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公開番号2025103864
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023221551
出願日2023-12-27
発明の名称車両下部構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B62D 25/20 20060101AFI20250702BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】ロッカの変形モードを管理することでバッテリパック内のバッテリセルに車両幅方向の衝突荷重が入力されることを抑制することができる車両下部構造を得る。
【解決手段】車両10は、内部にバッテリセル41を備え、車室16に対して車両下側に配置されたバッテリパック14と、バッテリパック14の車両幅方向外側に配置され、車両前後方向に延在するロッカ22と、車両上下方向から見て少なくとも一部が車両幅方向においてバッテリパック14とロッカ22との間に配置されると共に車両前後方向に間隔をあけて一対となって配置された支持部24と、車両幅方向に延在し、車両前後方向において支持部24間に位置すると共に端部42Aが支持部24よりも車両幅方向内側に位置するバッテリクロスメンバ42とを有している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
内部にバッテリセルを備え、車室に対して車両下側に配置されたバッテリパックと、
前記バッテリパックの車両幅方向外側に配置され、車両前後方向に延在するロッカと、
車両上下方向から見て少なくとも一部が車両幅方向において前記バッテリパックと前記ロッカとの間に配置されると共に車両前後方向に間隔をあけて一対となって配置された支持部と、
車両幅方向に延在し、車両前後方向において前記支持部間に位置すると共に端部が当該支持部よりも車両幅方向内側に位置する中央骨格部と、
を有する車両下部構造。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記支持部の車両幅方向内側において車両幅方向に延在し、車両幅方向から見て当該支持部と重なるように配置された支持骨格部をさらに備える、
請求項1に記載の車両下部構造。
【請求項3】
前記中央骨格部は、前記バッテリパック内に設けられたバッテリクロスメンバとされている、
請求項2に記載の車両下部構造。
【請求項4】
前記支持骨格部の車両幅方向の荷重に対する剛性は、前記バッテリクロスメンバの当該荷重に対する剛性よりも高くなっている、
請求項3に記載の車両下部構造。
【請求項5】
前記ロッカには、車両前後方向において前記支持部間に位置する部分に車両幅方向の荷重に対する剛性が当該ロッカのその他の部分の当該剛性よりも低い脆弱部が設けられている、
請求項1に記載の車両下部構造。
【請求項6】
車両前後方向において、前記中央骨格部の配置位置と、前記脆弱部の配置位置とが同じ位置に設定されている、
請求項5に記載の車両下部構造。
【請求項7】
前記ロッカ内に配置されると共に、車両幅方向の荷重を前記支持部に伝達可能とされた荷重伝達部材をさらに備える、
請求項1に記載の車両下部構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両下部構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、車体下部構造に関する発明が開示されている。この車体下部構造では、車両幅方向から見てバッテリパックとロッカとが重なっており、ロッカには、車両前後方向に延在する空隙部が形成された衝撃吸収部が設けられている。そして、車両幅方向の衝突荷重の入力時において、衝撃吸収部における空隙部の周辺部が潰れることで、この衝突荷重を吸収し、この衝突荷重がバッテリパックに入力されることを抑制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-80379号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、車両幅方向の衝突荷重の入力時において、ロッカの変形モード如何によっては、バッテリパック内のバッテリセルに、この衝突荷重が入力されることが考えられる。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、ロッカの変形モードを管理することでバッテリパック内のバッテリセルに車両幅方向の衝突荷重が入力されることを抑制することができる車両下部構造を得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係る車両下部構造は、内部にバッテリセルを備え、車室に対して車両下側に配置されたバッテリパックと、前記バッテリパックの車両幅方向外側に配置され、車両前後方向に延在するロッカと、車両上下方向から見て少なくとも一部が車両幅方向において前記バッテリパックと前記ロッカとの間に配置されると共に車両前後方向に間隔をあけて一対となって配置された支持部と、車両幅方向に延在し、車両前後方向において前記支持部間に位置すると共に端部が当該支持部よりも車両幅方向内側に位置する中央骨格部と、を有している。
【0007】
第1の態様に係る車両下部構造によれば、車室に対して車両下側にバッテリパックが配置されており、このバッテリパックは、その内部にバッテリセルを備えている。また、バッテリパックの車両幅方向外側には、車両前後方向に延在するロッカが配置されている。このため、車両幅方向の衝突荷重の入力時において、当該衝突荷重は、バッテリパックよりも先にロッカに入力されることとなる。
【0008】
ところで、車両幅方向の衝突荷重の入力時において、ロッカの変形モード如何によっては、バッテリパック内のバッテリセルに、この衝突荷重が入力されることが考えられる。
【0009】
ここで、本態様では、一対の支持部を備えており、これらの支持部は、車両上下方向から見て少なくとも一部が車両幅方向においてバッテリパックとロッカとの間に配置されると共に、互いに対して車両前後方向に間隔をあけて配置されている。
【0010】
また、車両前後方向において一対の支持部間には、車両幅方向に延在する中央骨格部が位置しており、この中央骨格部の端部は、一対の支持部よりも車両幅方向内側に位置している。
(【0011】以降は省略されています)

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