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公開番号2025111853
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-30
出願番号2025083533,2024134605
出願日2025-05-19,2024-07-31
発明の名称照明設計支援システム及び照明設計支援方法
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人北斗特許事務所
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250723BHJP(計算;計数)
要約【課題】対象施設の照明設計に要する時間を短縮する。
【解決手段】照明設計支援システム1は、入力部31と、記憶部22と、推定部211と、生成部212と、を備える。入力部31は、要望情報及び施設情報の入力を受け付ける。記憶部22は、それぞれが1以上の照明器具を用いた照明設計後の空間構造である複数の第1空間構造を記憶する。推定部211は、入力部31が受け付けた施設情報に基づいて対象施設100の空間構造である第2空間構造を推定する。生成部212は、入力部31が受け付けた要望情報に基づいて照明設計後の対象施設100の空間情報を生成する。生成部212は、類似構造に含まれている1以上の照明器具に関する情報である器具情報に基づいて、第2空間構造に1以上の照明器具を配置した空間情報を生成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
対象施設の照明設計を支援する照明設計支援システムであって、
ユーザの要望に関する情報である要望情報、及び前記対象施設に関する情報である施設情報の入力を受け付ける入力部と、
それぞれが１以上の照明器具を用いた前記照明設計後の空間構造である複数の第１空間構造を記憶する記憶部と、
前記入力部が受け付けた前記施設情報に基づいて前記対象施設の空間構造である第２空間構造を推定する推定部と、
前記入力部が受け付けた前記要望情報に基づいて前記照明設計後の前記対象施設の空間情報を生成する生成部と、を備え、
前記生成部は、
前記記憶部に記憶されている前記複数の第１空間構造のうち前記第２空間構造に類似する第１空間構造を類似構造として前記記憶部から読み出し、
前記類似構造に関する情報である構造情報に基づいて前記空間情報を生成し、
前記構造情報は、前記類似構造に含まれている前記１以上の照明器具に関する情報である器具情報を含み、
前記生成部は、前記器具情報に基づいて前記第２空間構造に前記１以上の照明器具を配置した前記空間情報を生成する、
照明設計支援システム。
続きを表示（約 1,500 文字）【請求項２】
対象施設の照明設計を支援する照明設計支援システムであって、
ユーザの要望に関する情報である要望情報、及び前記対象施設に関する情報である施設情報の入力を受け付ける入力部と、
それぞれが１以上の照明器具を用いた前記照明設計後の空間構造である複数の第１空間構造を記憶する記憶部と、
前記入力部が受け付けた前記施設情報に基づいて前記対象施設の空間構造である第２空間構造を推定する推定部と、
前記入力部が受け付けた前記要望情報に基づいて前記照明設計後の前記対象施設の空間情報を生成する生成部と、を備え、
前記生成部は、
前記記憶部に記憶されている前記複数の第１空間構造のうち前記第２空間構造に類似する第１空間構造を類似構造として前記記憶部から読み出し、
前記類似構造に関する情報である構造情報に基づいて前記空間情報を生成し、
前記構造情報は、前記類似構造における前記１以上の照明器具の位置に関する情報である位置情報を含み、
前記生成部は、前記位置情報に基づいて前記第２空間構造に前記１以上の照明器具を配置した前記空間情報を生成する、
照明設計支援システム。
【請求項３】
前記構造情報は、前記類似構造に関する画像情報を含み、
前記生成部は、前記画像情報に基づいて前記空間情報を生成する、
請求項１又は２に記載の照明設計支援システム。
【請求項４】
前記生成部は、前記複数の第１空間構造の各々における前記１以上の照明器具による照明効果を機械学習させた学習済みモデルを用いて、前記照明効果を含む前記空間情報を生成する照明効果生成部を有する、
請求項１又は２に記載の照明設計支援システム。
【請求項５】
前記記憶部は、前記複数の第１空間構造の各々と前記複数の第１空間構造の各々における特徴量である第１特徴量とを紐づけて記憶し、
前記推定部は、推定後の前記第２空間構造から、前記第２空間構造の特徴量である第２特徴量を抽出し、
前記生成部は、前記類似構造として、前記記憶部に記憶されている前記複数の第１空間構造のうち前記第２特徴量と類似する前記第１特徴量に紐づけられている第１空間構造を前記記憶部から読み出す、
請求項１又は２に記載の照明設計支援システム。
【請求項６】
前記施設情報は、前記対象施設に設置されている検知装置の検知結果を含む、
請求項１又は２に記載の照明設計支援システム。
【請求項７】
前記空間情報を出力する出力部を更に備える、
請求項１又は２に記載の照明設計支援システム。
【請求項８】
前記出力部は、前記空間情報における前記照明設計に用いた照明器具に関する情報である器具情報を更に出力する、
請求項７に記載の照明設計支援システム。
【請求項９】
前記入力部は、前記出力部から出力された前記空間情報を修正するための入力を更に受け付ける、
請求項７に記載の照明設計支援システム。
【請求項１０】
前記空間情報は、
前記対象施設の間取りに関する情報である間取り情報、
前記対象施設における前記１以上の照明器具の位置に関する情報である位置情報、及び
前記１以上の照明器具に関する情報である器具情報を含む、
請求項１又は２に記載の照明設計支援システム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、一般に照明設計支援システム及び照明設計支援方法に関し、より詳細には、対象施設の照明設計を支援する照明設計支援システム及び照明設計支援方法に関する。
続きを表示（約 3,200 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、インターネットを用いた照明シミュレーションの方法が記載されている。特許文献１に記載の照明シミュレーションの方法では、インターネット端末からの操作により平面図として入力された間取り情報を３次元画像に変換してインターネット端末の画面に表示し、間取り情報に応じて選択された照明器具を３次元画像に合成表示するとともに、上記照明器具による照明効果をシミュレーションする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００２－３３４１１９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に記載の照明シミュレーションの方法では、照明効果のシミュレーションに時間がかかるため、照明効果の提示に時間を要するという問題がある。すなわち、特許文献１に記載の照明シミュレーションの方法では、照明設計に要する時間が長いという問題がある。
【０００５】
本開示の目的は、対象施設の照明設計に要する時間を短縮することが可能な照明設計支援システム及び照明設計支援方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一態様に係る照明設計支援システムは、対象施設の照明設計を支援する照明設計支援システムである。前記照明設計支援システムは、入力部と、記憶部と、推定部と、生成部と、を備える。前記入力部は、ユーザの要望に関する情報である要望情報、及び前記対象施設に関する情報である施設情報の入力を受け付ける。前記記憶部は、それぞれが１以上の照明器具を用いた前記照明設計後の空間構造である複数の第１空間構造を記憶する。前記推定部は、前記入力部が受け付けた前記施設情報に基づいて前記対象施設の空間構造である第２空間構造を推定する。前記生成部は、前記入力部が受け付けた前記要望情報に基づいて前記照明設計後の前記対象施設の空間情報を生成する。前記生成部は、前記記憶部に記憶されている前記複数の第１空間構造のうち前記第２空間構造に類似する第１空間構造を類似構造として前記記憶部から読み出す。前記生成部は、前記類似構造に関する情報である構造情報に基づいて前記空間情報を生成する。前記構造情報は、前記類似構造に含まれている前記１以上の照明器具に関する情報である器具情報を含む。前記生成部は、前記器具情報に基づいて前記第２空間構造に前記１以上の照明器具を配置した前記空間情報を生成する。
【０００７】
本開示の別の一態様に係る照明設計支援システムは、対象施設の照明設計を支援する照明設計支援システムである。前記照明設計支援システムは、入力部と、記憶部と、推定部と、生成部と、を備える。前記入力部は、ユーザの要望に関する情報である要望情報、及び前記対象施設に関する情報である施設情報の入力を受け付ける。前記記憶部は、それぞれが１以上の照明器具を用いた前記照明設計後の空間構造である複数の第１空間構造を記憶する。前記推定部は、前記入力部が受け付けた前記施設情報に基づいて前記対象施設の空間構造である第２空間構造を推定する。前記生成部は、前記入力部が受け付けた前記要望情報に基づいて前記照明設計後の前記対象施設の空間情報を生成する。前記生成部は、前記記憶部に記憶されている前記複数の第１空間構造のうち前記第２空間構造に類似する第１空間構造を類似構造として前記記憶部から読み出す。前記生成部は、前記類似構造に関する情報である構造情報に基づいて前記空間情報を生成する。前記構造情報は、前記類似構造における前記１以上の照明器具の位置に関する情報である位置情報を含む。前記生成部は、前記位置情報に基づいて前記第２空間構造に前記１以上の照明器具を配置した前記空間情報を生成する。
【０００８】
本開示の別の一態様に係る照明設計支援システムは、対象施設の照明設計を支援する照明設計支援システムである。前記照明設計支援システムは、入力部と、記憶部と、生成部と、を備える。前記入力部は、前記対象施設に関する情報である施設情報、及び第１照明器具に関する情報である器具情報の入力を受け付ける。前記記憶部は、それぞれが１以上の第２照明器具を用いた前記照明設計後の空間構造である複数の第１空間構造を記憶する。前記生成部は、前記照明設計後の前記対象施設の空間情報を生成する。前記生成部は、前記記憶部に記憶されている前記複数の第１空間構造のうち前記対象施設の空間構造である第２空間構造に類似する第１空間構造を類似構造として前記記憶部から読み出す。前記生成部は、前記類似構造から、前記類似構造に含まれている前記１以上の第２照明器具のうち前記第１照明器具と類似する第２照明器具である類似照明器具を抽出する。前記生成部は、前記類似構造における前記類似照明器具の位置情報に基づいて前記第２空間構造に前記第１照明器具を配置した前記空間情報を生成する。
【０００９】
本開示の一態様に係る照明設計支援方法は、対象施設の照明設計を支援する照明設計支援方法である。前記照明設計支援方法は、入力ステップと、推定ステップと、生成ステップと、を有する。前記入力ステップでは、ユーザの要望に関する情報である要望情報、及び前記対象施設に関する情報である施設情報の入力を受け付ける。前記推定ステップでは、前記入力ステップで受け付けた前記施設情報に基づいて前記対象施設の空間構造を推定する。前記生成ステップでは、前記入力ステップで受け付けた前記要望情報に基づいて前記照明設計後の前記対象施設の空間情報を生成する。前記生成ステップでは、それぞれが１以上の照明器具による前記照明設計後の空間構造である複数の第１空間構造を記憶する記憶部に記憶されている前記複数の第１空間構造のうち前記対象施設の前記空間構造である第２空間構造に類似する第１空間構造を類似構造として前記記憶部から読み出す。前記生成ステップでは、前記類似構造に関する情報である構造情報に基づいて前記空間情報を生成する。前記構造情報は、前記類似構造に含まれている前記１以上の照明器具に関する情報である器具情報を含む。前記生成ステップでは、前記器具情報に基づいて前記第２空間構造に前記１以上の照明器具を配置した前記空間情報を生成する。
【００１０】
本開示の別の一態様に係る照明設計支援方法は、対象施設の照明設計を支援する照明設計支援方法である。前記照明設計支援方法は、入力ステップと、推定ステップと、生成ステップと、を有する。前記入力ステップでは、ユーザの要望に関する情報である要望情報、及び前記対象施設に関する情報である施設情報の入力を受け付ける。前記推定ステップでは、前記入力ステップで受け付けた前記施設情報に基づいて前記対象施設の空間構造を推定する。前記生成ステップでは、前記入力ステップで受け付けた前記要望情報に基づいて前記照明設計後の前記対象施設の空間情報を生成する。前記生成ステップでは、それぞれが１以上の照明器具による前記照明設計後の空間構造である複数の第１空間構造を記憶する記憶部に記憶されている前記複数の第１空間構造のうち前記対象施設の前記空間構造である第２空間構造に類似する第１空間構造を類似構造として前記記憶部から読み出す。前記生成ステップでは、前記類似構造に関する情報である構造情報に基づいて前記空間情報を生成する。前記構造情報は、前記類似構造における前記１以上の照明器具の位置に関する情報である位置情報を含む。前記生成ステップでは、前記位置情報に基づいて前記第２空間構造に前記１以上の照明器具を配置した前記空間情報を生成する。
（【００１１】以降は省略されています）

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