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公開番号
2025115834
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024010514
出願日
2024-01-26
発明の名称
表示装置及び表示システム
出願人
株式会社Magnolia White
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G02F
1/1343 20060101AFI20250731BHJP(光学)
要約
【課題】画素が高精細化しても、透過率を向上させる表示装置及び表示システムを提供する。
【解決手段】表示装置は、アレイ基板と、対向基板と、液晶層とを有している。アレイ基板は、信号線と、走査線と、複数の画素電極と重畳する共通電極と、格子状で遮光性の導電層を備える。導電層は、走査線及び信号線に重畳する枠部と、第1区画と第2区画の2つに画素を区切る分割線部とを有している。共通電極は、画素毎に、1スリットと、第2スリットとを有している。第1スリットの第1辺と第2辺との間隔は、第2スリットに近づくにつれて徐々に小さくなり、第2スリットの第3辺と第4辺との間隔は、第1スリットに近づくにつれて徐々に小さくなる。分割線部は、第1辺と第3辺との間、及び第2辺と第4辺との間に配置されている。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
アレイ基板と、
前記アレイ基板に対向する対向基板と、前記アレイ基板と前記対向基板との間に液晶分子を含む液晶層と、を有し、
前記アレイ基板は、
第1方向に間隔をおいて並ぶ複数の信号線と、
第2方向に間隔をおいて並ぶ複数の走査線と、
隣り合う2つの信号線及び隣り合う2つの走査線に囲まれる画素の開口毎に配置された複数の画素電極と、
画素毎に配置された複数の半導体と、
絶縁膜を介して複数の前記画素電極と重畳する共通電極と、
前記共通電極に直接積層され、格子状で遮光性の導電層を備え、
前記導電層は、前記走査線及び前記信号線に重畳する枠部と、第1区画と第2区画の2つに前記画素を区切る分割線部とを有し、
前記共通電極は、前記画素毎に、第1辺と、平面視で前記第1辺と対向する第2辺を少なくとも有し、前記第1区画に配置される第1スリットと、少なくとも第3辺と、平面視で前記第3辺と対向する第4辺を少なくとも有し、前記第2区画に配置される第2スリットとを有し、
前記第1辺と前記第2辺との間隔は、前記第2スリットに近づくにつれて徐々に小さくなり、
前記第3辺と前記第4辺との間隔は、前記第1スリットに近づくにつれて徐々に小さくなり、
前記分割線部は、前記第1辺と前記第3辺との間、及び前記第2辺と前記第4辺との間に配置されている、
表示装置。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記半導体と前記画素電極との接続が前記第1区画に配置されており、前記第1区画の面積は、前記第2区画の面積よりも大きい、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
平面視で、前記第1辺、前記第2辺、前記第3辺及び前記第4辺は、前記枠部と交差し、前記第1辺、前記第2辺、前記第3辺及び前記第4辺のいずれかと、前記分割線部と、前記枠部とで囲まれる部分は、三角形である、請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
隣り合う前記枠部は、前記第1辺と前記第2辺との間、又は前記第3辺と前記第4辺との間よりも小さい部分がある、請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
前記第1スリットは、台形形状を含み、前記第1辺と前記第2辺とをつなぐ第5辺は、前記分割線部に沿っており、前記第2スリットは、台形形状を含み、前記第3辺と前記第4辺とをつなぐ第6辺は、前記分割線部に沿っている、請求項1に記載の表示装置。
【請求項6】
前記第1スリットと前記第2スリットとは、第3スリットで接続されており、前記第3スリットは、前記分割線部で覆われている、請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
前記画素電極と前記共通電極との間に電圧が印加されると、前記液晶分子の長軸方向は、前記第1辺及び前記第3辺の近傍領域において回転方向が互いに逆回りに、かつ前記第2辺及び前記第4辺の近傍領域において回転方向が互いに逆回りに回転する、請求項1に記載の表示装置。
【請求項8】
レンズと、
請求項1から7のいずれか1項に記載の表示装置と、
前記表示装置に画像を出力する制御装置と、を備える、
表示システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置及び表示システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1及び特許文献2には、応答速度及び透過率を向上させる表示装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-232136号公報
特開2019-113584号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、画素が高精細化すると電極の櫛歯形成が難しくなる。特許文献2では、複数の液晶ドメインと、液晶分子の配向変化がほとんど生じない複数の暗領域が形成される。特許文献2では、スリットが信号線と走査線とに囲まれた開口の内側におさまっている。しかしながら、特許文献2では、画素が高精細化すると、スリットが信号線又は走査線に重なり、透過率か低下してしまう可能性がある。
【0005】
本開示の目的は、画素が高精細化しても、透過率を向上させる表示装置及び表示システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一態様の表示装置は、アレイ基板と、前記アレイ基板に対向する対向基板と、前記アレイ基板と前記対向基板との間に液晶分子を含む液晶層と、を有し、前記アレイ基板は、第1方向に間隔をおいて並ぶ複数の信号線と、第2方向に間隔をおいて並ぶ複数の走査線と、隣り合う2つの信号線及び隣り合う2つの走査線に囲まれる画素の開口毎に配置された複数の画素電極と、画素毎に配置された複数の半導体と、絶縁膜を介して複数の前記画素電極と重畳する共通電極と、前記共通電極に直接積層され、格子状で遮光性の導電層を備え、前記導電層は、前記走査線及び前記信号線に重畳する枠部と、第1区画と第2区画の2つに前記画素を区切る分割線部とを有し、前記共通電極は、前記画素毎に、第1辺と、平面視で前記第1辺と対向する第2辺を少なくとも有し、前記第1区画に配置される第1スリットと、少なくとも第3辺と、平面視で前記第3辺と対向する第4辺を少なくとも有し、前記第2区画に配置される第2スリットとを有し、前記第1辺と前記第2辺との間隔は、前記第2スリットに近づくにつれて徐々に小さくなり、前記第3辺と前記第4辺との間隔は、前記第1スリットに近づくにつれて徐々に小さくなり、前記分割線部は、前記第1辺と前記第3辺との間、及び前記第2辺と前記第4辺との間に配置されている。
【0007】
一態様の表示システムは、上述した表示装置と、前記表示装置に画像を出力する制御装置と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1に係る表示システムの一例を示す構成図である。
図2は、表示装置とユーザの目との相対関係の一例を示す模式図である。
図3は、実施形態1に係る表示システムの構成の一例を示すブロック図である。
図4は、実施形態1に係る表示領域の画素配列を表す回路図である。
図5は、実施形態1に係る表示パネルの一例を示す模式図である。
図6は、実施形態1において、表示領域の一部を拡大して模式的に示す模式図である。
図7は、図6のVII-VII’の断面を模式的に示す断面図である。
図8は、実施形態1に係る表示領域と周辺領域の境界を模式的に示す断面図である。
図9は、図8のIX-IX’の断面を模式的に示す断面図である。
図10は、スリットと液晶ドメインとの関係を模式的に示す平面図である。
図11は、比較例のスリットと液晶ドメインとの関係を模式的に示す平面図である。
図12は、実施形態2において、表示領域の一部を拡大して模式的に示す模式図である。
図13は、図12のXIII-XIII’の断面を模式的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本開示が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本開示の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本開示の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
【0010】
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る表示システムの一例を示す構成図である。図2は、表示装置とユーザの目との相対関係の一例を示す模式図である。
(【0011】以降は省略されています)
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