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公開番号2025112643
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024006995
出願日2024-01-19
発明の名称転写媒体製造装置および方法並びに転写媒体
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人
主分類B41J 2/01 20060101AFI20250725BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】転写した際の印刷画像の欠けや、不要部分の転写による画質低下を抑制し、高品位な転写品質の転写媒体を製造することができる転写媒体製造装置および方法並びに転写媒体を提供する。
【解決手段】印刷画像を表す画像データを受け付け、画像データに基づいて剥離シートS上に印刷画像IMG1を印刷する印刷部20と、印刷画像IMG1が印刷された剥離シートSに対して接着剤を塗布する接着剤塗布部30と、印刷部20および接着剤塗布部30を制御する制御装置2とを備え、制御装置2が、印刷画像IMG1の周縁部に拡張した印刷画像拡張領域IMG2を付加するように印刷部20を制御し、接着剤の塗布領域GLが印刷画像IMG1より広くかつ印刷画像拡張領域IMG2より狭くなるように接着剤塗布部を制御する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
印刷画像を表す画像データを受け付け、前記画像データに基づいて剥離シート上に印刷画像を印刷する印刷部と、
前記印刷画像が印刷された剥離シートに対して接着剤を塗布する接着剤塗布部と、
前記印刷部および前記接着剤塗布部を制御する制御部とを備え、
前記制御部が、前記印刷画像の周縁部に拡張した印刷画像拡張領域を付加するように前記印刷部を制御し、前記接着剤の塗布領域が前記印刷画像より広くかつ前記印刷画像拡張領域より狭くなるように接着剤塗布部を制御する転写媒体製造装置。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記印刷画像拡張領域の色が、被転写媒体と同色である請求項1記載の転写媒体製造装置。
【請求項3】
前記印刷部が、前記印刷画像と前記接着剤の層との間に下地画像を印刷し、前記下地画像の範囲が、前記印刷画像より広く、かつ前記印刷画像拡張領域よりも狭い請求項1記載の転写媒体製造装置。
【請求項4】
印刷画像を表す画像データを受け付け、前記画像データに基づいて剥離シート上に印刷画像を印刷し、前記印刷画像が印刷された剥離シートに対して接着剤を塗布して転写媒体を製造する転写媒体製造方法であって、
前記印刷画像の周縁部に拡張した印刷画像拡張領域を付加し、前記接着剤の塗布領域が前記印刷画像より広くかつ前記印刷画像拡張領域より狭くなるようにする転写媒体製造方法。
【請求項5】
印刷画像が印刷された剥離シートと、接着剤の層とを備えた転写媒体であって、
前記印刷画像の周縁部に拡張した印刷画像拡張領域が付加され、前記接着剤の層が前記印刷画像より広くかつ前記印刷画像拡張領域より狭い転写媒体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、剥離シートに印刷された印刷画像を被転写媒体に転写する転写媒体を製造する転写媒体製造装置および方法並びにその転写媒体に関するものである。
続きを表示(約 780 文字)【背景技術】
【0002】
従来、フィルムなどの剥離シート上に印刷した印刷画像を、被転写媒体に転写する転写媒体が知られている。
【0003】
たとえば特許文献1においては、転写媒体を製造する際、印刷画像の外周部の接着安定性を得るために、接着層の外周部の塗布厚を厚くすることが提案されている。
【0004】
また、特許文献2においては、接着液の流動性をせき止めるために、接着層を2段階(外周と内側)で塗布する方法が提案されている。
【0005】
また、特許文献3においては、耐擦性向上のため、接着層の塗布面積を画像層よりも大きくすることが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2013-964号公報
特開2011-37112号公報
特開2012-200873号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ここで、特許文献1から特許文献3に記載の方法は、転写品質の向上に関する方法であり、かつ着目点は画像の周縁部である。
【0008】
しかしながら、積層して印刷されるべき印刷画像の層と接着剤の層の位置がずれた場合の転写品質は考慮されていない。
【0009】
印刷画像の層と接着剤の層の位置がずれた場合、印刷画像の層のみとなってしまう部分(接着剤が無い部分)では、印刷画像が転写されず欠けてしまう。
【0010】
また、接着剤の層のみとなってしまう部分(印刷画像が無い部分)では、剥離シートの剥離層と接着層が被転写媒体に転写され、不透明部分として目視認識されて非常に目障りである。
(【0011】以降は省略されています)

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