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公開番号
2025117949
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012961
出願日
2024-01-31
発明の名称
電解水供給装置
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C02F
1/461 20230101AFI20250805BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約
【課題】電解水供給装置を小型化する技術を提供する。
【解決手段】貯水部114は、第1開閉部112が開いている場合に、給水路110から供給された水を貯水する。塩化物イオン供給部116は、貯水部114に塩化物イオンを供給可能である。電解部118は、貯水部114における塩化物イオンを有した水を電気分解して電解水を生成する。制御部130は、第2開閉部20を閉じ、かつ第1開閉部112を開いた状態において、水位センサ126が第1水位を検知してから第2水位を検知するまでの時間を計測する。制御部130は、第1開閉部112を閉じ、かつ第2開閉部20を開けた状態において、取水部120が取水路122から送水すべき送水量を、計測した時間をもとに調節する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
水道水を供給する主水路から分岐位置で分岐する給水路と、
前記給水路を開閉する第1開閉部と、
前記第1開閉部が開いている場合に、前記給水路から供給された水を貯水する貯水部と、
前記貯水部に塩化物イオンを供給可能な塩化物イオン供給部と、
前記貯水部における前記塩化物イオンを有した水を電気分解して電解水を生成する電解部と、
前記貯水部の前記電解水を取水可能な取水部と、
前記取水部から延びて前記主水路の合流位置で合流し、かつ前記取水部によって取水された前記電解水を前記主水路に送水する取水路と、
前記貯水部における第1水位と、前記第1水位よりも高い第2水位とを検知可能な水位センサと、
前記主水路において前記分岐位置と前記合流位置との間に設けられる第2開閉部、前記第1開閉部、前記取水部を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記第2開閉部を閉じ、かつ前記第1開閉部を開いた状態において、前記水位センサが前記第1水位を検知してから前記第2水位を検知するまでの時間を計測し、
前記制御部は、前記第1開閉部を閉じ、かつ前記第2開閉部を開けた状態において、前記取水部が前記取水路から送水すべき送水量を、計測した前記時間をもとに調節する電解水供給装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記制御部は、計測した前記時間が短くなるほど、前記取水部が前記取水路から送水すべき送水量を大きくする請求項1に記載の電解水供給装置。
【請求項3】
水道水を供給する主水路から分岐位置で分岐する給水路と、
前記給水路を開閉する第1開閉部と、
前記第1開閉部が開いている場合に、前記給水路から供給された水を貯水する貯水部と、
前記貯水部に塩化物イオンを供給可能な塩化物イオン供給部と、
前記貯水部における前記塩化物イオンを有した水を電気分解して電解水を生成する電解部と、
貯水部の前記電解水を取水可能な取水部と、
前記取水部から延びて前記主水路の合流位置で合流し、かつ前記取水部によって取水された前記電解水を前記主水路に送水する取水路と、
前記貯水部における第1水位と、前記第1水位よりも高い第2水位とを検知可能な水位センサと、
前記主水路において前記分岐位置と前記合流位置との間に設けられる第2開閉部、前記第1開閉部、前記取水部、前記電解部を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記第2開閉部を閉じ、かつ前記第1開閉部を開いた状態において、前記水位センサが前記第1水位を検知してから前記第2水位を検知するまでの時間を計測し、
前記制御部は、前記第1開閉部を閉じ、かつ前記第2開閉部を開けた状態において、前記取水部に前記取水路から送水させ、
前記制御部は、計測した前記時間をもとに、前記電解部における電解時間を調節する電解水供給装置。
【請求項4】
前記制御部は、計測した前記時間が短くなるほど、前記電解部における電解時間を長くする請求項3に記載の電解水供給装置。
【請求項5】
前記第1水位は渇水水位であり、前記第2水位は満水水位である請求項1から4のいずれか1項に記載の電解水供給装置。
【請求項6】
前記貯水部は、分離壁により第1貯水部と第2貯水部に分離され、
前記第1貯水部には前記給水路と前記電解部が配置され、
前記第2貯水部には前記取水部と前記水位センサが配置される請求項1に記載の電解水供給装置。
【請求項7】
前記第1水位は渇水水位であり、前記第2水位は前記分離壁の上端よりも低い水位である請求項6に記載の電解水供給装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電解水供給装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
電解水供給装置は、電解水生成装置を備え、電解水生成装置で生成された電解水と水道水等の希釈水を混合して、希釈電解水を吐水する。このような電解水供給装置は、流量センサと流量調整弁とを備え、希釈水量を調整することによって、吐水する希釈電解水を所望の濃度に維持する(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-198573号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
キッチン等の水周りを衛生的に保つために電解水供給装置が使用される場合、シンク上やキャビネット内スペースに備え付けられるように小型化が求められる。しかしながら、電解水供給装置に流量センサと流量調整弁が使用されると、部品点数が多くなり大型化してしまう。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、電解水供給装置を小型化する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示のある態様の電解水供給装置は、水道水を供給する主水路から分岐位置で分岐する給水路と、給水路を開閉する第1開閉部と、第1開閉部が開いている場合に、給水路から供給された水を貯水する貯水部と、貯水部に塩化物イオンを供給可能な塩化物イオン供給部と、貯水部における塩化物イオンを有した水を電気分解して電解水を生成する電解部と、貯水部の電解水を取水可能な取水部と、取水部から延びて主水路の合流位置で合流し、かつ取水部によって取水された電解水を主水路に送水する取水路と、貯水部における第1水位と、第1水位よりも高い第2水位とを検知可能な水位センサと、主水路において分岐位置と合流位置との間に設けられる第2開閉部、第1開閉部、取水部を制御する制御部とを備える。制御部は、第2開閉部を閉じ、かつ第1開閉部を開いた状態において、水位センサが第1水位を検知してから第2水位を検知するまでの時間を計測し、制御部は、第1開閉部を閉じ、かつ第2開閉部を開けた状態において、取水部が取水路から送水すべき送水量を、計測した時間をもとに調節する。
【0007】
本開示の別の態様もまた、電解水供給装置である。この装置は、水道水を供給する主水路から分岐位置で分岐する給水路と、給水路を開閉する第1開閉部と、第1開閉部が開いている場合に、給水路から供給された水を貯水する貯水部と、貯水部に塩化物イオンを供給可能な塩化物イオン供給部と、貯水部における塩化物イオンを有した水を電気分解して電解水を生成する電解部と、貯水部の電解水を取水可能な取水部と、取水部から延びて主水路の合流位置で合流し、かつ取水部によって取水された電解水を主水路に送水する取水路と、貯水部における第1水位と、第1水位よりも高い第2水位とを検知可能な水位センサと、主水路において分岐位置と合流位置との間に設けられる第2開閉部、第1開閉部、取水部、電解部を制御する制御部とを備える。制御部は、第2開閉部を閉じ、かつ第1開閉部を開いた状態において、水位センサが第1水位を検知してから第2水位を検知するまでの時間を計測し、制御部は、第1開閉部を閉じ、かつ第2開閉部を開けた状態において、取水部に取水路から送水させ、制御部は、計測した時間をもとに、電解部における電解時間を調節する。
【0008】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、電解水供給装置を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1(a)-(e)は、実施例に係る電解水供給装置の動作概要を示す図である。
図1(a)-(e)の制御部に保持されるテーブルのデータ構造を示す図である。
図1(a)-(e)の電解水供給装置による送水手順を示すフローチャートである。
変形例1に係る制御部に保持されるテーブルのデータ構造を示す図である。
図5(a)-(f)は、変形例2に係る電解水供給装置の動作概要を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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