームレートで画像を連続的に取得する処理を前記放射線検出器に開始させる
処理を実行する放射線撮影方法。
【請求項10】
少なくとも一つのプロセッサを備え、かつ所定のフレームレートで複数枚の放射線画像を連続的に撮影する透視撮影と、1枚の放射線画像を記録する一般撮影とを切り替えて実行可能な放射線撮影システムの前記プロセッサに、
放射線検出器の検出面における放射線の照射面積が前記放射線検出器における放射線を検出可能な最大面積以下となる条件を満たす場合に、撮影モードを透視撮影モードに設定し、
撮影モードが透視撮影モードである場合、放射線の照射開始の指示を受け付けたか否かにかかわらずに前記所定のフレームレートで画像を連続的に取得する処理を前記放射線検出器に開始させる
処理を実行させるための放射線撮影プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、放射線撮影システム、放射線撮影方法、及び放射線撮影プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、X線透視撮影装置において、X線源とX線の検出面との距離を計測する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-255281号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
医療分野において、例えば、胃バリウム検査及び膀胱造影等の検査、もしくは整形整復術等の治療の補助を目的として放射線透視撮影が行われる。また、検査又は治療の補助を目的とした場合でも、透視撮影に加えて一般撮影が行われることによって、1枚の放射線画像を記録用に残すことが行われる場合がある。この場合、1つのシステムによって、放射線の透視撮影と一般撮影とを切り替えて実行できると、撮影効率を向上させることができ、好ましい。特許文献1に記載の技術では、透視撮影と一般撮影とを切り替えて行うことについては考慮されていない。なお、透視撮影とは、所定のフレームレートで複数枚の放射線画像を連続的に撮影すること(すなわち、動画像撮影)を意味する。また、一般撮影とは、放射線技師等のユーザによる撮影指示に応じて1枚の放射線画像を記録すること(すなわち、静止画像撮影)を意味する。
【0005】
本開示は、以上の事情を鑑みてなされたものであり、放射線の透視撮影と一般撮影とを切り替えて実行可能な放射線撮影システムにおいて、撮影効率を向上させることができる放射線撮影システム、放射線撮影方法、及び放射線撮影プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様の放射線撮影システムは、少なくとも一つのプロセッサを備え、かつ所定のフレームレートで複数枚の放射線画像を連続的に撮影する透視撮影と、1枚の放射線画像を記録する一般撮影とを切り替えて実行可能な放射線撮影システムであって、プロセッサは、放射線検出器の検出面における放射線の照射面積が放射線検出器における放射線を検出可能な最大面積以下となる条件を満たす場合に、撮影モードを透視撮影モードに設定し、撮影モードが透視撮影モードである場合、放射線の照射開始の指示を受け付けたか否かにかかわらずに所定のフレームレートで画像を連続的に取得する処理を放射線検出器に開始させる。
【0007】
第2の態様の放射線撮影システムは、第1の態様の放射線撮影システムにおいて、プロセッサは、照射面積が最大面積以下となる条件を満たした場合に、当該条件を満たしたことを報知する。
【0008】
第3の態様の放射線撮影システムは、第1の態様又は第2の態様の放射線撮影システムにおいて、プロセッサは、照射面積が最大面積以下となる条件を満たさない場合に、撮影モードを一般撮影モードに設定する。
【0009】
第4の態様の放射線撮影システムは、第1の態様から第3の態様の何れか1態様の放射線撮影システムにおいて、上記条件は、放射線源から検出面までの距離が設定値以下であるという条件である。
【0010】
第5の態様の放射線撮影システムは、第1の態様から第4の態様の何れか1態様の放射線撮影システムにおいて、複数のプロセッサを備え、撮影モードが一般撮影モードである場合に得られた放射線画像に対して画像処理を行う第1のプロセッサと、撮影モードが透視撮影モードである場合に得られた放射線画像に対して画像処理を行う第2のプロセッサとが異なるプロセッサである。
(【0011】以降は省略されています)
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