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公開番号2025118091
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024013194
出願日2024-01-31
発明の名称表皮付き内装部品
出願人ダイキョーニシカワ株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類B60R 7/04 20060101AFI20250805BHJP(車両一般)
要約【課題】表皮付き内装部品の型崩れを抑制する。
【解決手段】基材7と、基材7の表側に配設された表皮9とを備えたコンソール1において、表皮9に、表側に膨出する膨出部9aを形成し、表皮9の膨出部9aの内部に、芯材としての接着剤11を収容して膨出部9aに裏側から接着する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
基材（7）と、上記基材（7）の表側に配設された表皮（9）とを備えた表皮付き内装部品であって、
上記表皮（9）には、表側に膨出する膨出部（9a）が形成され、
上記表皮（9）の膨出部（9a）の内部には、芯材（11,35）が収容されて上記膨出部（9a）に裏側から接着されていることを特徴とする表皮付き内装部品。
続きを表示（約 520 文字）【請求項２】
請求項１に記載の表皮付き内装部品において、
上記芯材（11）は、接着剤からなることを特徴とする表皮付き内装部品。
【請求項３】
請求項１又は２に記載の表皮付き内装部品において、
上記基材（7）の表側には、クッション性を有する材料で構成されたクッション層（13）が配設され、
上記表皮（9）は、上記クッション層（13）の表側に配設されていることを特徴とする表皮付き内装部品。
【請求項４】
請求項１又は２に記載の表皮付き内装部品において、
上記表皮（9）の裏側には、上記表皮（9）における上記膨出部（9a）の近傍の所定の領域（9b）に対する表側からの押圧又は指の接近を検知するスイッチ装置（25,29）が配設されていることを特徴とする表皮付き内装部品。
【請求項５】
請求項３に記載の表皮付き内装部品において、
上記表皮（9）の裏側には、上記表皮（9）における上記膨出部（9a）の近傍の所定の領域（9b）に対する表側からの押圧又は指の接近を検知するスイッチ装置（25,29）が配設されていることを特徴とする表皮付き内装部品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、基材と、上記基材の表側に配設された表皮とを備えた表皮付き内装部品に関する。
続きを表示（約 890 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、基材と、上記基材の表側に配設された表皮とを備えた表皮付き内装部品が開示されている。この表皮付き内装部品では、上記基材の表面に突出部が突設されるとともに、上記表皮に、表側に膨出する膨出部が形成されている。そして、表皮の膨出部に、基材の突出部を芯材として裏側から収容している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－５５２６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、特許文献１では、表皮の基材への張り込み時、及び表皮の熱収縮時等に、表皮の膨出部と基材の突出部との間に隙間が形成され、型崩れを招く虞がある。
【０００５】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、表皮付き内装部品の型崩れを抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記の目的を達成するため、本発明は、膨出部に収容される芯材を、膨出部に接着したことを特徴とする。
【０００７】
具体的には、第１の発明は、基材と、上記基材の表側に配設された表皮とを備えた表皮付き内装部品を対象とし、次のような解決手段を講じた。
【０００８】
すなわち、第１の発明は、上記表皮には、表側に膨出する膨出部が形成され、上記表皮の膨出部の内部には、芯材が収容されて上記膨出部に裏側から接着されていることを特徴とする。
【０００９】
第２の発明は、第１の発明に係る表皮付き内装部品において、上記芯材は、接着剤からなることを特徴とする。
【００１０】
第３の発明は、第１又は第２の発明に係る表皮付き内装部品において、上記基材の表側には、クッション性を有する材料で構成されたクッション層が配設され、上記表皮は、上記クッション層の表側に配設されていることを特徴とする。
（【００１１】以降は省略されています）

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