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公開番号
2025101935
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219043
出願日
2023-12-26
発明の名称
作業車両
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人サンクレスト国際特許事務所
主分類
H01M
8/0438 20160101AFI20250701BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】作業車両において燃料タンクから燃料電池への燃料の供給状態等を把握する。
【解決手段】作業車両は、燃料電池と、燃料電池に供給する燃料を収容する燃料タンクと、燃料タンクから放出された燃料の状態を検出する検出装置と、制御装置と、を備え、制御装置は、検出装置によって検出された燃料の状態に基づく燃料放出量と、燃料電池において消費された燃料消費量とを演算する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
燃料電池と、
前記燃料電池に供給する燃料を収容する燃料タンクと、
前記燃料タンクから放出された燃料の状態を検出する検出装置と、
制御装置と、を備え、
前記制御装置は、前記検出装置によって検出された燃料の状態に基づく燃料放出量と、前記燃料電池において消費された燃料消費量とを演算する、作業車両。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記制御装置は、前記燃料放出量と、前記燃料消費量との差分を演算し、前記差分に基づいて異常の有無を判定する、請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記異常の有無の判定結果を報知する報知装置を備えている、請求項2に記載の作業車両。
【請求項4】
前記燃料放出量と前記燃料消費量とを報知する報知装置を備えている、請求項1に記載の作業車両。
【請求項5】
複数の前記燃料タンクと、
複数の前記燃料タンクのそれぞれに対応して設けられかつ前記燃料タンクからの燃料の放出と当該放出の停止とを切り替える開閉弁と、を備え、
前記検出装置が、複数の前記燃料タンクから前記開閉弁を経て合流された燃料の圧力を検出する圧力センサを含み、
前記制御装置は、前記圧力センサで検出された圧力に基づいて前記燃料放出量を演算する、請求項1~4のいずれか1項に記載の作業車両。
【請求項6】
前記制御装置は、前記燃料放出量と、前記燃料消費量との差分を演算し、前記差分に基づいて異常の有無を判定し、異常有の判定に基づき全ての前記開閉弁を閉鎖する、請求項5に記載の作業車両。
【請求項7】
前記制御装置は、前記燃料放出量を所定の期間積算した第1の積算値と、前記燃料消費量を前記期間積算した第2の積算値との差分を演算する、請求項2又は3に記載の作業車両。
【請求項8】
前記制御装置は、前記第1の積算値及び前記第2の積算値の演算と、前記判定と、前記第1の積算値及び前記第2の積算値のリセットと、を1サイクルとする判定処理を繰り返し実行する、請求項7に記載の作業車両。
【請求項9】
前記制御装置は、1回の判定処理でなされた異常有の判定を仮異常判定とし、前記仮異常判定が所定回数連続した場合に、最後の仮異常判定を正式な異常判定に確定する、請求項8に記載の作業車両。
【請求項10】
前記燃料タンクと前記燃料電池とを接続し前記燃料タンクから前記燃料電池へ燃料を流す配管を備え、
前記検出装置は、前記配管に接続されかつ前記配管を流れる燃料の圧力を検出する圧力センサを含み、
前記制御装置は、前記圧力センサで検出された圧力に基づいて前記燃料放出量を演算する、請求項1~4のいずれか1項に記載の作業車両。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、燃料電池で駆動する作業車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、トラクタ等の作業車両においては、地球環境保護の観点から化石燃料を用いた内燃機関に代えて、水素により発電する燃料電池を用い、発電した電力で駆動する電動モータにより走行装置及び作業装置を動作させるものが提案されている。例えば、特許文献1には、燃料電池と水素タンクとを搭載し、水素タンク内の水素を燃料電池に供給して発電を行う作業車両が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-13186号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
燃料電池を備えた作業車両においては、水素タンクから放出された水素ガスが適切に燃料電池へ供給され、燃料電池で消費されることが求められる。しかしながら、特許文献1の作業車両では、水素ガスの供給状態が適切かどうかを把握することができない。
【0005】
本開示は、燃料タンクから燃料電池への燃料の供給状態を把握可能な作業車両を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の作業車両は、燃料電池と、
前記燃料電池に供給する燃料を収容する燃料タンクと、
前記燃料タンクから放出された燃料の状態を検出する検出装置と、
制御装置と、を備え、
前記制御装置は、前記検出装置によって検出された燃料の状態に基づく燃料放出量と、前記燃料電池において消費された燃料消費量とを演算する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、燃料電池で駆動する作業車両において、燃料タンクから燃料電池への燃料の供給状態を把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、作業車両の斜視図である。
図2は、外装部品の一部を取り外した作業車両の右側面図である。
図3は、作業車両の内部構造の一例を示す斜視図である。
図4は、作業車両の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図5は、水素の供給監視制御に用いられる異常判定方法を説明するグラフである。
図6は、制御装置による異常判定の手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<本開示の実施形態の概要>
以下、本開示の実施形態の概要を列記して説明する。
(1) 本実施形態に係る作業車両は、燃料電池と、
前記燃料電池に供給する燃料を収容する燃料タンクと、
前記燃料タンクから放出された燃料の状態を検出する検出装置と、
制御装置と、を備え、
前記制御装置は、前記検出装置によって検出された燃料の状態に基づく燃料放出量と、前記燃料電池において消費された燃料消費量とを演算する。
【0010】
上記構成によれば、燃料タンクから放出された燃料放出量と、燃料電池において消費された燃料消費量とを用いて燃料タンクから燃料電池への燃料の供給状態を把握することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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