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公開番号
2025116356
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-08
出願番号
2024010725
出願日
2024-01-29
発明の名称
バルーンカテーテル
出願人
テルモ株式会社
代理人
IBC一番町弁理士法人
主分類
A61M
25/10 20130101AFI20250801BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】湾曲や分岐した血管を通過した際のバルーンの先端筒状部の剥離が抑制できるバルーンカテーテルを提供すること。
【解決手段】円筒状部材160と、円筒状部材160の基端側に配置され、先端側筒状部141と、筒状に拡張可能な空間を有する作動部143と、先端側筒状部141と作動部143の間に連なる先端側テーパー部142と、を含むバルーン140と、を含み、軸方向断面視において、先端側筒状部141の最先端141aは、円筒状部材160の外表面161に対して径方向の内側に位置し、かつ先端側筒状部141の少なくとも最先端141a及び最先端141aより径方向内側の径方向内側内表面141cの一部が円筒状部材160と接触して位置する。
【選択図】図3A
特許請求の範囲
【請求項1】
円筒状部材と、
前記円筒状部材の基端側に配置され、先端側筒状部と、筒状に拡張可能な空間部を有する作動部と、前記先端側筒状部と前記作動部の間に連なる先端側テーパー部と、を含むバルーンと、を含み、
軸方向断面視において、前記先端側筒状部の最先端は、前記円筒状部材の外表面に対して径方向の内側に位置し、かつ前記先端側筒状部の少なくとも前記最先端及び前記最先端より径方向内側の径方向内側内表面の一部が前記円筒状部材と接触して位置する、バルーンカテーテル。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
軸方向断面視において、前記円筒状部材は、前記先端側筒状部の前記最先端、前記最先端より径方向外側の径方向外側外表面、及び前記径方向内側内表面を有する先端部を覆って連続的に接する境界部を含む、請求項1に記載のバルーンカテーテル。
【請求項3】
前記境界部は、前記先端側筒状部の前記最先端を介して曲線状に連続する曲線部を含む、請求項2に記載のバルーンカテーテル。
【請求項4】
軸方向断面視において、前記円筒状部材は、前記先端側筒状部の前記最先端、前記最先端より径方向外側の外表面先端部を覆って連続的に接する湾曲形状の境界部を含み、
径方向において、前記境界部と前記外表面との距離が前記境界部の前記湾曲形状に従って小さくなり、前記円筒状部材の外表面基端にて終端している、請求項1に記載のバルーンカテーテル。
【請求項5】
前記円筒状部材の基端側に配置される第1管状体を有し、
前記第1管状体の外表面と前記作動部の内表面とで前記空間部を形成する、請求項1~4の何れか1項に記載のバルーンカテーテル。
【請求項6】
軸方向断面視において、前記第1管状体の先端部と、前記先端側筒状部の前記先端部は、前記円筒状部材の一部を挟持する挟持部を構成する、請求項5に記載のバルーンカテーテル。
【請求項7】
前記第1管状体の最先端は、前記先端側筒状部の前記最先端より先端側に位置する、請求項5に記載のバルーンカテーテル。
【請求項8】
前記先端側筒状部の前記最先端は、前記第1管状体の最先端より先端側に位置する、請求項5に記載のバルーンカテーテル。
【請求項9】
円筒状部材と、
前記円筒状部材の基端側に配置され、先端側筒状部と、拡張可能な空間部を有する作動部と、を含むバルーンと、を含み、
軸方向断面視において、前記先端側筒状部の先端部は、軸方向先端側を凸とする舌片状に形成されており、前記円筒状部材は、前記舌片状の前記先端部を径方向内側及び外側において密着して覆っている、バルーンカテーテル。
【請求項10】
前記円筒状部材の基端側に配置される第1管状体を有し、
前記第1管状体の外表面と前記作動部の内表面とで前記空間部を形成する、請求項9に記載のバルーンカテーテル。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バルーンカテーテルに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
血管等の生体管腔内で行われる各種の医療行為の実施に際して、生体管腔内の病変部を拡張するバルーンを備えたバルーンカテーテル(例えば下記の特許文献1)等を使用することがある。一般的に、バルーンカテーテルには、長尺なシャフトと、シャフトの先端側に配置されるソフトチップ等の円筒状部材が備えられている。バルーンは、先端ネック部(先端側筒状部)が円筒状部材及びシャフト内管(第1管状体)の外周面に接合されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-160536号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されるバルーンカテーテルは、円筒状部材及び第1管状体の外周面にバルーンの先端側筒状部が接合されている。バルーンカテーテルは、湾曲や分岐した血管に挿入されると、血管形状に追従して曲がろうとする。バルーンカテーテルのバルーンは、血管形状に追従して曲がろうとした際、円筒状部材と先端側筒状部との融着部分が剥離することがある。バルーンの先端側筒状部の剥離は、血管通過性の低減等の不具合が生じ得るため、極力抑制する必要がある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、具体的には、湾曲や分岐した血管を通過した際のバルーンの先端筒状部の剥離を抑制できるバルーンカテーテルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の上記目的は、下記(1)~(12)の何れかの手段によって達成される。
【0007】
(1)円筒状部材と、前記円筒状部材の基端側に配置され、先端側筒状部と、筒状に拡張可能な空間部を有する作動部と、前記先端側筒状部と前記作動部の間に連なる先端側テーパー部と、を含むバルーンと、を含み、軸方向断面視において、前記先端側筒状部の最先端は、前記円筒状部材の外表面に対して径方向の内側に位置し、かつ前記先端側筒状部の少なくとも前記最先端及び前記最先端より径方向内側の径方向内側内表面の一部が前記円筒状部材と接触して位置する、バルーンカテーテル。
【0008】
(2)軸方向断面視において、前記円筒状部材は、前記先端側筒状部の前記最先端、前記最先端より径方向外側の径方向外側外表面、及び前記径方向内側内表面を有する先端部を覆って連続的に接する境界部を含む、上記(1)に記載のバルーンカテーテル。
【0009】
(3)前記境界部は、前記先端側筒状部の前記最先端を介して曲線状に連続する曲線部を含む、上記(2)に記載のバルーンカテーテル。
【0010】
軸方向断面視において、前記円筒状部材は、前記先端側筒状部の前記最先端、前記最先端より径方向外側の外表面先端部を覆って連続的に接する湾曲形状の境界部を含み、径方向において、前記境界部と前記外表面との距離が前記境界部の前記湾曲形状に従って小さくなり、前記円筒状部材の外表面基端にて終端している、上記(1)に記載のバルーンカテーテル。
(【0011】以降は省略されています)
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