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公開番号2025114253
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-05
出願番号2024008837
出願日2024-01-24
発明の名称制御装置、冷凍装置、制御方法、およびプログラム
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類F25D 17/06 20060101AFI20250729BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】冷凍装置のファンモーターの回転数制御を比較的低コストで行うことができる制御装置、当該制御装置を有する冷凍装置、制御方法、およびプログラムを提供する。
【解決手段】本開示の制御装置は、ファンモーターを有する冷凍装置の運転状態毎に設定された、前記ファンモーターの回転状態に関する設定情報と前記ファンの回転数に関する設定情報により構成される設定情報セットを含む設定情報テーブルを記憶する記憶部と、前記設定情報セットに基づいて前記ファンモーターを回転させる制御信号を生成する信号生成部と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
ファンモーターを有する冷凍装置の運転状態毎に設定された、前記ファンモーターの回転状態に関する設定情報と前記ファンモーターの回転数に関する設定情報により構成される設定情報セットを含む設定情報テーブルを記憶する記憶部と、
前記設定情報セットに基づいて前記ファンモーターを回転させる制御信号を生成する信号生成部と、
を備える、制御装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記設定情報テーブルは、前記運転状態毎かつ時間帯毎に、互いに異なる前記設定情報セットを含む、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記設定情報テーブルは、複数の前記運転状態および複数の前記時間帯の前記設定情報セットの組み合わせを識別する識別子を含む、
請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記識別子の選択を受け付ける受付部をさらに備え、
前記信号生成部は、選択された識別子に対応する前記設定情報セットの組み合わせに基づいて前記制御信号を生成する、
請求項3に記載の制御装置。
【請求項5】
前記設定情報テーブルは、複数の前記ファンモーターのそれぞれに対応する前記設定情報を含む、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項6】
前記設定情報セットは、複数の前記ファンモーターにより構成されるファングループのそれぞれに対応する前記設定情報を含む、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項7】
前記制御信号を前記ファンモーターまたは前記ファングループ毎に出力する出力部をさらに備える、
請求項6に記載の制御装置。
【請求項8】
ファンモーターと、
運転状態毎に設定された、前記ファンモーターの回転状態に関する設定情報と前記ファンモーターの回転数に関する設定情報とにより構成される設定情報セットを含む設定情報テーブルを記憶する記憶部と、
前記設定情報セットに基づいて前記ファンモーターを回転させる制御信号を生成する信号生成部と、
を備える、冷凍装置。
【請求項9】
冷凍装置が有するファンモーターの回転制御を行う制御装置のプロセッサーが実行する制御方法であって、
前記プロセッサーは、
前記冷凍装置の運転状態毎に設定された、前記ファンモーターの回転状態に関する設定情報と前記ファンモーターの回転数に関する設定情報とにより構成される設定情報セットを含む設定情報テーブルを読み出し、
現在の前記運転状態に対応する前記設定情報セットに含まれる前記回転状態および前記回転数に関する前記設定情報に基づいて前記ファンモーターの回転を制御する、
制御方法。
【請求項10】
冷凍装置が有するファンモーターの回転制御を行う制御装置のプロセッサーにより実行されるプログラムであって、
前記冷凍装置の運転状態毎に設定された、前記ファンモーターの回転状態に関する設定情報と前記ファンモーターの回転数に関する設定情報とにより構成される設定情報セットを含む設定情報テーブルを読み出し、
現在の前記運転状態に対応する前記設定情報セットに含まれる前記回転状態および前記回転数に関する前記設定情報に基づいて前記ファンモーターの回転を制御する、
処理を前記プロセッサーに実行させる、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、冷凍装置が有するファンの回転を制御する制御装置、当該制御装置を有する冷凍装置、制御方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
冷凍または冷蔵用のショーケースは、庫内冷却用、または冷却ユニット内の凝縮器冷却用など、用途に応じたファンモーターを複数個有している。ファンモーターは、冷却、または霜取りなどのショーケースの運転状態に基づいてファンを回転させる。
【0003】
例えば特許文献1に開示された技術では、ファンモーターを運転するための複数の運転制御モードが用意されており、モード選択部が選択した適切な運転制御モードでファンが運転される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5766000号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
省エネなどを目的として、店舗などに設置済みのショーケースに扉などを後付けで設置することがある。このような場合、扉を設置する前よりもファンの風量を下げる必要がある。
【0006】
特許文献1に開示された技術では、ファンモーターの回転数を変更することは考慮されていない。また、回転数を変更できないファンモーターの場合、ファンの風量を下げるには、ひねり角度が異なる別のファンに交換するなどの作業が必要となるが、ファンの交換には多大な時間と労力が掛かる。このため、ショーケースの設計時において、回転数を変更可能なファンモーターを採用することが要望されている。
【0007】
しかしながら、回転数を変更可能なファンモーターをショーケースに採用した場合、複数のファンモーターの回転数を運転状態に合わせて制御する必要があるため、制御が複雑化する。
【0008】
本開示は、ショーケースなどの冷凍装置のファンモーターの回転数制御を容易に行うことができる制御装置、当該制御装置を有する冷凍装置、制御方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の一態様に係る制御装置は、ファンモーターを有する冷凍装置の運転状態毎に設定された、前記ファンモーターの回転状態に関する設定情報と前記ファンモーターの回転数に関する設定情報により構成される設定情報セットを含む設定情報テーブルを記憶する記憶部と、前記設定情報セットに基づいて前記ファンモーターを回転させる制御信号を生成する信号生成部と、を備える。
【0010】
本開示の一態様に係る冷凍装置は、ファンモーターと、運転状態毎に設定された、前記ファンモーターの回転状態に関する設定情報と前記ファンモーターの回転数に関する設定情報とにより構成される設定情報セットを含む設定情報テーブルを記憶する記憶部と、前記設定情報セットに基づいて前記ファンモーターを回転させる制御信号を生成する信号生成部と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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