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公開番号
2025109279
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2024003039
出願日
2024-01-12
発明の名称
雑音低減システム、掃除機、雑音低減方法及びプログラム
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G10K
11/178 20060101AFI20250717BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】より適切な方法で、雑音の低減を実現可能な雑音低減システム、掃除機、雑音低減方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】雑音低減システム1は、係数更新処理部109,127と、適応フィルタ108,126を含むフィルタ処理部と、生成処理部と、利得調整処理部と、帯域調整処理部と、を備える。係数更新処理部109,127は、係数を更新する。適応フィルタ108,126は、係数を用いる。生成処理部は、適応フィルタ108,126の出力を用いて制御音Sc1を生成する。利得調整処理部は、制御音Sc1が出力される音場F1の音を取得するマイク(リファレンスマイク23又はエラーマイク22)の出力の利得を調整する。帯域調整処理部は、利得が調整されたマイクの出力について閾値周波数より低い周波数帯の信号を低減する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
係数を更新する係数更新処理部と、
前記係数を用いる適応フィルタを含むフィルタ処理部と、
前記適応フィルタの出力を用いて制御音を生成する生成処理部と、
前記制御音が出力される音場の音を取得するマイクの出力の利得を調整する利得調整処理部と、
利得が調整された前記マイクの出力について閾値周波数より低い周波数帯の信号を低減する帯域調整処理部と、を備える、
雑音低減システム。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記利得調整処理部である第1利得調整処理部とは別に、前記帯域調整処理部の出力の利得を調整する第2利得調整処理部を更に備える、
請求項1に記載の雑音低減システム。
【請求項3】
前記第2利得調整処理部は、前記第1利得調整処理部の利得が固定されている場合、又は、前記第1利得調整処理部の利得が調整可能範囲の最小値若しくは最大値にある場合に動作する、
請求項2に記載の雑音低減システム。
【請求項4】
前記マイクは、低減対象の雑音に前記制御音が重畳された音を取得するエラーマイクを含み、
前記帯域調整処理部の出力は、前記係数更新処理部に入力される、
請求項1~3のいずれか1項に記載の雑音低減システム。
【請求項5】
前記マイクは、低減対象の雑音を取得するリファレンスマイクを含み、
前記帯域調整処理部の出力は、前記フィルタ処理部に入力される、
請求項1~3のいずれか1項に記載の雑音低減システム。
【請求項6】
前記マイクは気流が通過する流路に臨む位置に配置されており、
前記帯域調整処理部は、前記気流に起因した前記マイクの出力を低減する、
請求項1~3のいずれか1項に記載の雑音低減システム。
【請求項7】
請求項1~3のいずれか1項に記載の雑音低減システムと、
前記制御音を出力する音出力部と、
吸引部を有する本体と、を備える、
掃除機。
【請求項8】
係数を更新する係数更新処理と、
前記係数を用いる適応フィルタを含むフィルタ処理と、
前記適応フィルタの出力を用いて制御音を生成する生成処理と、
前記制御音が出力される音場の音を取得するマイクの出力の利得を調整する利得調整処理と、
利得が調整された前記マイクの出力について閾値周波数より低い周波数帯の信号を低減する帯域調整処理と、を有する、
雑音低減方法。
【請求項9】
請求項8に記載の雑音低減方法を、
1以上のプロセッサに実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、適応フィルタを用いて生成される制御音によって雑音を低減する雑音低減システム、掃除機、雑音低減方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
関連技術として、床移動型掃除機及び縦型掃除機に加え、スティック型・ハンディ型両用可能な掃除機(スティック掃除機)等、様々な形態の掃除機が知られている(例えば、特許文献1参照)。スティック掃除機は、蓄電池にて電動送風機を駆動し、吸口体から吸い込んだ含塵空気を掃除機本体に導き、掃除機本体内の集塵装置を通して集塵し、清浄になった空気を掃除機本体外に排気する。上記関連技術に係る掃除機では、集塵装置の外筒の側部に流入口を備え、流入口の配置により、騒音の低減を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-136982号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記関連技術の構成では、流入口の配置等の構造上の工夫により騒音の低減を図るので、掃除機のサイズ及び外観等に制約を受けて、雑音(騒音を含む)の十分な低減を実現することが難しい場合がある。
【0005】
本開示の目的は、より適切な方法で、雑音の低減を実現可能な雑音低減システム、掃除機、雑音低減方法及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る雑音低減システムは、係数更新処理部と、適応フィルタを含むフィルタ処理部と、生成処理部と、利得調整処理部と、帯域調整処理部と、を備える。前記係数更新処理部は、係数を更新する。前記適応フィルタは、前記係数を用いる。前記生成処理部は、前記適応フィルタの出力を用いて制御音を生成する。前記利得調整処理部は、前記制御音が出力される音場の音を取得するマイクの出力の利得を調整する。前記帯域調整処理部は、利得が調整された前記マイクの出力について閾値周波数より低い周波数帯の信号を低減する。
【0007】
本開示の一態様に係る掃除機は、前記雑音低減システムと、前記制御音を出力する音出力部と、吸引部を有する本体と、を備える。
【0008】
本開示の一態様に係る雑音低減方法は、係数を更新する係数更新処理と、前記係数を用いる適応フィルタを含むフィルタ処理と、前記適応フィルタの出力を用いて制御音を生成する生成処理と、前記制御音が出力される音場の音を取得するマイクの出力の利得を調整する利得調整処理と、利得が調整された前記マイクの出力について閾値周波数より低い周波数帯の信号を低減する帯域調整処理と、を有する。
【0009】
本開示の一態様に係るプログラムは、前記雑音低減方法を、1以上のプロセッサに実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、より適切な方法で、雑音の低減を実現可能な雑音低減システム、掃除機、雑音低減方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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