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公開番号
2025114263
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2024008857
出願日
2024-01-24
発明の名称
半導体装置及び半導体装置の製造方法
出願人
三菱電機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01L
21/60 20060101AFI20250729BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】めっき層、樹脂層及びはんだ層の三層による三重点が電極層上に発生することを抑制し、電極層の亀裂発生を防止することができる半導体装置及び半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】封止樹脂で封止される半導体装置であって、半導体基板と、半導体基板の上面側に設けられた電極層と、電極層の上面に設けられ、第1領域及び、平面視において第1領域の外側に第2領域を有するめっき層と、めっき層の第1領域上に設けられたはんだ層と、めっき層に形成され、第1領域上から第2領域上にはんだが流れないようにはんだを塞き止めるはんだ塞止部とを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
封止樹脂で封止される半導体装置であって、
半導体基板と、
前記半導体基板の上面側に設けられた電極層と、
前記電極層の上面に設けられ、第1領域及び、平面視において前記第1領域の外側に第2領域を有するめっき層と、
前記めっき層の前記第1領域上に設けられたはんだ層と、
前記めっき層に形成され、前記第1領域上から前記第2領域上にはんだが流れないようにはんだを塞き止めるはんだ塞止部と、を有する半導体装置。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記はんだ塞止部は、前記第1領域と前記第2領域との間の間隙である請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記はんだ塞止部は、前記めっき層の前記第2領域上に形成された酸化膜である請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
平面視において半導体チップは長方形状であり、
前記はんだ塞止部は、前記めっき層のうち、前記半導体チップの短辺側に位置する領域のみに形成される請求項1から3のいずれかに記載の半導体装置。
【請求項5】
前記電極層の上面側に、前記めっき層の外周を囲う保護膜がさらに形成される請求項1から3のいずれかに記載の半導体装置。
【請求項6】
平面視において、前記めっき層の前記第1領域の幅及び奥行と、前記第2領域の1辺の幅は、前記保護膜の厚さ以上である請求項5に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記間隙は前記第1領域と前記第2領域とを分割するクラックである請求項2に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記間隙を形成する前記第1領域及び前記第2領域の側面のうち、前記第1領域の側面は、前記電極層の上面と垂直である請求項2または7に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記封止樹脂は、前記間隙内には充填されない請求項2または7に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記半導体基板の上面の、前記第1領域の直下にゲート電極が設けられ、前記第2領域直下には前記ゲート電極が設けられない請求項1から3のいずれかに記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置及び半導体装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、半導体基板と半導体基板上に形成された電極層とを有する半導体チップ、電極層上に形成されためっき層、めっき層上に形成されたはんだ層、及び半導体チップを封止する封止樹脂を有する半導体モジュールが開示されている。さらに、めっき層の側面全体が、はんだ層で覆われている構成が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-178755号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された半導体装置は、めっき層・樹脂層・はんだ層の三層が互いに集まる三重点が電極層上に存在する。そのため、三層の応力差によって三重点部分にひずみが集中し、電極層に亀裂が発生する問題を有している。
【0005】
本開示は上記した問題点を解決するためになされたものであり、めっき層、樹脂層及びはんだ層の三層による三重点が電極層上に発生することを抑制し、電極層の亀裂発生を防止することができる半導体装置及び半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る半導体装置は、封止樹脂で封止される半導体装置であって、半導体基板と、前記半導体基板の上面側に設けられた電極層と、前記電極層の上面に設けられ、第1領域及び、平面視において前記第1領域の外側に第2領域を有するめっき層と、前記めっき層の前記第1領域上に設けられたはんだ層と、前記めっき層に形成され、前記第1領域上から前記第2領域上にはんだが流れないようにはんだを塞き止めるはんだ塞止部とを有する半導体装置である。
【0007】
本開示に係る半導体装置の製造方法は、封止樹脂で封止される半導体装置の製造方法であって、半導体基板の上面側に電極層を形成する電極層形成工程と、前記電極層の上面に第1領域及び、平面視において前記第1領域の外側に第2領域を有するめっき層を形成するめっき層形成工程と、前記めっき層に、前記第1領域上から前記第2領域上にはんだが流れないようにはんだを塞き止めるはんだ塞止部を形成するはんだ塞止部形成工程と、前記第1領域上にはんだを供給しはんだ層を形成するはんだ層形成工程とを備える半導体装置の製造方法である。
【発明の効果】
【0008】
本開示に係る半導体装置及び半導体装置の製造方法によれば、めっき層、樹脂層及びはんだ層の三重点が電極層上に発生することを抑制し、電極層の亀裂発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1に係る半導体装置の概略上面図である。
実施の形態1に係る半導体装置の図1中のX―X概略断面図である。
実施の形態1に係る半導体装置の図2中のY-Y概略平面図である。
実施の形態1の変形例1に係る半導体装置の概略平面図である。
実施の形態1の変形例1に係る半導体装置の図4中のX―X概略断面図である。
実施の形態1の変形例2に係る半導体装置の概略断面図である。
実施の形態1の変形例3に係る半導体装置の概略平面図である。
実施の形態1の変形例3に係る半導体装置の概略平面図である。
実施の形態1の変形例4に係る半導体装置の概略平面図である。
実施の形態1の変形例4に係る半導体装置の図9中のX―X概略断面図である。
実施の形態1の変形例に係る半導体装置の概略平面図である。
実施の形態1の変形例に係る半導体装置の概略平面図である。
実施の形態2に係る半導体装置の概略平面図である。
実施の形態2に係る半導体装置の図13中のX―X概略断面図である。
実施の形態2の変形例1に係る半導体装置の概略平面図である。
実施の形態2の変形例1に係る半導体装置の図15中のX―X概略断面図である。
実施の形態2の変形例2に係る半導体装置の概略断面図である。
実施の形態2の変形例3に係る半導体装置の概略平面図である。
実施の形態2の変形例3に係る半導体装置の概略平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<はじめに>
半導体装置の深さ方向と平行な方向における一方の側を「上」、他方の側を「下」と称する。基板、層またはその他の部材の2つの主面のうち、一方の面を上面、他方の面を下面と称する。「上」、「下」の方向は、重力方向または半導体装置の実装時における方向に限定されない。
(【0011】以降は省略されています)
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