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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025110530
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-29
出願番号
2024004414
出願日
2024-01-16
発明の名称
表示装置
出願人
株式会社Magnolia White
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G09G
3/36 20060101AFI20250722BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】画素階調値の一括プリセットに起因する表示品質の低下を抑制することができる表示装置を提供する。
【解決手段】複数の画素が第1方向及び当該第1方向に直交する第2方向に並ぶ表示領域を有する表示パネルと、表示パネルに光を照射する光源と、表示パネル及び光源を制御する信号処理回路と、を備える。信号処理回路は、表示領域に表示する1フレーム分のフレーム画像に基づき、表示領域の全ての画素に書き込むプリセット階調値を設定する。表示パネルは、フレーム画像を表示する1フレーム期間Fにおいて、フレーム画像の画素ごとの階調値を書き込む書き込み期間SCPR,SCPG,SCPBの前に、表示領域の全ての画素にプリセット階調値を書き込むプリセット期間PSPR,PSPG,PSPBを有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の画素が第1方向及び当該第1方向に直交する第2方向に並ぶ表示領域を有する表示パネルと、
前記表示パネルに光を照射する光源と、
前記表示パネル及び前記光源を制御する信号処理回路と、
を備え、
前記信号処理回路は、
前記表示領域に表示する1フレーム分のフレーム画像に基づき、前記表示領域の全ての画素に書き込むプリセット階調値を設定し、
前記表示パネルは、
前記フレーム画像を表示する1フレーム期間において、前記フレーム画像の画素ごとの階調値を書き込む書き込み期間の前に、前記表示領域の全ての画素に前記プリセット階調値を書き込むプリセット期間を有する、
表示装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記表示パネルは、
前記フレーム画像の画素ごとの階調値を書き込んだ後、所定の応答期間経過後に、前記光源を点灯する発光期間を有する、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記信号処理回路は、
前記フレーム画像の画素ごとの階調値の平均値を、前記プリセット階調値として設定する、
請求項1又は2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記信号処理回路は、
前記フレーム画像の全て画素の階調値が前記表示パネルの最小階調値である場合に、前記プリセット階調値を前記最小階調値に設定する、
請求項1又は2に記載の表示装置。
【請求項5】
前記信号処理回路は、
前記フレーム画像の全て画素の階調値が前記表示パネルの最大階調値である場合に、前記プリセット階調値を前記最大階調値に設定する、
請求項1又は2に記載の表示装置。
【請求項6】
前記フレーム画像を表示する1フレーム期間は、それぞれ異なる色の表示を行う複数のサブフィールド期間を含む、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
複数の前記サブフィールド期間は、
第1色の表示を行う第1サブフィールド期間と、
第2色の表示を行う第2サブフィールド期間と、
第3色の表示を行う第3サブフィールド期間と、
を含む、
請求項6に記載の表示装置。
【請求項8】
前記光源は、
前記第1色の光を発光する第1発光体と、
前記第2色の光を発光する第2発光体と、
前記第3色の光を発光する第3発光体と、
を含む、
請求項7に記載の表示装置。
【請求項9】
前記表示パネルは、
前記第1サブフィールド期間において、前記フレーム画像の画素ごとの前記第1色の階調値を書き込んだ後、所定の応答期間経過後に、前記第1発光体を点灯する発光期間を有する、
請求項8に記載の表示装置。
【請求項10】
前記信号処理回路は、
前記フレーム画像の前記第1色の画素ごとの階調値の平均値を、前記第1サブフィールド期間におけるプリセット階調値として設定する、
請求項9に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
例えばHMD(Head Mounted Display:頭部装着ディスプレイ)をユーザの眼前に配置し、視点移動に伴って画像の表示を変更するVR(Virtual Reality)やAR(Augmented Reality)等の表示デバイスが知られている。このような表示デバイスでは、表示映像をレンズで拡大表示するため、画素が視認され易い。このため、表示パネルの高精細化が求められている。
【0003】
表示パネルの高精細化を図る手法として、1フレーム期間を複数のサブフィールド期間に時分割して画素を駆動し、サブフィールド期間ごとに異なる色の光を表示領域に照射することによりカラー画像を表示するフィールドシーケンシャルカラー方式の液晶表示装置が知られている。フィールドシーケンシャル方式では、1つの画素で複数色を表現可能であるため、複数色のサブピクセルで1つの画素を構成するカラーフィルタ方式よりも高精細化が可能である。
【0004】
一方、HMDを利用したVRシステムでは、表示画像の遅延や残像現象を軽減するため、高精細化に加えて高フレームレート化が要求される。従来、液晶表示装置において高フレームレート化を実現するため、所定階調の信号を全画素に書き込んだ後に、映像信号の階調を書き込む手法が知られている(例えば特許文献1)。これにより、液晶の応答性能を向上することができ、高フレームレート化を実現することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-136495号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記従来技術では、映像信号の階調値に依らず、事前に一定の階調値が全画素に書き込まれる。このため、映像信号の階調値によっては、バックライトの点灯タイミングに液晶分子の駆動が間に合わず、表示品質が低下する可能性がある。
【0007】
本開示は、上記の課題に鑑みてなされたもので、画素階調値の一括プリセットに起因する表示品質の低下を抑制することができる表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様に係る表示装置は、複数の画素が第1方向及び当該第1方向に直交する第2方向に並ぶ表示領域を有する表示パネルと、前記表示パネルに光を照射する光源と、前記表示パネル及び前記光源を制御する信号処理回路と、を備え、前記信号処理回路は、前記表示領域に表示する1フレーム分のフレーム画像に基づき、前記表示領域の全ての画素に書き込むプリセット階調値を設定し、前記表示パネルは、前記フレーム画像を表示する1フレーム期間において、前記フレーム画像の画素ごとの階調値を書き込む書き込み期間の前に、前記表示領域の全ての画素に前記プリセット階調値を書き込むプリセット期間を有する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る表示装置のブロック構成の一例を示す模式図である。
図2は、実施形態に係る表示パネルの構成例を示す模式図である。
図3は、比較例に係る1フレーム期間の一例を示す図である。
図4は、画素階調値の更新に掛かる応答時間の一例を示す図である。
図5Aは、比較例に係る動作例を示す第1図である。
図5Bは、比較例に係る動作例を示す第2図である。
図5Cは、比較例に係る動作例を示す第3図である。
図5Dは、比較例に係る動作例を示す第4図である。
図6は、実施形態に係る1フレーム期間の一例を示す図である。
図7は、実施形態に係る表示装置の詳細構成の一例を示すブロック図である。
図8は、実施形態に係る表示装置の駆動例を示すタイミングチャートである。
図9Aは、実施形態に係る表示装置の動作例を示す第1図である。
図9Bは、実施形態に係る表示装置の動作例を示す第2図である。
図9Cは、実施形態に係る表示装置の動作例を示す第3図である。
図9Dは、実施形態に係る表示装置の動作例を示す第4図である。
図10は、実施形態の変形例に係る表示装置のブロック構成の一例を示す模式図である。
図11は、実施形態の変形例に係る表示パネルの構成例を示す模式図である。
図12は、実施形態の変形例に係る1フレーム期間の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施形態に記載した内容により本開示が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。また、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、開示の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本開示の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本開示の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
(【0011】以降は省略されています)
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