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公開番号2025112236
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-31
出願番号2024015250
出願日2024-01-18
発明の名称抗菌剤、制菌剤、及びそれらを用いた創傷部傷あて材
出願人株式会社ワイ・エム・シー
代理人個人,個人,個人
主分類A01N 65/06 20090101AFI20250724BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】本発明は、天然ヒノキアスナロ科より抽出されるヒバ油及びヒバ水と、水溶性アルカリ、フノランと、を水に分散或いは溶解させ、噴霧乾燥して微細な粒状としたとこを特徴とする抗菌剤、制菌剤を提供する。
本発明は、上記抗菌剤、制菌剤を水に溶解し、含侵させて乾燥したことを特徴とする抗菌性繊維材、並びに上記抗菌剤を熱溶融させた樹脂溶融物へ混合して成形したことを特徴とする抗菌剤、制菌剤を用いた創傷部傷あて材を提供することを目的とする。
【解決手段】傷あて材の制菌剤として純植物のあて、ヒノキ類などの木材を原料とし、この原料をチップ材にし、これを高温の蒸し釜で蒸してこれを冷ますと樹液(油分、水分)が採れる。抽出した油の成分はツヨプセン85%以上、ヒノキチオール1%以上、β―ドラブリン1%以上が含まれている。これらの成分を利用して0.5%以上希釈して噴霧してガーゼ、パルプ材に付着させ制菌性を高める。
抽出した油分、水分をガーゼ、パルプ材に加工して創傷部分の治療に利用する。制菌性の作用による創傷部の回復が狙える。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
天然アテ材、ヒノキアスナロ科より抽出される溶液と水溶性アルカリ、フノランと、を水に分散或いは溶解させ、噴霧乾燥して微細な粒状としたとこを特徴とする抗菌剤、制菌剤。
続きを表示(約 47 文字)【請求項2】
請求項1に記載の抗菌剤、制菌剤を水に溶解し用いた創傷部あて材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カビや菌の発生や繁殖を抑制し、環境を汚染することもない抗菌剤、制菌剤、及びこれらを用い創傷部傷あて材に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【0002】
従来の抗菌剤は、水溶性に乏しいために、例えば天然繊維等の親水性の繊維材に付着(固着)させることは基本的に不可能であり、長時間に亙って浸漬処理を行っても抗菌剤は充分に固着されないので、その繊維材を水洗いすると抗菌剤は容易に洗い流されてしまうものであった。したがって、繊維材の抗菌性の維持、継続は殆どなされなかった。
【0003】
また、揮発性或いは昇華性の防カビ剤等も知られているが、充分に密閉性を有する空間内でなければその効果は低いのもであった。さらに、使用される抗菌剤は人体或いは草木に対する毒性がなく、廃水中の浄化バクテリア等にも悪影響を与えないようなものであることが求められ、これらの性状及び前述の付着性を共に兼ね備えるような抗菌剤が希求されていた。
【発明の概要】
【】
【課題を解決するための課題】
【0004】
本発明は、天然ヒノキアスナロ科より抽出されるヒバ油及びヒバ水と、水溶性アルカリ、フノランと、を水に分散或いは溶解させ、噴霧乾燥して微細な粒状としたとこを特徴とする抗菌剤、制菌剤を提供することを目的とする。
【0005】
本発明は、上記抗菌剤、制菌剤を水に溶解し、含侵させて乾燥したことを特徴とする抗菌性繊維材、並びに上記抗菌剤を熱溶融させた樹脂溶融物へ混合して成形したことを特徴とする抗菌剤、制菌剤を用いた創傷部傷あて材を提供することを目的とする。創傷部の原因は緑膿菌といわれております。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題を解決するために、以下に記載の1)から2)の手段よりなる。すなわち、1)天然アテ材はヒノキアスナロ科より抽出される溶液と水溶性アルカリ、フノランと、を水に分散或いは溶解させ、噴霧乾燥して微細な粒子としたことを特徴とする抗菌剤、制菌剤。2)1)に記載の抗菌剤、制菌剤を水に溶解し用いた創傷部傷あて材。
【発明の効果】
【0007】
本発明により、創傷部の回復効果も得られることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一般社団法人カケンテストセンターの結果である。
一般社団法人カケンテストセンターの結果である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る抗菌剤、制菌剤、及びそれらを用いた創傷部傷あて材を得る為に好適な実施形態について説明する。
【0010】
アテは、ヒノキ科アスナロ属アスナロの変種であるヒノキアスナロの地方名で、石川県の県木で能登半島には広く造林されている。石川県内でアテという名称で育林されている樹木(マアテ、クサアテ、カナアテ、エソアテ、スズアテ)などと青森県内でヒバという名称で育林されている。アテ及びヒバはいずれも植物分類学上、ヒノキアスナロと考えられている。
(【0011】以降は省略されています)

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