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公開番号2025101963
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023219084
出願日2023-12-26
発明の名称無線通信システム、無線通信装置、無線通信方法及び無線通信プログラム
出願人FCNT合同会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G01S 13/76 20060101AFI20250701BHJP(測定;試験)
要約【課題】被測定装置までの間に障害物が存在する場合でも被測定物の位置を測定する。
【解決手段】本無線通信システムは、無線信号を出力する送信部と、上記無線信号と、上記無線信号を受信した被測定装置からの応答信号と、を基に、上記被測定装置の位置を測定する測定部と、上記無線信号を上記所定のエリアに向けて反射する反射部と、所定のエリアの範囲と投影エリアの範囲とを記憶する記憶部と、測定された上記被測定装置の位置が上記所定のエリア内、または、上記投影エリア内である場合に、所定の処理を実行する実行部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
無線信号を出力する送信部と、
前記無線信号と、前記無線信号を受信した被測定装置からの応答信号と、を基に、前記被測定装置の位置を測定する測定部と、
前記被測定装置と前記送信部とを結ぶ線分の外部に配置され、前記無線信号を所定のエリアに向けて反射する反射部と、
前記所定のエリアの範囲と、前記反射部を基準に前記所定のエリアの線対称の位置に設定される投影エリアの範囲と、を記憶する記憶部と、
測定された前記被測定装置の位置が前記所定のエリア内、または、前記投影エリア内である場合に、所定の処理を実行する実行部と、を備える、
無線通信システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記測定部は、前記無線信号を送信してから前記応答信号を受信するまでの時間と、前記応答信号の到来角度と、を基に、前記被測定装置の位置を測定する、
請求項1に記載の無線通信システム。
【請求項3】
前記反射部は複数配置され、
複数の前記反射部の夫々にはタグが配置され、
前記被測定装置は前記タグの識別子と複数の前記反射部の夫々とを対応付けて記憶し、前記被測定装置から前記無線信号の到来角度の方向に配置された前記反射部に配置された前記タグの前記識別子を前記応答信号に含め、
前記記憶部は、前記識別子と、前記識別子の前記タグが配置された前記反射部によって設定される前記投影エリアの夫々を対応付けて記憶し、
前記実行部は、前記被測定装置の位置が前記応答信号に含まれる前記識別子に対応付けられた前記投影エリア内である場合に、前記所定の処理を実行する、
請求項1に記載の無線通信システム。
【請求項4】
前記所定の処理は、決済処理を含む、
請求項1から3のいずれか一項に記載の無線通信システム。
【請求項5】
無線信号を出力する送信部と、
前記無線信号と、被測定装置による前記無線信号に対する応答信号と、を基に、前記被測定装置の位置を測定する測定部と、
所定のエリアの範囲と、前記被測定装置と前記送信部とを結ぶ線分の外部に配置され、前記無線信号を前記所定のエリアに向けて反射する反射部を基準に前記所定のエリアの線対称の位置に設定される投影エリアの範囲と、を記憶する記憶部と、
測定された前記被測定装置の位置が前記所定のエリア内、または、前記投影エリア内である場合に、所定の処理を実行する実行部と、を備える、
無線通信装置。
【請求項6】
コンピュータが、
無線信号を出力する送信処理と、
前記無線信号と、被測定装置による前記無線信号に対する応答信号と、を基に、前記被測定装置の位置を測定する測定処理と、
所定のエリアの範囲と、前記被測定装置と前記コンピュータとを結ぶ線分の外部に配置され、前記無線信号を前記所定のエリアに向けて反射する反射部を基準に前記所定のエリアの線対称の位置に設定される投影エリアの範囲と、を記憶部に記憶させる記憶処理と、
測定された前記被測定装置の位置が前記所定のエリア内、または、前記投影エリア内である場合に、所定の処理を実行する実行処理と、を実行する、
無線通信方法。
【請求項7】
コンピュータに、
無線信号を出力する送信処理と、
前記無線信号と、被測定装置による前記無線信号に対する応答信号と、を基に、前記被測定装置の位置を測定する測定処理と、
所定のエリアの範囲と、前記被測定装置と前記コンピュータとを結ぶ線分の外部に配置され、前記無線信号を前記所定のエリアに向けて反射する反射部を基準に前記所定のエリアの線対称の位置に設定される投影エリアの範囲と、を記憶部に記憶させる記憶処理と、
測定された前記被測定装置の位置が前記所定のエリア内、または、前記投影エリア内である場合に、所定の処理を実行する実行処理と、を実行させる、
無線通信プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信システム、無線通信装置、無線通信方法及び無線通信プログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、無線信号を用いた対象物の位置の測定が行われる。このような測定では、例えば、Ultra-Wide Band(UWB)が用いられる(特許文献1-4参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-022146号公報
特開2022-081935号公報
特開2014-095552号公報
特開2020-166450号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
被測定物の位置に応じて、ドアを開錠したり、商品の決済を行ったりするサービスが利用されている。しかしながら、無線装置と被測定物との間に人等の障害物が存在する場合、当該障害物によって無線信号の当該被測定物への到達が阻害されることで当該被測定物の位置の測定が行えないことがある。
【0005】
開示の技術の1つの側面は、被測定装置までの間に障害物が存在する場合でも被測定物の位置を測定できる無線通信システム、無線通信装置、無線通信方法及び無線通信プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
開示の技術の1つの側面は、次のような無線通信システムによって例示される。本無線通信システムは、無線信号を出力する送信部と、上記無線信号と、上記無線信号を受信したユーザ端末からの応答信号と、を基に、上記ユーザ端末の位置を測定する測定部と、上記ユーザ端末と上記送信部とを結ぶ線分の外部に配置され、上記無線信号を上記所定のエリアに向けて反射する反射部と、所定のエリアの範囲と、上記反射部を基準に上記所定のエリアの線対称の位置に設定される投影エリアの範囲と、を記憶する記憶部と、測定された上記ユーザ端末の位置が上記所定のエリア内、または、上記投影エリア内である場合に、所定の処理を実行する実行部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
開示の技術によれば、被測定装置までの間に障害物が存在する場合でも被測定物の位置を測定できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る決済システムの一例を示す図である。
図2は、実施形態に係るユーザ端末のアンテナ配置の一例を示す図である。
図3は、実施形態に係るレジスター及びユーザ端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
図4は、実施形態に係るレジスターの処理ブロックの一例を示す図である。
図5は、実施形態において管理部に記憶される管理テーブルの一例を示す図である。
図6は、測定部によるユーザ端末までの距離の測定を模式的に示す第1の図である。
図7は、測定部によるユーザ端末までの距離の測定を模式的に示す第2の図である。
図8は、実施形態に係るユーザ端末の処理ブロックの一例を示す図である。
図9は、実施形態に係るレジスターの処理フローの一例を示す図である。
図10は、ユーザ端末が決済領域内か否かを判定する処理の処理フローの一例を示す図である。
図11は、実施形態に係るユーザ端末の処理フローの一例を示す図である。
図12は、第1変形例に係る決済システムの一例を示す図である。
図13は、第1変形例に係るレジスターの処理ブロックの一例を示す図である。
図14は、第1変形例において管理部に記憶される管理テーブルの一例を示す図である。
図15は、第1変形例において管理部に記憶されるタグ管理テーブルの一例を示す図である。
図16は、第1変形例に係るユーザ端末の処理ブロックの一例を示す図である。
図17は、第1変形例において管理部に記憶されるタグ管理テーブルの一例を示す図である。
図18は、第1変形例に係るレジスターの処理フローの一例を示す図である。
図19は、第1変形例に係るユーザ端末の探索部による処理の処理フローの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<実施形態>
以下、図面を参照して実施形態について説明する。図1は、実施形態に係る決済システム100の一例を示す図である。決済システム100は、店舗500内に設置される。決済システム100は、レジスター1、反射壁2及びユーザ端末3を備える。図1は、店舗500を上方から見下ろした図である。
【0010】
店舗500は、例えば、来店した顧客C1に対して様々な商品を販売する小売店である。決済システム100は、例えば、店舗500における購入商品の決済時に利用されるシステムである。
(【0011】以降は省略されています)

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