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公開番号2025117003
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-12
出願番号2024011625
出願日2024-01-30
発明の名称火災感知器
出願人能美防災株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G08B 17/06 20060101AFI20250804BHJP(信号)
要約【課題】表示による通知に関し、視認性の向上を図ることができる火災感知器を得ることができる。
【解決手段】火災感知器(100)は、設置面(W)に当接する当接面(15)を有する第1カバー(10)と、当接面(15)の反対面(16)と対面するように設けられている第2カバー(20)と、第1カバー(10)と第2カバー(20)とによって形成される内部空間(S)に設けられた表示灯(22)と、を備え、第1カバー(10)と第2カバー(20)との間には、隙間(G)が形成されており、表示灯(22)は、当該表示灯(22)からの光が隙間(G)から外部に漏れる位置に設けられており、火災感知時に間接照明により設置面の周辺を照らす。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
設置面に当接する当接面を有する第1カバーと、
前記当接面の反対面と対面するように設けられている第2カバーと、
前記第1カバーと前記第2カバーとによって形成される内部空間に設けられた表示灯と、を備え、
前記第1カバーと前記第2カバーとの間には、隙間が形成されており、
前記表示灯は、当該表示灯からの光が前記隙間から外部に漏れる位置に設けられている、
火災感知器。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記隙間は、前記当接面が前記設置面に当接した状態のときに、当該設置面の方を向いて開口しており、
前記表示灯は、前記当接面が前記設置面に当接している状態のときに、前記隙間を通じて前記設置面に投光可能な位置に設けられている、
請求項1に記載の火災感知器。
【請求項3】
前記内部空間には、さらに、
スイッチと、
前記表示灯の点灯または消灯を制御する制御部と、
が設けられており、
前記第2カバーは、前記反対面と対面する方向で前記第1カバーに対して接近または離間可能なように前記第1カバーに保持されており、
前記スイッチは、前記第1カバーと前記第2カバーとが互いに接近すると作動し、
前記制御部は、前記スイッチの作動を検知すると、前記表示灯の点灯または消灯の切り替えを行う、
請求項1または2に記載の火災感知器。
【請求項4】
前記制御部は、
火災の発生が感知された感知状態で前記表示灯を点灯し、当該感知状態のときに前記スイッチの作動を検知すると、前記表示灯を消灯し、
火災の発生が感知されていない非感知状態で前記表示灯を消灯し、当該非感知状態のときに前記スイッチの作動を検知すると、前記表示灯を点灯する、
請求項3に記載の火災感知器。
【請求項5】
前記表示灯は複数あり、且つ、各前記表示灯は、前記内部空間を囲むように設けられており、
前記内部空間には、さらに、複数の前記表示灯の点灯または消灯を制御するとともに、他の火災感知器と連動して動作する制御部が設けられており、
前記制御部は、火災が発生した場合、複数の前記表示灯のうち当該火災を検知した火災感知器の側に設けられている表示灯を点灯する、
請求項1または2に記載の火災感知器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、点灯表示を行うことにより火災の発生を知らせる火災感知器に関するものである。
続きを表示(約 970 文字)【背景技術】
【0002】
火災感知器は、表示灯を点灯させることにより、火災の発生を知らせることができる。また、火災感知器は、表示灯の点灯色を変えることにより、現在の動作モードが設定/登録モードであるか、火災監視モードであるかを知らせることができる。
【0003】
加えて、無線式連動型の火災感知器においては、火災を感知した火災感知器の点灯色を赤色にし、他の火災感知器の点灯色を橙色にするなど、点灯色を異ならせることができる。これより、利用者は、点灯している色を確認することにより、火災を感知している火災感知器を特定することができる。
【0004】
点灯表示を行う火災感知器に関する技術として、次のものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に係る火災感知器は、表示部からの光を、反射板を用いて反射させることにより、視認性を向上させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2023-93661号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここで、従来の火災感知器を例示しつつ説明する。
【0007】
図12は、従来の火災感知器を示す斜視図である。図12に示す従来の火災感知器200は、壁、天井などの設置面Wに取り付けられて、火災の発生を監視する。
【0008】
火災感知器200は、外装を構成するカバー210の上面に、火災の発生を感知した場合に点灯する表示灯211が設けられた構成となっている。この表示灯211は、警報停止/テストボタンを兼ね備えており、利用者のボタン操作に応じて、鳴動している警報を停止させたり、動作のテストを行ったりすることができる。
【0009】
図12に示すとおり、従来の火災感知器200は、表示灯211が小さいため、視認性の向上が望まれる。
【0010】
特許文献1においては、反射板を設けることにより、一定方向からの視認性を向上させている。しかしながら、反射板を機器の内部に設ける必要があり、その分、反射板の取り付け工程、部品点数などが増加する。
(【0011】以降は省略されています)

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