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公開番号
2025100902
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2025072371,2024027068
出願日
2025-04-24,2017-09-21
発明の名称
現像剤補給容器及び現像剤補給システム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
G03G
15/08 20060101AFI20250626BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】受入れ口を有する現像剤受入れ部を移動させ、受入れ口を補給容器の排出口に接続する構成で、現像剤受入れ部の移動にかかる負荷を低減し補給容器の円滑な装着を実現する。
【解決手段】補給容器の装着動作に伴い、現像剤受け入れ部11の被支持部11bをリフト部30の受入れ支持部30cに支持させる。さらなる装着動作に伴い、リフト部30のシャッタ摺動部30bがシャッタ4のシャッタ傾斜部4fに摺動することで、リフト部30がシャッタ傾斜部4fに沿って鉛直方向に移動される。こうして、現像剤受入れ部11の被支持部11bを支持するリフト部30をシャッタ4を用いて動作させて、受入れ口が排出口と連通するように現像剤受入れ部11を変位させる。これにより、現像剤受入れ部11の移動にかかる負荷が低減され、補給容器の円滑な装着を実現することができる。
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
現像剤補給容器であって、
現像剤を収容する現像剤収容部と、
前記現像剤収容部と連通する現像剤排出部であって、現像剤排出部に対して前記現像剤収容部は回転軸を中心に回転可能であり、前記現像剤収容部に収容された現像剤を外部へ排出する現像剤排出口が現像剤排出部の底側に設けられた現像剤排出部と、
前記現像剤排出部の外側に設けられたリフターであって、前記現像剤排出部の底側に前記現像剤排出口が位置するように前記現像剤補給容器が載置された場合に、前記回転軸を含む水平面と交差する方向に前記現像剤排出部に対して直線的に昇降可能なリフターと、を備える、
ことを特徴とする現像剤補給容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、現像剤受入れ装置に着脱可能な現像剤補給容器及び現像剤補給システムに関する。
続きを表示(約 4,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複写機などの電子写真方式の画像形成装置には微粉末のトナーなどの現像剤が使用されている。このような画像形成装置では、画像形成に伴い現像剤が消費されることから、現像剤補給装置から現像剤が補給される。現像剤補給装置は、現像剤を収容した現像剤補給容器(以下、単に補給容器と呼ぶ)が画像形成装置内に設けられた現像剤受入れ装置に装着されて、現像剤の補給を行い得る。そこで、現像剤受入れ装置に着脱可能に設けられた補給容器の装着動作に伴って、現像剤受入れ装置の現像剤受入れ部を補給容器の排出口に向けて移動(変位)させる構成が提案されている(特許文献1)。
【0003】
特許文献1に記載の装置では、現像剤受入れ部は補給容器の装着動作に伴い、補給容器に設けられたガイド(係合部)に導かれて、補給容器に近付くように移動する。補給容器の装着が完了すると、補給容器の排出口と現像剤受入れ部の受入れ口とは接続状態(両開口が連通した状態)となる。また、現像剤受入れ部は補給容器の離脱動作に伴いガイドに導かれて、補給容器から離間するように移動する。こうして、排出口と受入れ口とは離間した状態(両開口が連通していない状態)となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013‐015826号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述の特許文献1に記載の装置では、補給容器の装着動作に応じて現像剤受入れ部を補給容器側に移動させるために、ガイドが補給容器の装着方向手前側から奥側に向け補給容器側に高くなるように傾斜されて設けられている。これは、着脱時に補給容器にかけられる力を利用して、現像剤受入れ部の被係合部をガイドに接触させながら移動させるためである。しかし、この場合には特に補給容器の装着時に、現像剤受入れ部(詳しくは被係合部)を装着方向に変位させる力と鉛直方向に変位させる力とが同時に加えられ、これが負荷となり補給容器の円滑な装着が妨げられやすかった。そこで、現像剤受入れ部を移動させるのにかかる負荷を低減し、補給容器のより円滑な装着を実現可能なものが従来から望まれていたが、未だそのようなものは提案されていない。
【0006】
本発明は上記問題に鑑みてなされ、現像剤を受け入れる受入れ口を有する現像剤受入れ部を移動させ、受入れ口を補給容器の排出口に接続する構成で、現像剤受入れ部の移動にかかる負荷を低減して補給容器の円滑な装着を実現すべく発明したものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態に係る現像剤補給容器は、現像剤補給容器であって、現像剤を収容する現像剤収容部と、前記現像剤収容部と連通する現像剤排出部であって、現像剤排出部に対して前記現像剤収容部は回転軸を中心に回転可能であり、前記現像剤収容部に収容された現像剤を外部へ排出する現像剤排出口が現像剤排出部の底側に設けられた現像剤排出部と、前記現像剤排出部の外側に設けられたリフターであって、前記現像剤排出部の底側に前記現像剤排出口が位置するように前記現像剤補給容器が載置された場合に、前記回転軸を含む水平面と交差する方向に前記現像剤排出部に対して直線的に昇降可能なリフターと、を備える、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、現像剤受入れ部の被支持部を支持可能な支持部を動作手段により移動させて、受入れ口が排出口と連通するように現像剤受入れ部を変位させるので、現像剤受入れ部の移動にかかる負荷を低減し補給容器の円滑な装着を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明を適用可能な画像形成装置を示す概略図。
画像形成装置を示す外観斜視図。
現像剤受入れ装置を示す(a)斜視図、(b)断面図。
現像剤受入れ装置の(a)部分拡大斜視図、(b)部分拡大断面図、(c)現像剤受入れ部を示す斜視図。
第一実施形態の補給容器を示す(a)斜視図、(b)部分拡大断面図、(c)装着方向下流側から見た正面図。
容器本体を示す斜視図。
第一実施形態のフランジ部を示す(a)斜視図、(b)底面図。
第一実施形態のフランジ部の部分拡大斜視図であり、(a)装着開始時、(b)装着完了時。
ポンプ部を示す(a)斜視図、(b)側面図。
往復部材を示す(a)斜視図、(b)角度を変えて見た斜視図。
カバーを示す(a)斜視図、(b)反対側から見た斜視図。
第一実施形態のリフト部を示す(a)斜視図、(b)反対側の斜視図。
第一実施形態のシャッタを示す(a)上面図、(b)斜視図。
補給容器の装着動作に伴う現像剤受け入れ部の動作について説明する側面図であり、(a)装着開始時、(b)上昇開始時、(c)上昇途中、(d)装着完了時。
第一実施形態のリフト部の動作について説明する模式図であり、(a)装着開始時、(b)上昇開始時、(c)上昇途中、(d)装着完了時。
第二実施形態のフランジ部を示す斜視図。
ピニオンギアを示す斜視図。
第二実施形態のリフト部を示す(a)斜視図、(b)反対側の斜視図。
第二実施形態のシャッタを示す斜視図。
第二実施形態のフランジ部の部分拡大斜視図。
第二実施形態のリフト部の動作について説明する模式図であり、(a)上昇開始時、(b)装着完了時。
第三実施形態の補給容器を示す(a)斜視図、(b)部分拡大断面図。
第三実施形態のフランジ部を示す斜視図。
第三実施形態のリフトユニット部の(a)全体斜視図、(b)リフト部、(c)リフト動作アーム部、(d)付勢部材。
第三実施形態のフランジ部の部分拡大側面図であり、(a)装着開始時、(b)装着完了時。
第三実施形態のシャッタを示す(a)上面図、(b)斜視図。
第三実施形態のカバーを示す斜視図。
装着開始時の(a)補給容器と現像剤受入れ部の位置を示す断面図、(b)リフト部と現像剤受入れ部の位置を示す模式図。
上昇開始時の(a)補給容器と現像剤受入れ部の位置を示す断面図、(b)リフト部と現像剤受入れ部の関係を示す模式図。
上昇途中の(a)補給容器と現像剤受入れ部の位置を示す断面図、(b)リフト部と現像剤受入れ部の関係を示す模式図。
装着完了時の(a)補給容器と現像剤受入れ部の位置を示す断面図、(b)リフト部と現像剤受入れ部の位置を示す模式図。
第四実施形態の現像剤受入れ装置の(a)部分拡大斜視図、(b)部分拡大断面図。
引き込み部材を示す斜視図。
第四実施形態の補給容器を示す断面斜視図。
第四実施形態のフランジ部を示す(a)斜視図、(b)断面斜視図、(c)底面図。
第四実施形態のリフト部を示す(a)斜視図、(b)側面図。
装着開始時の(a)補給容器と現像剤受入れ部の位置を示す断面図、(b)引き込み部材とリフト部の位置を示す模式図。
回動開始時の(a)補給容器と現像剤受入れ部の位置を示す断面図、(b)引き込み部材とリフト部の位置を示す模式図。
回動途中の(a)補給容器と現像剤受入れ部の位置を示す断面図、(b)引き込み部材とリフト部の位置を示す模式図。
装着完了時の(a)補給容器と現像剤受入れ部の位置を示す断面図、(b)引き込み部材とリフト部の位置を示す模式図。
第五実施形態のフランジ部を示す部分拡大斜視図。
装着開始時のリフト部と規制部材の位置を示す(a)斜視図、(b)部分拡大斜視図。
移動途中のリフト部と規制部材の位置を示す(a)斜視図、(b)部分拡大斜視図。
上昇開始時のリフト部と規制部材の位置を示す(a)斜視図、(b)部分拡大斜視図。
装着完了時のリフト部と規制部材の位置を示す(a)斜視図、(b)部分拡大斜視図。
第六実施形態の補給容器を示す(a)斜視図、(b)部分拡大斜視図。
第六実施形態の現像剤受入れ装置を示す部分拡大斜視図。
第六実施形態の規制部材及びシャッタを示す斜視図。
装着開始時のリフト部と規制部材の位置を示す(a)斜視図、(b)部分拡大斜視図。
移動途中のリフト部と規制部材の位置を示す(a)斜視図、(b)部分拡大斜視図。
上昇開始時のリフト部と規制部材の位置を示す(a)斜視図、(b)部分拡大斜視図。
装着完了時のリフト部と規制部材の位置を示す(a)斜視図、(b)部分拡大斜視図。
第七実施形態の補給容器を示す(a)斜視図、(b)断面図。
昇降機構を示す部分拡大斜視図であり、(a)リフト部の上昇前、(b)リフト部の上昇後。
昇降機構の第二スイッチの近傍を示す部分拡大斜視図。
第八実施形態のフランジ部を示す(a)底面から見た斜視図、(b)部分拡大斜視図。
第八実施形態のシャッタを示す(a)上面図、(b)斜視図。
装着開始時のリフト部と被支持部の位置を示す(a)側面図、(b)部分拡大図。
上昇開始時のリフト部と被支持部の位置を示す(a)側面図、(b)部分拡大図。
上昇途中のリフト部と被支持部の位置を示す(a)側面図、(b)部分拡大図。
装着完了時のリフト部と被支持部の位置を示す(a)側面図、(b)部分拡大図。
第九実施形態の磁石部材を示す(a)上面図、(b)斜視図。
第九実施形態のフランジ部を示す(a)側面図、(b)部分拡大図、(c)部分拡大斜視図。
第十実施形態のフランジ部を示す部分拡大斜視図。
錘を示す(a)斜視図、(b)正面図。
第十実施形態のフランジ部を示す斜視図。
第十実施形態のリフト部を示す斜視図。
第十実施形態のシャッタを示す斜視図。
第十実施形態のフランジ部を示す(a)側面図、(b)部分拡大図。
装着開始時の(a)錘とシャッタの位置を示す断面図、(b)リフト部と現像剤受入れ部の位置を示す側面図。
上昇開始時の(a)錘とシャッタの位置を示す断面図、(b)リフト部と現像剤受入れ部の位置を示す側面図。
上昇途中の(a)錘とシャッタの位置を示す断面図、(b)リフト部と現像剤受入れ部の位置を示す側面図。
上昇完了時の(a)錘とシャッタの位置を示す断面図、(b)リフト部と現像剤受入れ部の位置を示す側面図。
装着完了時の錘とシャッタと現像剤受入れ部の位置を示す断面図。
第十一実施形態のフランジ部を示す側面図。
リフト部の動作について説明する側面図。
従来例について説明する図であり、(a)装着開始時、(b)上昇開始時、(c)上昇途中、(d)装着完了時。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第一実施形態>
以下、第一実施形態について説明する。まず、本発明を適用し得る画像形成装置について、図1及び図2を用いて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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