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公開番号2025111879
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-31
出願番号2024005775
出願日2024-01-18
発明の名称警報器
出願人能美防災株式会社
代理人弁理士法人きさ特許商標事務所
主分類G08B 17/00 20060101AFI20250724BHJP(信号)
要約【課題】安全性を高めることができる警報器を提供する。
【解決手段】警報器は、警報を発する報知手段を備えた警報器本体と、警報器本体の内部に設けられ、警報鳴動中に操作されることにより警報を停止させるスイッチと、スイッチに連結され、警報器本体の外部に引き出された引き紐と、所定の温度以上の高温になると、警報器本体の外部に位置する引き紐の外端部を、警報器本体又は天井に近づくように移動させる位置変更部と、を備えたものである。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
警報を発する報知手段を備えた警報器本体と、
前記警報器本体の内部に設けられ、警報鳴動中に操作されることにより警報を停止させるスイッチと、
前記スイッチに連結され、前記警報器本体の外部に引き出された引き紐と、
所定の温度以上の高温になると、前記警報器本体の外部に位置する前記引き紐の外端部を、前記警報器本体又は天井に近づくように移動させる位置変更部と、を備えた
警報器。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記引き紐は、前記位置変更部を兼ねており、温度変化により変形する形状記憶合金で構成された長尺状部材であり、前記所定の温度以上の高温になると折れ曲がる
請求項1記載の警報器。
【請求項3】
前記位置変更部は、
前記警報器本体の内部に配置され、温度変化により伸縮変化する形状記憶合金で構成されたバネと、
前記所定の温度以上の高温になった場合の前記バネの伸縮変化により駆動され、前記引き紐を前記警報器本体の内部に巻き取るモーターと、を有する
請求項1記載の警報器。
【請求項4】
前記位置変更部は、
温度を検出する温度センサと、
前記温度センサにより検出された温度が前記所定の温度以上となると駆動され、前記引き紐を前記警報器本体の内部に巻き取るモーターと、を有する
請求項1記載の警報器。
【請求項5】
前記位置変更部は、
温度変化により伸縮変化する形状記憶合金で構成され、前記所定の温度以上の高温で縮むことにより、前記引き紐を前記警報器本体の内部に引き込むバネを有する
請求項1記載の警報器。
【請求項6】
前記報知手段を制御する制御回路を備え、
前記制御回路は、警報鳴動中に前記スイッチが操作され、かつ第1条件を満たす際に前記警報の鳴動を停止しないように前記報知手段を制御する
請求項1~請求項5の何れか一項に記載の警報器。
【請求項7】
煙濃度が火災検出閾値以上であるときに火災と検出する火災検出回路を備え、
前記第1条件は、前記煙濃度が、前記火災検出回路において火災と検出される前記火災検出閾値を超える第1閾値以上である、ことである
請求項6記載の警報器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、警報器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、警報器本体の内部から外部に引き出された引き紐を有し、引き紐を引っ張ることで警報の鳴動を停止させることが可能な火災警報器がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-234089号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
火災発生時に警報が鳴動している場合、利用者が慌てて引き紐を引っ張って警報の鳴動を停止させてしまうことがある。このように警報の鳴動が停止されてしまうと、周囲に火災発生を知らせることができなくなる。特許文献1の火災警報器では、この点について何ら検討されておらず、安全性に問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、安全性を高めることができる警報器を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の警報器は、警報を発する報知手段を備えた警報器本体と、警報器本体の内部に設けられ、警報鳴動中に操作されることにより警報を停止させるスイッチと、スイッチに連結され、警報器本体の外部に引き出された引き紐と、所定の温度以上の高温になると、警報器本体の外部に位置する引き紐の外端部を、警報器本体又は天井に近づくように移動させる位置変更部と、を備えたものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る警報器は、所定の温度以上の高温になると、引き紐の外端部が警報器本体又は天井に近づくように移動し、利用者によって操作し難い位置に移動するため、誤った操作を抑制でき、安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る火災警報器の外観図である。
実施の形態1に係る火災警報器の回路構成等を示すための図である。
実施の形態1に係る火災警報器の高温時の外観図である。
実施の形態2に係る火災警報器の通常時の外観図である。
実施の形態2に係る火災警報器の高温時の外観図である。
実施の形態2に係る火災警報器における位置変更部の通常時の概略側面図である。
実施の形態2に係る火災警報器における位置変更部の高温時の概略側面図である。
実施の形態3に係る火災警報器における位置変更部の通常時の概略側面図である。
実施の形態3に係る火災警報器における位置変更部の高温時の概略側面図である。
実施の形態4に係る火災警報器における位置変更部の通常時の概要図である。
実施の形態4に係る火災警報器における位置変更部の高温時の概要図である。
実施の形態5に係る火災警報器の火災に係る警報処理のフローチャートを表す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る火災警報器100の外観図である。火災警報器100は、警報器の一例であり、天井等の壁面に固定される警報器本体10と、引き紐20と、を有する。以下、警報器本体10の内部の回路構成について説明し、続いて引き紐20について説明する。
【0010】
図2は、実施の形態1に係る火災警報器100の回路構成等を示すための図である。警報器本体10は、制御回路1、電池2、電源回路3、電池電圧検出回路4、送受信回路5、アンテナ6、火災検出回路7、警報音制御回路8、表示回路9、及び、点検・警報停止スイッチ11を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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