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公開番号
2025115818
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024010480
出願日
2024-01-26
発明の名称
熱源ユニットおよび冷凍システム
出願人
株式会社ダイキンアプライドシステムズ
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
F25B
1/00 20060101AFI20250731BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】冷凍装置の効率の低下を抑制する熱源ユニットを提供する。
【解決手段】冷凍サイクルを実行する冷媒回路(R)を構成し、冷媒回路(R)に接続される圧縮機(22)および放熱器(23)を備える熱源ユニットであって、冷媒回路(R)には、蒸発器(33)が接続され、冷凍サイクルの実行時において蒸発器(33)と圧縮機(22)とをつなぐ吸入配管(12)の圧力損失をΔP
1
としたときに、圧縮機(22)の吸入圧力が、予め設定した吸入圧力からΔP
1
を減じた値になるように圧縮機(22)の周波数を可変させる制御部(100)を備え、ΔP
1
は、予め算出された吸入配管(12)の圧力損失ΔP
0
と、圧縮機(22)の回転数とに基づいて演算される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
冷凍サイクルを実行する冷媒回路(R)を構成し、前記冷媒回路(R)に接続される圧縮機(22)および放熱器(23)を備える熱源ユニットであって、
前記冷媒回路(R)には、蒸発器(33)が接続され、
前記冷凍サイクルの実行時において前記蒸発器(33)と前記圧縮機(22)とをつなぐ吸入配管(12)の圧力損失をΔP
1
としたときに、
前記圧縮機(22)の吸入圧力が、予め設定した吸入圧力からΔP
1
を減じた値になるように前記圧縮機(22)の周波数を可変させる制御部(100)を備え、
前記ΔP
1
は、予め算出された前記吸入配管(12)の圧力損失ΔP
0
と、前記圧縮機(22)の回転数とに基づいて演算される
熱源ユニット。
続きを表示(約 150 文字)
【請求項2】
前記ΔP
0
は、前記圧縮機(22)の回転数が最大となるときの圧力損失である
請求項1に記載の熱源ユニット。
【請求項3】
請求項1または2に記載の熱源ユニット(20)および前記蒸発器(33)を備える利用ユニット(30)を有する冷凍システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、熱源ユニットおよび冷凍システムに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示の空気調和装置に設けられる圧縮機は、冷凍サイクルにおける低圧の冷媒を高圧になるまで圧縮する。圧縮機は、例えば冷房運転において冷媒の蒸発温度が目標温度に近づくように容量制御される。圧縮機の容量制御はモータの回転数(周波数)制御により行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-172986号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、利用ユニットと熱源ユニットとを備える冷凍装置において、予め設定された冷媒の吸入温度で圧縮機の容量制御を行った場合、蒸発器と圧縮機との間の吸入配管に生じる圧力損失によって吸入温度と蒸発温度とに差が生じる。予め設定された吸入温度は、圧縮機の容量制御によって所定の温度に維持できるが、蒸発温度は圧縮機の回転数によって変動するため、圧縮機の回転数が比較的高い場合は吸入配管の圧力損失の増大により蒸発温度が上昇し、圧縮機の回転数が比較的低い場合は吸入配管の圧力損失の減少により蒸発温度は低下する。このように、蒸発温度は、利用ユニットでの冷却状態の変動に関係するため、従来では圧縮機の回転数が高くなった状態でも吸入温度を低く設定することで所定の蒸発温度を確保できるが、これでは冷凍装置の効率が低下する。
【0005】
本開示の目的は、冷凍装置の効率の低下を抑制する熱源ユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様は、
冷凍サイクルを実行する冷媒回路(R)を構成し、前記冷媒回路(R)に接続される圧縮機(22)および放熱器(23)を備える熱源ユニットであって、
前記冷媒回路(R)には、蒸発器(33)が接続され、
前記冷凍サイクルの実行時において前記蒸発器(33)と前記圧縮機(22)とをつなぐ吸入配管(12)の圧力損失をΔP
1
としたときに、
前記圧縮機(22)の吸入圧力が、予め設定した吸入圧力からΔP
1
を減じた値になるように前記圧縮機(22)の周波数を可変させる制御部(100)を備え、
前記ΔP
1
は、予め算出された前記吸入配管(12)の圧力損失ΔP
0
と、前記圧縮機(22)の回転数とに基づいて演算される
熱源ユニットである。
【0007】
第1の態様では、このように吸入配管(12)の圧力損失に基づいて吸入圧力を可変設定することで、蒸発器(33)の蒸発温度を安定させることができる。
【0008】
第2の態様は、第1の態様において、
前記ΔP
0
は、前記圧縮機(22)の回転数が最大となるときの圧力損失である。
【0009】
第2の態様では、圧縮機(22)の回転数が最大となるときの吸入配管(12)の圧力損失に基づくことで、より正確に蒸発器(33)の蒸発温度を制御できる。
【0010】
第3の態様は、第1または第2の態様の熱源ユニット(20)および前記蒸発器(33)を備える利用ユニット(30)を有する冷凍システムである。
(【0011】以降は省略されています)
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