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公開番号2025109415
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-25
出願番号2024003283
出願日2024-01-12
発明の名称端子及び端子を含む電池
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類H01M 50/553 20210101AFI20250717BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】それぞれの金属材料の違いによらず導電部材同士が高強度に連結されるとともに安定して導通接続され、強度信頼性及び導通信頼性を向上した端子及び端子を含む電池を提供すること。
【解決手段】端子(負極端子40)は、板状の第1導電部材41と、第1導電部材41と電気的に接続される第2導電部材42と、第1導電部材41と第2導電部材42とを機械的に固定する締結部43と、第1導電部材41と第2導電部材42との間に介在するメッキ層45と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
板状の第1導電部材と、
前記第1導電部材と電気的に接続される第2導電部材と、
前記第1導電部材と前記第2導電部材とを機械的に固定する締結部と、
前記第1導電部材と前記第2導電部材との間に介在するメッキ層と、
を有する端子。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記第2導電部材は、貫通孔を有し、
前記第1導電部材は、前記第2導電部材の前記貫通孔に挿入される先端部がかしめ加工された脚部を有し、
前記締結部は、前記第2導電部材の前記貫通孔に前記第1導電部材の前記脚部が挿入されて構成されている請求項1に記載の端子。
【請求項3】
前記第1導電部材は、貫通孔を有し、
前記メッキ層は、前記第1導電部材の前記貫通孔を囲む周縁部分に形成されている請求項1に記載の端子。
【請求項4】
前記メッキ層は、ZnNi合金により構成されいてる請求項1に記載の端子。
【請求項5】
板状の第1導電部材と、
前記第1導電部材と電気的に接続される第2導電部材と、
前記第1導電部材と前記第2導電部材とを機械的に固定する締結部と、
前記第1導電部材と前記第2導電部材との間に介在するメッキ層と、
を有する端子を含む電池。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は端子及び端子を含む電池に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、リチウムイオン二次電池等の電池は、電極を有する電極体と、電極体を収容す
る電池ケースと、を有する。この種の電池においては、電池ケースの内部で電極と電気的
に接続された端子を電池ケースの外部に引き出した端子が知られている。かかる端子に関連する技術として、特許文献1が挙げられる。
【0003】
特許文献1には、板状の第1導電部材と、第1導電部材と電気的に接続される第2導電部材と、第1導電部材と第2導電部材のフランジ部とを機械的に固定する締結部と、締結部から離れた位置で、第1導電部材と第2導電部材のフランジ部とを金属接合する金属接合部と、を備える端子及びそれを備えた二次電池並びにそれらの製造方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-49729号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の技術は、締結部から離れた位置で第1導電部材と第2導電部材との導電部材同士を金属接合することで、端子の導通信頼性を向上させている。しかしながら、特許文献1に記載の技術では、異種金属材料によって構成されている導電部材同士を金属接合する場合、金属材料の違いによって金属接合界面に割れが生じ得るため、端子の強度信頼性及び導通信頼性が低下する虞があるという問題があった。端子の強度信頼性及び導通信頼性が低下すると、端子を含む電池の品質低下を招き得る。
【0006】
本開示は、このような問題を解決するためになされたものであり、それぞれの金属材料の違いによらず導電部材同士が高強度に連結されるとともに安定して導通接続され、強度信頼性及び導通信頼性を向上した端子及び端子を含む電池を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施の形態にかかる端子は、板状の第1導電部材と、第1導電部材と電気的に接続される第2導電部材と、第1導電部材と第2導電部材とを機械的に固定する締結部と、第1導電部材と第2導電部材との間に介在するメッキ層と、を有する。
【0008】
また、一実施の形態にかかる電池は、板状の第1導電部材と、第1導電部材と電気的に接続される第2導電部材と、第1導電部材と第2導電部材とを機械的に固定する締結部と、第1導電部材と第2導電部材との間に介在するメッキ層と、を有する端子を含む。
【発明の効果】
【0009】
本開示により、それぞれの金属材料の違いによらず導電部材同士が高強度に連結されるとともに安定して導通接続され、強度信頼性及び導通信頼性を向上した端子及び端子を含む電池を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1にかかる電池を模式的に示す斜視図である。
図1に示す電池に含まれる負極端子の近傍を模式的に示す部分拡大縦断面図である。
実施の形態1にかかる負極端子を模式的に示す部分拡大縦断面図である。
変形例にかかる負極端子を模式的に示す部分拡大縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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