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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025117496
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024066307
出願日
2024-04-16
発明の名称
電子機器、画像処理方法、プログラム及び記憶媒体
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
H04N
23/611 20230101AFI20250804BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 複数の被写体が主被写体らしさの高い姿勢を取っている場合に、主被写体の変更の応答性に対する低下を抑制しつつ、主被写体の変更が頻繁に発生しないようにすること。
【解決手段】 繰り返し撮影を行って得られる画像から、1以上の被写体を検出する第1の検出手段と、前記第1の検出手段により検出された各被写体が、予め決められた動作状態にあるかどうかを判定する判定手段と、前記第1の検出手段により検出された被写体のうち、いずれかを主被写体として選択する選択手段と、前記判定手段により前記動作状態にあると判定された被写体が前記選択手段により主被写体として選択された場合に、以降の画像における前記主被写体の変更を制限する制御手段とを有する。
【選択図】 図11
特許請求の範囲
【請求項1】
繰り返し撮影を行って得られる画像から、1以上の被写体を検出する第1の検出手段と、
前記第1の検出手段により検出された各被写体が、予め決められた動作状態にあるかどうかを判定する判定手段と、
前記第1の検出手段により検出された被写体のうち、いずれかを主被写体として選択する選択手段と、
前記判定手段により前記動作状態にあると判定された被写体が前記選択手段により主被写体として選択された場合に、以降の画像における前記主被写体の変更を制限する制御手段と
を有することを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記制御手段は、前記主被写体として選択された被写体が前記動作状態にあると判定されてから予め決められた期間、前記主被写体を変更しないように制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記選択手段による選択の感度を設定する設定手段を更に有し、
前記感度が第1の感度の場合に、前記感度が前記第1の感度よりも高い第2の感度の場合よりも、前記予め決められた期間を長くすることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
1つの画像において前記主被写体として選択された被写体が前記動作状態に無く、以降の画像において、前記動作状態にある他の被写体が検出されている場合に、前記選択手段は、前記動作状態にある当該被写体を前記主被写体として選択し直すことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項5】
前記以降の画像において、前記主被写体として選択された前記動作状態にある被写体が、予め決められた期間、検出されなかった場合に、前記制御手段は、前記主被写体の変更の制限を解除するように制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
前記以降の画像において、前記主被写体として選択された前記動作状態にある被写体が、フレームから外れた場合に、前記制御手段は、前記主被写体の変更の制限を解除するように制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項7】
前記動作状態に関連した予め決められた物体を検出する第2の検出手段を更に有し、
前記選択手段は、前記判定手段による判定結果と、前記物体の位置とに基づいて、前記主被写体を選択することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項8】
前記以降の画像において、前記主被写体として選択された前記動作状態にある被写体を含む複数の被写体が、前記物体から予め決められた距離の範囲内において検出された場合に、前記制御手段は、前記主被写体の変更を抑制するように制御することを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
【請求項9】
前記以降の画像において、前記物体が、前記主被写体として選択された前記動作状態にある被写体から、前記動作状態にある別の被写体に近づくように移動した場合に、前記制御手段は、当該別の被写体への前記主被写体の変更を抑制しないように制御することを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
【請求項10】
前記以降の画像において、前記物体と前記主被写体として選択された前記動作状態にある被写体との距離よりも、前記物体と前記動作状態にある別の被写体との距離が近い場合に、前記制御手段は、当該別の被写体への前記主被写体の変更を抑制しないように制御することを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は電子機器、画像処理方法、プログラム及び記憶媒体に関し、特に、電子機器における被写体検出技術に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、デジタルカメラ等の撮像装置において、撮影画像から被写体を検出し、検出した被写体に対して焦点調節や露出制御等の撮像制御を行う技術が提案されている。このような技術を備えた撮像装置では、撮影画像から複数の被写体を検出した場合に、検出した被写体の中から主被写体を自動で選択することにより、ユーザーの撮像操作を支援する機能を備えたものがある。
【0003】
例えば、特許文献1では、撮影画像から検出した複数の被写体の姿勢情報を取得し、姿勢情報に基づいて主被写体らしさを算出することで主被写体選択を行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-071794号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示された従来技術では、複数の被写体が主被写体らしさの高い姿勢状態にある場合に、姿勢の変化に応じて主被写体らしさが変化することで、複数の被写体間で頻繁に選択される主被写体が変わってしまう可能性がある。その結果、撮影シーンにおける主被写体が定まらずに、安定した撮影ができなくなる可能性がある。一方で、これを回避するために単純に主被写体の変更を制限するだけでは、ある被写体が主被写体らしさの高い状態である場合に、その被写体への主被写体変更の応答性が低下してしまう。
【0006】
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、複数の被写体が主被写体らしさの高い姿勢を取っている場合に、主被写体の変更の応答性に対する低下を抑制しつつ、主被写体の変更が頻繁に発生しないようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、繰り返し撮影を行って得られる画像から、1以上の被写体を検出する第1の検出手段と、前記第1の検出手段により検出された各被写体が、予め決められた動作状態にあるかどうかを判定する判定手段と、前記第1の検出手段により検出された被写体のうち、いずれかを主被写体として選択する選択手段と、前記判定手段により前記動作状態にあると判定された被写体が前記選択手段により主被写体として選択された場合に、以降の画像における前記主被写体の変更を制限する制御手段とを有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、複数の被写体が主被写体らしさの高い姿勢を取っている場合に、主被写体の変更に対する応答性の低下を抑制しつつ、主被写体の変更が頻繁に発生しないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1の実施形態に係るデジタルカメラシステムの機能構成例を示すブロック図。
第1の実施形態に係る射出瞳と光電変換部との対応関係の例を示す図。
第1の実施形態に係る視線検出部の構成例を示す模式図。
第1の実施形態に係るアクション判定による被写体変更の感度設定画面を示す図。
実施形態に係る撮影準備動作及び連続撮影動作の手順を示すフローチャート。
(a)は、第1の実施形態に係る主被写体領域の設定処理における画像処理部の機能構成を示すブロック図、(b)は、統合検出情報の一例を示す図。
第1の実施形態に係る主被写体領域設定処理の手順を示すフローチャート。
第1の実施形態に係る被写体追尾処理、固有物体検出処理、被写体検出処理を実施した結果の一例を示す図。
第1の実施形態に係るアクション判定処理の一例を示す図。
第1の実施形態に係る被写体特徴領域の優先度を説明する図。
第1の実施形態に係る主被写体領域決定処理の手順を示すフローチャート。
第1の実施形態に係る主被写体領域の決定処理の具体例を示す図。
第2の実施形態に係る主被写体領域決定処理の手順を示すフローチャート。
変形例に係る主被写体領域決定処理の手順を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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