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公開番号
2025114890
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-06
出願番号
2022108560
出願日
2022-07-05
発明の名称
コントローラ、制御方法及びプログラム
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
弁理士法人北斗特許事務所
主分類
G05B
19/042 20060101AFI20250730BHJP(制御;調整)
要約
【課題】本開示の課題は、通信時における適切な送信許可時間を設定することである。
【解決手段】コントローラ10は、複数のユニットと接続される。コントローラ10は、通信部101と、決定部103と、割当部104と、を備える。通信部101は、複数のユニットと通信を行う。決定部103は、複数のユニット及びコントローラ10のそれぞれに対して、通信を行う際に割り当てる通信許可時間を決定する。割当部104は、決定部103が複数のユニット及びコントローラ10のそれぞれに対して決定した通信許可時間を、複数のユニット及びコントローラ10のそれぞれに割り当てる。決定部103は、複数のユニット及びコントローラ10のそれぞれでの通信におけるデータに関する通信関連情報を基に、複数のユニット及びコントローラ10のそれぞれに対して、通信を行う際に割り当てる通信許可時間を決定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のユニットと接続されるコントローラであって、
前記複数のユニットと通信を行う通信部と、
前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれに対して、通信を行う際に割り当てる通信許可時間を決定する決定部と、
前記決定部が前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれに対して決定した通信許可時間を、前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれに割り当てる割当部と、を備え、
前記決定部は、前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれでの通信におけるデータに関する通信関連情報を基に、前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれに対して、通信を行う際に割り当てる通信許可時間を決定する、
コントローラ。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
複数のユニットと接続されるコントローラであって、
前記複数のユニットと通信を行う通信部と、
前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれに対して、通信を行う際に割り当てる通信許可時間を決定する決定部と、
前記決定部が前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれに対して決定した通信許可時間を、前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれに割り当てる割当部と、を備え、
前記複数のユニットのそれぞれは、1つ以上の外部装置と接続可能であり、
前記決定部は、前記複数のユニットのそれぞれに接続された外部装置の数及び外部装置との通信に関する外部通信情報のうち少なくとも一方を基に、前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれに対して、通信を行う際に割り当てる通信許可時間を決定する、
コントローラ。
【請求項3】
前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれに対して、通信時のパケット数及びデータサイズのうち少なくとも一方を計測する計測部を、更に備え、
前記決定部は、前記計測部による計測結果を含む情報を前記通信関連情報として、前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれに対して、通信を行う際に割り当てる通信許可時間を決定する、
請求項1に記載のコントローラ。
【請求項4】
前記決定部は、
前記複数のユニット及び前記コントローラのうち一の機器において他の機器よりも前記パケット数が多い場合、又は前記データサイズが大きい場合には、前記一の機器に対して、他の機器よりも通信時間が長い時間を通信許可時間として決定する、
請求項3に記載のコントローラ。
【請求項5】
前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれに対して、バッファの使用量を計測する計測部を、更に備え、
前記決定部は、前記計測部による計測結果を含む情報を前記通信関連情報として、前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれに対して、通信を行う際に割り当てる通信許可時間を決定する、
請求項1に記載のコントローラ。
【請求項6】
前記決定部は、
前記バッファの使用量が多い場合には、前記複数のユニット及び前記コントローラのうち対応する前記ユニット又は前記コントローラに対して、通信時間が長い時間を通信許可時間として決定する、
請求項5に記載のコントローラ。
【請求項7】
前記決定部は、
前記外部装置の数を基に通信許可時間を決定する場合において、前記複数のユニットのうち一のユニットにおいて他のユニットよりも前記外部装置の接続台数が多い場合には、前記一のユニットに対して前記他のユニットよりも通信時間が長い時間を通信許可時間として決定する、
請求項2に記載のコントローラ。
【請求項8】
前記外部通信情報は、通信速度を表すボーレートを含み、
前記決定部は、
前記外部通信情報を基に通信許可時間を決定する場合において、前記複数のユニットのうち一のユニットにおいて他のユニットよりも前記外部装置との通信で設定された前記ボーレートが表す前記通信速度が高い場合には、前記一のユニットに対して前記他のユニットよりも通信時間が長い時間を通信許可時間として決定する、
請求項2に記載のコントローラ。
【請求項9】
前記複数のユニットと前記コントローラとの通信は、トークンパッシング方式であり、
前記複数のユニット及び前記コントローラのうち送信権を得た機器が、データを前記複数のユニット及び前記コントローラのうち前記送信権を得た機器とは異なる機器へ送信する、
請求項1又は2に記載のコントローラ。
【請求項10】
前記通信部は、バスにより、前記複数のユニットと接続されている、
請求項1又は2に記載のコントローラ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、一般にコントローラ、制御方法及びプログラムに関し、より詳細には複数のユニットと接続されるコントローラ、制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ユニットと接続され、ユニットと通信を行うコントローラが知られている(例えば、特許文献1)。
【0003】
特許文献1では、コントローラユニット(コントローラ)にデバイスユニット(ユニット)が接続されている。コントローラユニットは、共通バスラインを介してデバイスユニットとの間で通信を行うことで、デバイスユニットに接続された入力機器(外部装置)から得らえる情報を、共通バスラインを介して得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-179436号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
通常、コントローラに複数のユニットが接続される場合、2つ以上のユニットが同時にデータをコントローラに送信して衝突が発生しないように、各ユニット及びコントローラに対して個別に送信権が割り当てられる。送信権を得た機器(ユニット又はコントローラ)に割り当てられる送信が許可される時間(送信許可時間)は、機器に関係なく同一である。そのため、多くのデータを送信する機器では、複数回の送信権を得て送信する必要があり、データの送信に時間がかかる。また、少ないデータを送信する機器では、1回の送信権で得られる送信時間が余る可能性がある。
【0006】
本開示は上記課題に鑑みてなされ、通信時における適切な送信許可時間を設定することができるコントローラ、制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係るコントローラは、複数のユニットと接続されるコントローラである。前記コントローラは、通信部と、決定部と、割当部と、を備える。前記通信部は、前記複数のユニットと通信を行う。前記決定部は、前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれに対して、通信を行う際に割り当てる通信許可時間を決定する。前記割当部は、前記決定部が前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれに対して決定した通信許可時間を、前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれに割り当てる。前記決定部は、前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれでの通信におけるデータに関する通信関連情報を基に、前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれに対して、通信を行う際に割り当てる通信許可時間を決定する。
【0008】
本開示の一態様に係るコントローラは、複数のユニットと接続されるコントローラである。前記コントローラは、通信部と、決定部と、割当部と、を備える。前記通信部は、前記複数のユニットと通信を行う。前記決定部は、前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれに対して、通信を行う際に割り当てる通信許可時間を決定する。前記割当部は、前記決定部が前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれに対して決定した通信許可時間を、前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれに割り当てる。前記複数のユニットのそれぞれは、1つ以上の外部装置と接続可能である。前記決定部は、前記複数のユニットのそれぞれに接続された外部装置の数及び外部装置との通信に関する外部通信情報のうち少なくとも一方を基に、前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれに対して、通信を行う際に割り当てる通信許可時間を決定する。
【0009】
本開示の一態様に係る制御方法は、複数のユニットと接続され、複数のユニットと通信を行う通信部を備えるコントローラに用いられる制御方法である。前記制御方法は、決定ステップと、割当ステップと、を含む。前記決定ステップは、前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれに対して、通信を行う際に割り当てる通信許可時間を決定する。前記割当ステップは、前記決定ステップで前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれに対して決定した通信許可時間を、前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれに割り当てる。前記決定ステップでは、前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれでの通信におけるデータに関する通信関連情報を基に、前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれに対して、通信を行う際に割り当てる通信許可時間を決定する。
【0010】
本開示の一態様に係る制御方法は、それぞれが1つ以上の外部装置と接続可能である複数のユニットと接続され、複数のユニットと通信を行う通信部を備えるコントローラに用いられる制御方法である。前記制御方法は、決定ステップと、割当ステップと、を含む。前記決定ステップは、前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれに対して、通信を行う際に割り当てる通信許可時間を決定する。前記割当ステップは、前記決定ステップで前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれに対して決定した通信許可時間を、前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれに割り当てる。前記決定ステップでは、前記複数のユニットのそれぞれに接続された外部装置の数及び外部装置との通信に関する外部通信情報のうち少なくとも一方を基に、前記複数のユニット及び前記コントローラのそれぞれに対して、通信を行う際に割り当てる通信許可時間を決定する。
(【0011】以降は省略されています)
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