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公開番号2025108021
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-23
出願番号2024001600
出願日2024-01-10
発明の名称レンズ装置および撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G03B 19/07 20210101AFI20250715BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】小型のレンズ装置を提供する。
【解決手段】レンズ装置(100)は、第1光学系(301、302、306)と、第1光学系と並列に配置された第2光学系(401、402、406)と、第1光学系および第2光学系を光軸方向に移動可能に保持するベース部材(103)と、ベース部材を光軸方向に移動させる第1駆動部(108)と、第2光学系を構成する複数のレンズの一部を保持する第1保持部(407)と、第1保持部を光軸方向に移動させる第2駆動部(409)とを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1光学系と、
前記第1光学系と並列に配置された第2光学系と、
前記第1光学系および前記第2光学系を光軸方向に移動可能に保持するベース部材と、
前記ベース部材を前記光軸方向に移動させる第1駆動部と、
前記第2光学系を構成する複数のレンズの一部を保持する第1保持部と、
前記第1保持部を前記光軸方向に移動させる第2駆動部とを有することを特徴とするレンズ装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記光軸方向に沿って前記レンズ装置を見た場合、
前記第2駆動部は、前記第1光学系の第1光軸と前記第2光学系の第2光軸とを結ぶ直線とは重ならないように配置され、
前記第1駆動部は、前記第2駆動部とは重ならないように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項3】
前記第1光学系の第1光軸および前記第2光学系の第2光軸のそれぞれと垂直な方向であって、該第1光軸と該第2光軸とが互いに重なる方向から前記レンズ装置を見た場合、前記第1駆動部の少なくとも一部と前記第2駆動部の少なくとも一部は、前記光軸方向に沿った位置において、互いに重なるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項4】
第1光学系および第2光学系はそれぞれ、共軸光学系であることを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項5】
前記第1駆動部は、駆動源および伝達部を有し、
前記光軸方向に沿って前記レンズ装置を見た場合、前記駆動源は、第2駆動部とは重ならないように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項6】
前記第1駆動部は、前記ベース部材を前記光軸方向に移動させることで、前記第1光学系と前記第2光学系のフォーカス調整を同時に行い、
前記第2駆動部は、前記第2光学系を構成する前記複数のレンズの前記一部を前記光軸方向に移動させることで、前記第1光学系と前記第2光学系との相対的な焦点位置のズレを調整するピント差調整を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のレンズ装置。
【請求項7】
前記第1光学系の少なくとも一部のレンズを保持する第2保持部と、
前記第2保持部と並列に配置され、前記第2光学系の少なくとも一部のレンズを保持する第3保持部とを更に有し、
前記第2保持部は、位置を規定する第2規定部を有し、
前記第3保持部は、位置を規定する第3規定部を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のレンズ装置。
【請求項8】
前記第1光学系の第1光軸および前記第2光学系の第2光軸のそれぞれと垂直な方向であって、該第1光軸と該第2光軸とが互いに重なる方向から前記レンズ装置を見た場合、前記第2駆動部は、前記第2規定部および前記第3規定部のそれぞれと重なるように配置され、
前記光軸方向に沿って前記レンズ装置を見た場合、前記第2駆動部は、前記第2規定部および前記第3規定部のそれぞれとは重ならないように配置されていることを特徴とする請求項7に記載のレンズ装置。
【請求項9】
前記第2規定部は、前記第2保持部の位置を調整可能に規定し、
前記第3規定部は、前記第3保持部の位置を調整可能に規定することを特徴とする請求項7に記載のレンズ装置。
【請求項10】
請求項1乃至5のいずれか一項に記載のレンズ装置と、撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズ装置および撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、立体撮影用の交換レンズが知られている。二つの光学系が並列に配置され、一つの撮像素子に二つのイメージサークルが並列に結像するレンズ装置において、視差のある映像を撮影するには、二つの光学系のそれぞれに対してフォーカス調整を行う必要がある。特許文献1には、第1光学系と第2光学系のフォーカス調整を同時に行う第1フォーカス調整部と、第1光学系と第2光学系の相対的な焦点位置のズレを調整する第2フォーカス調整部とを有するレンズ装置が開示されている。第1フォーカス調整部は、第1光学系と第2光学系の両方と連結されており、第2フォーカス調整部は、第1光学系または第2光学系の一方と連結されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-37539号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されているレンズ装置において、第2フォーカス調整部には第1光学系または第2光学系の一方を構成する全てのレンズを保持する鏡筒(保持部)が連結されている。このため、駆動負荷が増大し、第2フォーカス調整部が大型化することで、レンズ装置が大型化する。
【0005】
そこで本発明は、小型のレンズ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としてのレンズ装置は、第1光学系と、前記第1光学系と並列に配置された第2光学系と、前記第1光学系および前記第2光学系を光軸方向に移動可能に保持するベース部材と、前記ベース部材を前記光軸方向に移動させる第1駆動部と、前記第2光学系を構成する複数のレンズの一部を保持する第1保持部と、前記第1保持部を前記光軸方向に移動させる第2駆動部とを有する。
【0007】
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、小型のレンズ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1における撮像装置の斜視図である。
実施例1におけるレンズユニットの分解斜視図である。
実施例1におけるレンズユニットの正面図である。
実施例1におけるレンズユニットの側面図である。
実施例2におけるレンズユニットの正面図である。
実施例2におけるレンズユニットの側面図である。
実施例3におけるレンズユニットの正面図である。
実施例3におけるレンズユニットの側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

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