特許ウォッチ

公開番号2025110645
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-29
出願番号2024004592
出願日2024-01-16
発明の名称中継装置、及びPOSシステム
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類H05K 7/00 20060101AFI20250722BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】より整理されたシステムを形成できる中継装置、及びPOSシステムを提供する。
【解決手段】中継装置1、200は、ケース40、240と、ケース40、240に収容されるメイン基板3と、電源コードが挿抜可能な電源アダプター28と、電源アダプター28とメイン基板3を接続する電源アダプターケーブル27と、を備え、メイン基板3に外部電子機器を接続する機器コネクターが設けられ、電源アダプター28と電源アダプターケーブル27はケース40、240の内部に収容される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
ケースと、
前記ケースに収容されるメイン基板と、
電源コードが挿抜可能な電源アダプターと、
前記電源アダプターと前記メイン基板を接続する電源アダプターケーブルと、
を備え、
前記メイン基板に外部電子機器を接続する機器コネクターが設けられ、前記電源アダプターと前記電源アダプターケーブルは、前記ケースの内部に収容される、
中継装置。
続きを表示（約 690 文字）【請求項２】
前記電源アダプターおよび前記メイン基板は、横に並ぶように配置される、
請求項１に記載の中継装置。
【請求項３】
前記電源アダプターおよび前記メイン基板は、上下に重なるように配置される、
請求項１に記載の中継装置。
【請求項４】
前記電源アダプターを所定位置に位置決めする位置決め部と、
前記電源アダプターを前記位置決め部に固定する固定部と、
を備える、
請求項１から請求項３のいずれか一項に記載の中継装置。
【請求項５】
前記ケースには、前記メイン基板とは別体である複数の他の基板が納められ、
複数の前記他の基板は、上下方向に重なるように配置される、
請求項１から請求項３のいずれか一項に記載の中継装置。
【請求項６】
前記ケースがケース本体と蓋体で形成され、
前記ケース本体の底板に凹状の切り欠き部が形成され、
前記機器コネクターに接続されたケーブルが前記切り欠き部を通して前記ケースの外に導出される、
請求項１から請求項３のいずれか一項に記載の中継装置。
【請求項７】
前記ケースの内部に前記電源アダプターケーブルを保持するコード保持部を備える、
請求項１から請求項３のいずれか一項に記載の中継装置。
【請求項８】
請求項１から請求項３のいずれか一項に記載の中継装置と、
ＰＯＳ端末と、
ＰＯＳ周辺機器と、
を備える、
ＰＯＳシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、中継装置、及びＰＯＳシステムに関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１は、プリンターを搭載するカード処理端末に、ＵＳＢハブを介して、ドロワ、バーコードスキャナー、ディスプレイを接続する技術を開示する。特許文献１は、ＵＳＢハブにより、ＵＳＢ接続のみをサポートする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００６－２８５８０５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ＰＯＳシステムには、特許文献１のようにＵＳＢコネクターを用いるものに加えて、シリアル等の他の規格や種類のコネクターを用いる機器が接続される場合がある。この場合、特許文献１のようなシステムでは、当該機器を接続できない虞がある。
加えて、複数の機器が接続される場合、これらの機器の各々が備える電源線によって、ＰＯＳシステムの配線の引き回しが複雑になる虞がある。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本開示の一態様は、ケースと、前記ケースに収容されるメイン基板と、電源コードが挿抜可能な電源アダプターと、前記電源アダプターと前記メイン基板を接続する電源アダプターケーブルと、を備え、前記メイン基板に外部電子機器を接続する機器コネクターが設けられ、前記電源アダプターと前記電源アダプターケーブルは、前記ケースの内部に収容される、中継装置である。
【０００６】
本開示の別の一態様は、上記の中継装置と、ＰＯＳ端末と、ＰＯＳ周辺機器と、を備える、ＰＯＳシステムである。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
本開示の実施形態に係るＰＯＳシステムを示すブロック図。
中継装置を前面から視た斜視図。
中継装置を背面の下方から視た斜視図。
蓋体が取り外された中継装置の平面図。
中継装置が備える各種のコネクターを背面から視た斜視図。
中継装置が備える各種のコネクターを背面から視た斜視図。
本開示の変形例における中継装置を背面から視た斜視図。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ中継装置１に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号ＦＲは、設置面に設置されて使用される場合における中継装置１の前方を示し、符号ＵＰは、中継装置１の上方を示し、符号ＬＨは、中継装置１の左方を示す。
【０００９】
以下、図面を参照して本実施形態について説明する。
図１は、本実施形態に係るＰＯＳシステム１００を示すブロック図である。
ＰＯＳシステム１００は、中継装置１を備える。中継装置１は、メイン基板３を備える。メイン基板３には、電源回路５と、通信制御回路７とが実装される。
メイン基板３には、スイッチモジュール９と、ＬＥＤモジュール１１と、無線モジュール１３とが接続される。スイッチモジュール９と、ＬＥＤモジュール１１と、無線モジュール１３との各々は、いずれも基板を備える。
【００１０】
スイッチモジュール９には、スイッチ１５と、スイッチ制御回路１７とが実装される。
ＬＥＤモジュール１１には、複数のＬＥＤ１９と、ＬＥＤ制御回路２１とが実装される。
無線モジュール１３には、通信回路２３が実装され、通信回路２３には、アンテナ２５が接続される。
スイッチモジュール９と、ＬＥＤモジュール１１と、無線モジュール１３との各々は、いずれも本開示の「他の基板」に相当する。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許